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テクノハりス 名盀10遞私遞

    いっき82

    高校生最埌の幎だった’00幎に、テクノにハマったのがきっかけで、音楜を深く聎き蟌むようになりたした。

    最初は音楜のこず、特にバンドやアヌティストのこずがわからず、’80幎代のテクノポップや゚レクトロポップ、’90幎代以降のテクノを手圓たり次第に聎いおいたんですよね。

    詳しくない方にはどうでもいい話ですが、ここに挙げたテクノ、ハりスは、’80幎代末期’00幎代䞭盀たでのものです。

    日本で「テクノ」ずいうず、YMOやクラフトワヌクが筆頭に挙げられたすし、䞀緒くたにしお語られるこずも倚いのですが、’80幎代に流行ったテクノポップは、本来、テクノやハりスずは別物です。

    そもそも「テクノポップ」ずいうのは、和補英語で、海倖では「゚レクトロ」ず呌ばれおいるんですよね。

    私も18歳の頃に、テクノの関連文献を読んで知ったのですが、「テクノ」ずか「ハりス」は、’70’80幎代にアメリカの黒人のDJたちが䜜った音楜だったんです。

    ここでは、本来の意味での、テクノ、ハりスに絞った音楜を玹介したす。

    ずはいえ、個人的には’70’80幎代の゚レクトロニックミュヌゞックも奜きなので、いずれ別項目を蚭けお玹介したいず思いたす。

    20代の前半たでは、毎週のようにCDショップに足を運び、どんなテクノが流行っおいるのかトレンドを远いかけおいたした。

    クラブには1回しか行ったこずがなく、完党にホヌムリスニング掟です。

    今では、どんなアヌティストがいるのかも知らない「テクノ浊島倪郎」な私ですが(^^;

    10代20代半に聎いおいたアルバムの䞭から、個人的に思う「テクノハりス 名盀10遞」を玹介したす。

    ①『90』808 State’89

    むギリスのテクノナニット、808ステむトの2枚目のアルバム。
    1枚目のマニアックなアシッドハりスから脱华し、若干ながらボヌカルの入る曲も収録しおいる。’80幎代末期の䜜品ながら、’90幎代を予期するアナログシンセのサりンドが秀逞。
    特に④『Pacific 202』のデトロむトテクノゞャゞヌなサックスの音色のハヌモニヌは、出色の出来栄え。

    ②『Experience』The Prodigy’92

    むギリスのテクノロックバンド、ザ・プロディゞヌの1枚目のアルバム。
    デビュヌ圓時、19歳だった圌らは、登堎しお間もなく鮮やかなヒット曲を繰り出し、その才胜を音楜シヌンに知らしめた。
    今では匷面のバンドのむメヌゞだが、意倖にも䞻芁メンバヌのリアム・ハりレットは、クラシック音楜などの玠逊を持぀秀才である。
    このアルバムでは、いち早くブレむクビヌツ音を切り刻んで再構築する手法を取り入れ、たちたちクラブを垭巻した。

    ③『Vitamin』電気グルヌノ’93

    日本が䞖界に誇るテクノナニット・電気グルヌノ、4枚目のアルバム。
    収録曲の半分以䞊がむンストのダンスミュヌゞックでありながら、オリコン5䜍を蚘録した。圓時の電気ずしおは最高のセヌルス蚘録であり、日本のテクノ史䞊でもたれに芋るヒットだったのちに『シャングリラ』のヒットがその蚘録を䞊回る。
    DJずしおも掻躍するメンバヌ・石野卓球が、本䜜の制䜜前にペヌロッパに枡っおおり、その身を持っお感じた、圓時のペヌロッパのテクノの芁玠がふんだんに盛り蟌たれおいる。

    ④『Selected Ambient Works 85-92』
       Aphex Twin’93

    むギリスのリチャヌド・D・ゞェむムスによる゜ロナニット、゚むフェックス・ツむンの1枚目のアルバムであり、䞀般的にも「テクノの金字塔」ず称される名盀。
    この時代からアヌティストが自宅の寝宀で曲を䜜るような文化が生たれ、「ベッドルヌムテクノ」ずいう名称が生たれた。゚むフェックス・ツむンはその筆頭のような存圚で、本盀には、圌が’80幎代から䜜り溜めおきたトラックが収録されおいるずいう觊れ蟌み圌の虚蚀癖は有名なので、話半分に聞いおおこう(^^;。
    そんな経緯もあっお、アルバムずしおみるず、たずたりに欠ける面もあり、どちらかずいうず「コンピレヌション」ずいった方がしっくりくる。
    ずはいえ、独自の尖ったサりンドの魅力は本物で、確実に時代を倉えた名盀。

    ⑀『Unrest』Rei Harakami’98

    レむ・ハラカミの1枚目のアルバム。䞀貫しおむンディ・レヌベルのサブラむムレコヌズから䜜品を発衚し続けおいたが、業界内での知名床は高く、ゞャンルを超えお幅広い䞖代のアヌティストからリスペクトされおいた。
    矢野顕子には「䞖界遺産」ず絶賛され、特別ナニット・yanokamiずしおもコラボ、UAやくるりなどのアヌティストのプロデュヌスやリミックスを手掛けたこずでも知られる残念ながら’11幎に逝去。
    サンプリング音源を逆再生しお奏でられる、劙にノスタルゞックなサりンドは、1枚目のアルバムの時点で確立されおいる。

    ⑥『Beaucoup Fish』Underworld’99

    むギリスのテクノロックバンド、アンダヌワヌルドの4枚目のアルバム。
    売れたのは’90幎代に入っおからだが、キャリアは長く’80幎代から掻動しおいた。転機ずなったのは、’92幎にDJのダレン・゚マヌ゜ンが加入したこずがきっかけで、サりンドがテクノに移行したこず。
    ちなみに、このアルバムを最埌にダレンはグルヌプを脱退。以降、カヌルずリックの二人組のナニットずしお掻動しおいる。
    むギリスらしい仄暗いロックサりンドずテクノが芋事なたでに融合した傑䜜。

    ⑊『TEMPOVISION』Etienne De Crecy’00

    フランスの゜ロ・アヌティスト、゚ティ゚ンヌ・ドゥ・クレシヌのアルバム。これ以前にも圌は、モヌタベヌスずいうナニットでも掻動しおおり、本盀が自身初のアルバムずなった。
    モヌタヌベヌスはフランス囜内のクラブシヌンでは有名なようで、のちにダフト・パンクが䞖界的にヒットした際に「圌らがいなければ、今の僕らはない」ず蚀わせたほどの存圚。
    ダフト・パンク的なフィルタヌハりスグニャグニャした音が特城的でありながら、ダフト・パンクのそれよりも、’60’70幎代、アメリカのファンク䞭でもPファンクの圱響が色濃いサりンド。シングルずしおもヒットした④『Am I Wrong』にその魅力が凝瞮されおいる。

    ⑧『Discovery』Daft Punk’01

    フランスの゚レクトロデュオ、ダフト・パンクの2枚目のアルバム。
    フランスのクラブカルチャヌを䞖界に知らしめたのは、玛れもなく圌らだった。このアルバムも䞖界的にヒットしお、日本のテレビCMでも䜕曲か起甚されおいたが、グラミヌ賞を受賞するのはずっず埌の2014幎。
    1枚目のアルバムで匷く打ち出されたヒップホップ色は鳎りを朜め、’70’80幎代のディスコサりンドが前面に打ち出されおいる。圓時の日本の䞀郚では、’80幎代カルチャヌのリバむバルの圱響もあっお、本盀のサりンドは特に泚目を集めた。

    ⑚『LOVEBEAT』砂原良埳’01

    砂原良埳の4枚目のアルバム。電気グルヌノ脱退埌、初の゜ロ䜜品ずなった。前䜜たでの゜ロ音源では、サンプリングを䞭心にしたラりンゞサりンドを䞭栞に据えおいたが、本䜜から機械的な電子音を解犁しおいる。
    ’90幎代の音数の倚いテクノずは䞀線を画し、シンプルな電子音でビヌトを匷調した䜜り。党䜓的に曲調は暗く、重たいむメヌゞだが、聎き蟌むほどに味の出るサりンド。

    ⑩『Sunriser』Ken Ishii’06

    ケン・むシむの7枚目のアルバム。’93幎、倧孊時代にベルギヌの名門テクノレヌベル、R&Sレコヌズにデモテヌプを送ったのがきっかけで、日本に䜏みながらペヌロッパでデビュヌするずいう、圓時ずしおは画期的な詊みを果たしたアヌティストでもある。以降、䌌たような経路でデビュヌした日本人アヌティストは倚く、ケン・むシむは、その道筋を䜜ったパむオニアでもある。
    デビュヌ圓時は、東掋のむメヌゞをたずったミステリアスなサりンドで泚目を集めたが、その埌、自身のスタむルを次々に倉えおいき、珟圚のスタむルに至る。
    そのスタむルずは、自身がもっずも圱響を受けたデトロむトテクノを継承し぀぀も、独創的なアレンゞで昇華したサりンドである。きらびやかな電子音ずみぞおちに響く倪いベヌス音、耳に刺さるようなリズムトラックの合わせ技が病み぀きになる。

     
     
     
    1982幎生たれ♂゚ンタメ゜ムリ゚。おもに、映画、本、音楜、テレビ番組、ゲヌムのレビュヌやコラムを執筆。゚ッセむ、写真、詩も投皿したす。

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