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【この人(こ)】アシスタント編--きっかけ-- (成年期)_konoko.#5

    ちょっと戻るけど、

    初めての
    マンガ家のアシスタントは、

    週刊雑誌の格闘系漫画家でした。

    週刊!
    同期のクラスの友達は、「大変だよ〜」って
    先生も「誰も応募しないと思ったけど、、」って

    当時の私は19歳。とにかく働きたかった、
    実家には戻りたくなかった。
    両親は離婚してて、父と2人だけの生活。
    夕飯は、自分でどうにかしてた。
    だから、どこにいても同じだった。

    なにか、虚しさみたいなモノが実家にはあった。
    外(世間)に出れば自分の判断で動ける!
    どこにでも行ける!
    と思ってた。

    そう思えたのも、
    絶望感をちゃんと味わって
    吸収したからだと思う。

    両親の離婚後の、
    率直な感情は「やっと母が安全に暮らせる、良かった」という安堵感
    次に込み上げた気持ちは、

    孤独でした。


    父と母は
    私が物心ついた時から、元気に喧嘩ばかり
    している夫婦でした。
    父は、いつも仕事から帰ってくると
    なぜか些細な事で、イライラしていました。
    そして、母を大きな声で怒鳴ったり
    酔っ払うと母を殴ったり、
    その勢いと、怒鳴り声と、表情、筋肉の強張りと、
    ビートたけし監督の映画の世界のようでした。

    私の小さな心臓は、
    バクバクバク
    バクバクバク

    大好きな母が
    「やられてしまう」
    時には、「殺されてしまう」と思うほど

    恐怖で
    体に力が入らなくなることが
    よくありました。当時の私は、無力で助けてあげられなかった。父親に憎しみを募らせていました。

    日常に、命の危険が
    一緒に暮らしている。

    そんな家庭でした。

    なので、早く働いて家を出たかった。

    だから、他の同年代より
    自立心が強かったと思う。


    私と同じように自立心の
    強い友人がいた。
    その子の家庭は、父親は働いているのか?分からなくて、産みの母親は離婚していて、
    新しい母親と暮らしていた。
    義理兄弟姉妹がやたら多くて、長女。
    その子も、高校卒業後
    どこかで働き始めた様子だった。
    連絡はとってない。
    だから私も、
    そういう側の人間って事だろう。

    世間一般的な、
    平成時代のホームドラマのような設定の
    家庭の人間では無い。

    描かれない方の側かなぁ。

    だからかは、分からんが
    変な感覚がある。これは最近、やっと言葉に表現できたことだ。それまで、言葉にもならない感覚でしかなかった。気づいたら、ずっと私の中にあった。
    それは、
    逆境の方が生きてる感覚が研ぎ澄まされていて
    心地いいという事。
    生きるとは、苦しむ事だと思う。
    その苦しみと、どう向き合い
    悩んで考えて、苦しんで進んで行くか。
    それが、生きてるって事だと思った。

    そんな、誰にも理解できない。
    私だけの感覚。

    だから、誰も行かない
    週刊少年漫画家のアシスタントで

    男ばかりの
    タコ部屋で寝泊まりする仕事にだって応募できたのだと思う。
    (当時のタコ部屋というか、作業用としてアシスタントだけで生活していた。一般的なアパート1人暮らし用の間取りで、ダイニングキッチンと風呂トイレがあり、部屋は一つ。そこに2段ベッドを2台と床で寝ていました。男5人と女1人。男性スタッフ1人は家が近かったので、寝るときは帰宅。なので5人で寝泊まりしていました。風呂は交代で2日おきに入っていました。さっぱりして気持ちよかったなぁ。帰宅は、週末のみ
    通常作業時は、男性のスタッフ3名と私でした。締切が近くなるとベテランの2名が参加していました。作業スペースはダイニング。机をギュウギュウに並べていました。キッチンは使用不可(だよね〜。使えないよね)。
    作家さんは近所に住んでいるので、原稿の確認や受け渡しは下っ端の私の仕事でした。)

    今、当時の自分を振り返ると、すごいなと尊敬する。

    少し、戻って
    その週間マンガアシスタントの面接日では、

    初めての現役本物漫画家さん。
    (以前にモンキー・パンチさんにも会っているのだが、なぜか違う?)
    普通の人でした。

    雨、夜になり小降りに。
    (決断する日や自分の人生が動く日は決まって雨。土砂降りの日もあったな〜)

    駅で待ち合わせして、仕事場の近くだと言う、焼肉屋さんへ。作家先生とアシスタントチーフとアシスタントの3人と面接でした。
    どんな事を聞かれたか、まう思い出せませんが、先生が「私の事知らないでしょ」と言って笑ってた事が印象的でした。

    その後、そのタコ部屋(アシスタント部屋)へ案内されました。
    今思うと、あんな劣悪な部屋をなんとも思わなかったのは、私の高校の時の友人の部屋の方が汚かったから、免疫ができていたんだと思いました。
    アレに比べれば、キレイだったから。かなぁ。
    その他お陰で、アシスタントできたんだよね。


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    #20260701 #漫画家 #アシスタント
    #シンママ #子育て #生い立ち


     
     
    初めまして、 元まんが家アシスタント。今は男の子2人のシンママ。ソロソロまんが業界(本来の居場所)へ戻りたい! しかし、色々壁があり(家庭の事情)苦悩中 そんな私の、苦しみと悲しみと恨みを供養の為、まとめられたらと思います。 #コンナハズジャナイ #ジャナイ方の私

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