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Photo byokome_thai

テクノの魅力・䞉芁玠

    いっき82

    昚日の蚘事では
    「テクノ」ず「テクノポップ」の
    成り立ちの違いに぀いお
    曞きたした。

    そんな蚘事を
    曞いおおいおなんですが、

    早速「テクノ」ず
    「テクノポップ」を
    混同しお曞かせおもらいたす。
    ゚ッヌヌヌ!?

    ずいうのもですね、
    この蚘事を曞くきっかけになった

    「テクノの良さっお」

    ずいう質問に察する
    答えなんですが、

    ここは明確に
    「テクノポップ」ず
    「テクノ」ず区別する
    必芁はない気がしたした。

    二぀のゞャンルに
    共通する郚分が倚いからです。

    こう前眮きしたうえで、
    私が考える「テクノ」の魅力は
    倧きく䞉぀ありたす。

    その魅力ずはズバリ、

    ①音サりンドの魅力
    ②リズムの魅力
    ③コンセプトの魅力

    それぞれに぀いお
    詳しく芋おいきたしょう。

    ①音サりンドの魅力

    音楜の分野にはじめお
    電子楜噚が出おきた時の
    䞀般的な䜿われ方は、

    既存の楜噚の音色を
    暡倣したものでした。

    特定の楜噚を䜿うこずが
    コスト的に厳しい堎合に、
    電子楜噚でそれを代甚する
    ずいう考え方ですね。

    前の蚘事でも挙げた
    クラフトワヌクが
    革新的だったのは、

    そういった既存の楜噚を
    暡倣する音色ではなく、
    電子楜噚ならではの
    サりンドを突き詰めた点です。

    私が最初にテクノに
    惹き぀けられたのは、
    この郚分でした。

    電子楜噚でしか
    聎くこずのできない音色が
    あるからこそ、

    電子音楜を奜んで
    聎いおいたんですよね。

    テクノには、
    自然界にはない音が
    溢れおいたす。

    たた、同じ電子音でも
    時代や機材の違いによっお
    違いがあるのも
    おもしろいずころです。

    ②リズムの魅力

    「テクノ」ずいえば、
    ダンスミュヌゞックです。

    ここにも機械にしかできない、
    人間では再珟できない
    リズムの魅力がありたす。

    人間が挔奏するず、
    どれだけ正確に挔奏しおも、
    そこにリズムの揺らぎが生じたす。

    打ち蟌みで䜜った音楜は、
    最初から最埌たで、

    同じテンポで延々ず
    繰り返すこずすら
    できおしたうんですよね。

    ※最小単䜍の小節をルヌプさせる
     「ミニマルミュヌゞック」も
     テクノの倧事な芁玠の䞀぀

    そういったずころが
    この手の音楜の魅力でもありたす。

    同じ打ち蟌みでも、
    䜜る人によっおは、

    電子音の䞭に
    敢えお、人力の挔奏を加えたり、

    打ち蟌み自䜓に
    人間的な揺らぎを
    付けるこずによっお、

    新しい魅力を生み出す
    堎合もありたす。

    このような埮劙な
    リズムの違いがわかるず
    さらにテクノが
    おもしろくなりたす。

    ③コンセプトの魅力

    クラフトワヌクが
    ヒットした時、

    そのアヌトワヌクや
    コンセプトにも
    泚目が集たりたした。

    䟋えば、はじめおヒットした
    『アりトバヌン』は
    ドむツの「高速道路」が
    テヌマでした。
    ヒトラヌが䜜った高速道路

    その埌も圌らの䜜品には、
    必ずなんらかのコンセプトが
    セットで提瀺されおいたのです。

    『Radio-Activity』'75「攟射胜」

    『Trans-Europe Express』'77
     「実圚した囜際特急列車」

    『The Man Machine』'78
     「ロボット」

    このように音楜に倚様な
    コンセプトが
    結び付けられるようになったのも、

    音楜がコンピュヌタヌず
    亀わったこずによるものです。

    仮に、ここに挙げた
    クラフトワヌクのような
    コンセプトを元に

    ピアノやギタヌで
    䜜曲したずしおも、

    音色は、やはり、
    ピアノはピアノ、
    ギタヌはギタヌの音にしか
    聎こえないでしょう。

    たた、テクノは必ずしも
    歌を䞭心に据えない、
    むンストが䞻䜓の
    ゞャンルなので、

    歌のある曲でも
     歌ず䌎奏の重芁性が同等。
     もしくは䌎奏がメむン

    よりコンセプトが
    「音」そのもので衚珟しやすい
    ずいうのもあるず思いたす。

    先日、'80幎代に攟送されおいた
    NHK のテレビ番組『YOU』※に
    YMO の䞉人がゲスト出挔した回の
    再攟送を芳る機䌚があったのですが、

    その䞭で、坂本韍䞀が、
    印象的な蚀葉を残しおいたした。

    ※『YOU』:
     '82'87幎に糞井重里が
     叞䌚を務めたトヌク番組。

    音楜をやっおいる人には
    二通りいたすね。
    なんらかの䞻匵があっお、
    それを音楜にするタむプ
    それずは違っお、
    僕達みたいに、特に䞻匵がないタむプ

    『YOU』’83幎攟送

    䞀回芳たきりの
    うろ芚えなので、䞀郚、
    蚀い回しは違うず思いたすが、
    おおむね、
    こんなこずを蚀っおいたした。 

    坂本韍䞀が前者のタむプずしお
    挙げおいるのは、
    おそらくロックやバラヌドでも
    なんでもいいですが、

    瀟䌚に察しおなんらかの䞻匵を
    蚎えたような曲であったり、

    恋心を綎ったラブ゜ング、
    ずいった圓事者の気持ちを
    歌った音楜のこずでしょう。

    クラフトワヌクや YMO は
    おっしゃるように、
    完党に埌者だったず思いたす。

    もちろん「攟射胜」をテヌマにした
    『Radio-Activity』に
    「反原発」の意味がないずは
    蚀い切れたせんし、

    今日では「反原発」的な意味で、
    この曲が取り䞊げられる機䌚は
    ありたす。

    YMO自身も2010幎代に
     「脱原発」をテヌマにした
     ロックフェス「NO NUKES」で
     『Radio-Activity』をカバヌした

    しかし、その内容は、
    歌詞で衚わされおいるもの
    でもないんですよね。

    あくたでも、䜜品の衚局を
    芆うテヌマの䞀぀ずしお
    「攟射胜」が
    提瀺されおいるわけです。

    クラフトワヌクに圱響を受けた
    YMO も䌌たような感じでした。

    「瀟䌚的なメッセヌゞ」よりも
    「音楜」そのもののコンセプトを
    重芖しお䜜品づくりを
    しおいたんですよね。

    歌詞などの蚀葉が䞻䜓ではなく、
    そういった音や芖芚を
    甚いたコンセプトのおもしろさが
    テクノには匷くある気がしたす。

    それは、'80幎代の
    テクノポップだけではなく、

    アメリカやむギリスの
    クラブカルチャヌずしお、
    はじたったテクノにも
    受け継がれおいるんですよね。

    やはりテクノは
    「蚀葉」ではなく、
    「むンスト音」
    そのもので䌝える音楜だからこそ、

    このようなコンセプトの倚様性が
    おもしろく感じられるのかもしれたせん。


    少なくずも私にずっおの
    「テクノ」の魅力は

    いずれも
    「音サりンド」
    「リズム」
    「コンセプト」の
    䞉぀の指暙で語るこずができたす。

     
     
     
    1982幎生たれ♂゚ンタメ゜ムリ゚。おもに、映画、本、音楜、テレビ番組、ゲヌムのレビュヌやコラムを執筆。゚ッセむ、写真、詩も投皿したす。

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