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芋出し画像
Photo bysinoayakouri

きゅぅ★きゅうクレヌプ倧爆発

    したった、寝坊した。
    チヌズトヌストをくわえながら、おれはいた、孊園ぞず党力で走っおいた。
    ああ、こんな時──カノン様の改造軍靎が欲しくなる。
    ただの寝坊を、局地戊レベルの灜犍に倉えおしたうブヌツ。忌たわしき暎走兵噚。
    だがそれでも、今なら喜んでその炎の䞀歩を螏み出すだろう。
    なにせおれは、生埒䌚雑甚係。しもべその二。倧仰な名を持぀孊園郜垂オリンフェルムにおいお、持ち堎はい぀だっお陰。
    䞎えられるのは呜什だけ。
    語るべき思いも、叫ぶべき正矩も、䜕ひず぀、蚱されちゃいない。
    ──その時、黒圱が芖界に映る。
    看板だった。
    しかも  喋った。
    「ちょっず君ィ、走っちゃダメだよォ。ほら、靎がふ぀うだもん」
    「は」
    看板が、おれを指差しおいる。この皋床の超垞珟象ならば、頭が凊理萜ちしなくなった。これが慣れず蚀うや぀か。おれは嘆息しながら看板を無芖しお、小走りで逃げようずした。
    「カノン様の軍靎じゃなきゃ远い颚は吹かないの。っおこずで、そこで反省しおろ」
    看板がくるんず回転する。なぜか爆颚が沞き起こり、看板がおれを巻き蟌んで倒れた。
    その瞬間、芖界にミッチェルの錻が忍び寄る。
    「」
    それは合図だ。
    今日もたた、生埒䌚は混沌の枊䞭にあるずいう合図だ。
    「」
    ミッチェルが䜕か蚀い出そうずしおいる。看板はぐにゃぐにゃ䌞瞮を繰り返しながら密談を始めた。
    「ミッチェルが生埒䌚宀たで飛んで運んでくれるっお蚀っおる」
    「それは助かる。っおいうか看板、どけよ」
    「あたり僕に生意気な口をきかないほうがいいよォ、党郚、カノン様に蚀い぀けるからァ」
    「  分かりたしたなるべく早めに退いおいただけるず助かるのですが」
    「」
    かくしおおれはミッチェルに跚った。ミッチェルは、バカでかい耳をばたばたさせお飛び䞊がる。──シュヌルな絵面だが、萜ちないだけマシか。
    どこに運ばれおも、足元が芋えなくおも。
    この街じゃ「萜ちない」っおだけで、十分なのかもしれない。
    びゅんびゅんず、予想以䞊の力匷さであっずいうたに生埒䌚宀に着いた。ガラス窓を掟手な音を立おお粉々に粉砕する。そのたたのテンションを保ち぀぀、ミッチェルは生埒䌚宀䞭を飛び回り、暎れ狂った。
    「うるさい」
    カノン様の回し蹎りはミッチェルを盟にしお避けた。
    「あヌあ、窓、ぐしゃぐしゃ。掟手にやったねえ」
    刻䌚長が぀ぶやく。
    「それ、おれじゃなくおミッチェルのせいにできたりしない  」
    「無理かなあ」
    口調に感情がなさすぎお、どこたでが本気なのか分からない。おれは冷氎をぶっかけられたような気分だった。必死で蚀い蚳を考える。
    「刻䌚長」
    「発蚀を蚱そう、しもべその二」
    「こ、これは䜕かの間違いで  おれは空なんか飛びたくなかったし、想定倖の出来事で」
    「この期に及んで、蚀い逃れする぀もりなの」
    刻䌚長は優雅に玅茶を飲んでいる。
    「お疲れ様ヌ」
    しもべその䞀、ノィオラが生埒䌚宀に入っおきた。
    「うわ、すげえ、なにがあった、めちゃくちゃ荒れおるじゃん」
    「遅刻です、がくの貎重な時間が、五分二十䞉秒ロスになったじゃないですか」
    「楜しいから、いいじゃん」
    シャルロットは呑気に、バナナをミッチェルに䞎えた。暫くず鳎いおいたが、お腹が満たされたのか、すっかり倧人しくなった。
    「はぁ、この生埒䌚には、たずもな人が䞀人もいたせんね」
    「そんな事ないよ、みんな違っおみんないいんだよ」
    倩䜿のようなほほ笑みをたたえお、刻䌚長はたた䞀口、玅茶を飲んだ。
    「この惚状を目の圓たりにしおも通垞運行なのがおかしいっおいっおるんだよどうするのこれ、なんか、焊げくさいし」
    「あヌあ、しもべどもががたがたさわぐせいで、がくのずろずろ☆くれヌぷをひっくりかえすの、しっぱいしちゃったよう」
    「い぀の間に鉄板が」
    「スルヌスキル、スルヌスキル  」
    ノィオラが小声でいいながら背䞭をずんずん叩いおくる。刻䌚長はハンドベルをがらがら鳎らした。
    「静粛に。ずにかくこの窓砎りの修繕費甚に぀いおは、予算案に組み蟌むこずにするけれど、今埌気を぀けお」
    「はヌい」
    党額持おずか蚀われなくおよかった。安心しおぐるりず呚囲を芋枡した。昚日たで無かったものがある。
    「あ、今気づいたけど、あれ、なにさがおん」
    䞞くお緑色の、愛らしいさがおんが窓際の怍朚鉢に怍えられおいる。
    「ぜ」
    「な、なんか今喋らなかった」
    「ぎい」
    「なんかね、もずもずは、がくの分身がずろずろ☆クレヌプの屋台に食っおいたんだけど、可愛いから欲しいっおお願いしたら持っおっおいいっお蚀われたの。クレヌプあげたら懐いちゃっお」
    「きゅう」
    「小煩いさがおんですね、血祭りにあげたしょう」
    「きゅぅ、きゅう」
    カノン様は特に興味もなさそうな顔で、【ノァルツァ】をふりたわした。するず、ずんでもないこずが起こった。なんず、さがおんが俊敏に【ノァルツァ】を瞄跳びの芁領で飛んで避けた。
    「は」
    しずしずず絊仕をしおいたセドリックがびっくりしたように䜕床も瞬きしおいる。目の前で起こったこずが信じられないようだ。なお、刻䌚長は寝おいる。
    「がくの【ノァルツァ】を避けるなんお、ただものではありたせんね、気に入りたした。その気抂、なかなかですよ。少なくずもしもべよりは圹に立ちそうですね。そしお今あなたの名前が決たりたした。チマツリヌノです」
    おれずノィオラは芋事に戊力倖通達された。
    もういやだ  なぜおれは、こんなこずばかりに巻き蟌たれるんだろう  たすけおくれ  
    そこぞダメ出しのように空䞭浮揚しおいた看板が生埒䌚宀に飛び蟌んできた。おれずノィオラはみっずもないほど無様に看板の䞋敷きずなる。
    はやく  はやく寮に垰りたい  おれは郜合の良い時にしか頌らない神に祈りを捧げた。ずなりでノィオラが、看板に䞊半身を持ち䞊げられお、ミッチェルの錻によるビンタを喰らっおいる。かわいそうに。
    「さおさお、次は誰が被害者になるのでしょうかこんにちは、広報委員のものですどうもどうもヌ」

    



    「去ね」
    おれの絶叫はオリンフェルム䞭にひびきわたり、超新星爆発を起こした。

     
     
     

    点滅

     
     
    なにもできない。

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