逃げなかった、というだけの人生
ふと思い立って、
自分の人生を振り返ってみました。
特別な才能はありませんでした。
突出した能力のあるエンジニアではなかった
空手の大会には出たが、たいした成果はない
どれも突き抜けた才能はなかった。
では、
なぜ今も、現役として仕事や空手を続けられているのか?
考えてみて、たどり着いた答えは、
一つだけでした。
「逃げなかった」
ただ、それだけです。
今日は、
才能のない私が、
「逃げなかった」というだけで歩んできた人生について、
お話しします。
正直に言います。
私は平凡な人間です。
ずば抜けた才能は、なかった
天才と呼ばれたことも、ない
何かで一番になったことも、ない
どこにでもいる普通の人間でした。
IT業界にも、
空手にも、
優秀な人はたくさんいました。
覚えが、早い人
センスの、いい人
何をやっても、うまい人
その人たちを見て、
「自分には才能がない」
と、何度も思いました。
でも今、振り返ると、
それなりの場所に、たどり着いていました。
ネットワークのプロとして家族を養っていた
空手は黒帯になり指導する立場になっていた
そして今、独立して新しい挑戦をしている
才能のあった人の中には、途中で消えた人もいます。
なのに、平凡な私が残っている。
なぜかを考えた
なぜだろう、と考えました。
そして、
一つの答えにたどり着きました。
「逃げなかったから」
才能では負けていた。
でも、
逃げなかった。
それが、すべてでした。
人生には、
逃げたくなる場面が、たくさんありました。
難しい仕事を振られたとき
自分のミスを認めなければならないとき
気まずい話し合いをしなければならないとき
うまくいかず投げ出したくなったとき
「逃げたい」という気持ちは、いつも目の前にあった。
正直言って、
逃げる方が楽なんです。
難しい仕事 → 「自分には無理」と、断る
ミス → 「自分のせいじゃない」と、ごまかす
気まずい話 → 「後にしよう」と、先送り
逃げれば、その場は楽になります。
でも、
逃げ癖は残ります。
私が逃げなかった場面
難しいプロジェクトを任されました。
正直、
「逃げたい」
と、思いました。
でも、
逃げませんでした。
わからないなりに調べ、
たくさんの人に聞き、
不手際を責められても、
なんとか食らいついた。
結果、
そのプロジェクトが私を大きく成長させました。
逃げていたら、その成長はなかった。
自分のミスから逃げなかった
大きなミスをしたこともあります。
認めたくない。
ごまかしたい。
そう思いました。
でも、
正直に認めました。
「私のミスです。申し訳ありません」
逃げずに頭を下げた。
その姿勢が、
かえって信頼につながりました。
空手の稽古でも、
逃げたくなる場面は山ほどありました。
きつい稽古
強い相手との組手
できない技
やめてしまえば、楽。
でも、
逃げずに向き合い続けた。
だから、黒帯までたどり着きました。
「逃げない」が、いつしか力になる
一つひとつの「逃げない」は、
小さなことです。
難しい仕事に、食らいつく
ミスを、認める
気まずい話に、向き合う
どれも地味なこと。
でも、積み重なると変わる
そして、
逃げないことを積み重ねると、
いつしか、大きな差になります。
逃げなかった経験が、自信になる
逃げなかった姿が、信頼になる
逃げなかった時間が、実力になる
「逃げない」という姿勢そのものが、
才能を超える力になる。
だから、
才能がなくても、逃げなければ道は拓けます。
才能のある人が、逃げれば、そこで終わり
才能のない人が、逃げなければ、いつか追いつく
これは、私が身をもって体験したことです。
ただし:「逃げない」と「無理をする」は違う
ここで、大事なことを一つ。
「逃げない」ことと「無理をする」ことは、違います。
心や体を壊してまで、耐える
明らかにおかしい環境に、居続ける
これは、「逃げない」ではありません。
ただの我慢です。
撤退は逃げではない
だから、
戦略的な撤退は、「逃げ」ではありません。
一度、退いて態勢を立て直す
休んで、また向き合う
合わないものから、離れる
これは、逃げではなく、賢い判断です。
第21弾で「無理をしない」と書いたのも同じです。
逃げないこと。
でも、無理はしないこと。
この両方を大切にしてください。
向き合うべきものから逃げない
つまり、
私が言いたいのは、
「向き合うべきものから逃げない」
ということです。
成長のために向き合うべきこと
責任として向き合うべきこと
そこから逃げない。
それが、人を強くします。
最後に:平凡な人間の非凡な生き方
逃げないことは誰にでもできる
才能は、
誰にでもあるわけではありません。
でも、
「逃げない」ことは、誰にでもできます。
特別な能力は、いらない
ただ、踏みとどまるだけ
才能のない私にもできました。
だから、どんな人にも平等に与えられていると思います。
64歳での独立も、
逃げない選択でした。
「年齢を理由に挑戦から逃げる」ことが、頭をよぎりました。
前職を辞めずに続ける選択肢もありました。
自他共に見ても、その方が楽でした。
でも、
逃げませんでした。
やりたいことから逃げなかった。
私の人生は、
「逃げなかった」というだけの人生です。
華々しい才能も、
輝かしい実績も、
ありません。
でも、
逃げなかった。
その一点だけは胸を張れます。
そして、
平凡な人間が逃げないだけで、
今も現役として受け入れられている。
これから先も、
逃げずに向き合っていく。
それが、
私の生き方です。
【プロフィール】
IT企業36年勤務(ネットワークエンジニア)
専門学校IT講師4年
保有資格:ネットワークスペシャリスト、ITコーディネータ、キャリアコンサルタント
空手黒帯(35歳で入門、29年継続中)
60歳で四国一周遍路旅満願
ロードバイク歴6年(現在も週末に走行中)
2026年4月フリーランス独立
【これから提供したいこと】
IT人材開発研修(企業向け・公開研修)
→ 技術だけでなく「学ぶ力」を育てる
社内IT推進者開発(個別メンタリング)
→ 自走できる人材を育てる
「本当に必要なスキル」を身につける研修プログラム
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