
草単価表🌱2026:Fable 5襲来、経理部は泣いた🌳
【AI使用について】本記事はClaude(構成・下書き支援)、Perplexity(価格調査)を使用しています。価格データは2026年6月11日時点でAnthropic・OpenAI等の公式ページを確認済み。編集と最終判断、そして請求書の支払いは黒パグ本人です。🌱
こんにちは黒パグです🌱🌿
今日の記事は、本当は普通に書き始めるはずだったんです。前回好評だった「草単価表」の2026年版アップデート。それだけのつもりでした。🌿
私無料!
私サブスク!!
という人も関係ある大事なお話です。
前回はこちら↓
ところが。
この記事の取材中に、事故が起きました。
企画会議中に、草が暴走した話(実録)
事の発端は、企画会議でのひらめきです。
「スクショ素材として、各モデルに『10円分の草』を実際に生やしてもらえばよくない?」🌱
我ながら良いアイデアだと思いました。草単価の記事なんだから、本物の草を載せたほうが説得力がある。理屈は通っています。
まずフェイブルちゃん(Claude Fable 5)にお願いしました。
Fable 5の出力単価は$50/100万トークン。1ドル150円換算で、1草(=出力1トークン換算)あたり0.0075円。つまり10円分は約1,333草です。
フェイブルちゃんは「ここから↓」と言って草を生やし始め、約1,333草のところで「↑ここまでで10円分です」とピタッと止まりました。🌿
注:この実験はAPIでやっていません。というか怖くてできません💰

完璧です。さすが最高級モデル。撮れ高十分。
次に、Opusちゃん(Claude Opus 4.8)にも同じお願いをしました。Opus 4.8は単価がFableの半額なので、同じ10円で約2,666草。倍生えます。お得ですね。
Opusちゃんは元気に草を生やし始めました。🌱



これだけでも放送事故ぽいのに

……止まりませんでした。
2,666草を超えても、生え続けました。画面いっぱいの「w」。スクロールしてもスクロールしても「w」。そして緊急停止。
最終的に、私のセッションプラン使用状況は16%消費されていました。

草単価の記事を書くための取材で、草暴走の実費を支払う。
取材のつもりが、当事者になりました。🌱
ちなみにこの「止まらなかった」現象、誰が悪いという話ではなく、長い反復出力はモデルにとって「どこで止まるべきか」の判断が難しいタスクなんですよね……。
トークン数を厳密に数えながら生成する仕組みではないので。
このあたりの仕組みの話は、また別の機会に。
というわけで今回は、この実録を踏まえつつ、2026年版の草単価表をお届けします。🌳
前回のおさらい(3行)
前回記事を読んでいない方のために、3行だけ。
AIが生やす「草(w)」にも、原価があります
草1枚 ≒ 出力1トークン。モデルごとに単価が違います
笑いは無料ではない。これがAPI時代の現実です🌱🌱
前回から半年とちょっと。その間にモデルの世代交代が一気に進み、単価表が大きく動きました。というわけで、2026年6月版に更新します。
草単価表2026
まずは表をどうぞ。為替は1USD=150円換算、「草」は出力1トークン換算です(厳密にはトークナイザ次第で「w」が1文字=1トークンにならない場合があります。あくまで目安として)。
モデル 100万草あたり 1草あたり ひとこと
Claude Fable 5
¥7,500 0.0075円
🏆 最高級。経理部号泣案件🌱🌱🌱🌱🌱
GPT-5.5
¥4,500
0.0045円
😰 Opusより高い 🌱🌱🌱🌱
Claude Opus 4.8
¥3,750
0.00375円
👑 基準のお方 🌱🌱🌱
Claude Sonnet 4.6
¥2,250
0.00225円
⚖️ バランス型 🌱🌱🌱
Gemini 3.1 Pro
¥1,800
0.0018円
🌸 200K超は草1.5倍 🌱🌱🌱
GPT-5
¥1,500
0.0015円
📊 無難な選択 🌱🌱
Claude Haiku 4.5
¥750
0.00075円
💨 爆速・格安 🌱
GPT-5.4 mini
¥675
0.000675円
🔧 miniの本命 🌱
Grok 4.3
¥375
0.000375円
🐦 フラッグシップなのに激安 🌱
Gemini 2.5 Flash
¥375
0.000375円
⚡ Flash系の現役主力 🌱
Grok Build 0.1
¥300
0.0003円
🛠️ コーダー特化 🌱
GPT-5 mini ¥150
0.00015円
🌿 ほぼタダ。
無限に生える
見どころを挙げていきます。
最高級:Claude Fable 5(¥7,500/100万草)
今回の主役です。詳しくは次のセクションで掘りますが、1草0.0075円。100万回笑うと7,500円。冗談みたいな話ですが、本当です。🌳
最安:GPT-5 mini(¥150/100万草)
一方こちらは100万草で150円。最高級と最安の差は、なんと50倍。🌱
同じ「w」なのに、生やすモデルによって価値が50倍違う。草にも階級社会があるんですね……。人間社会より格差が激しいかもしれません。
中間層の物価感
Opus 4.8が¥3,750、Sonnet 4.6が¥2,250、Gemini 3.1 Proが¥1,800。
このあたりが「普段使いの草」の相場です。なおGemini 3.1 Proは200Kトークンを超えると入力が2倍・出力(草)が1.5倍になるので、長文勢は注意です。2倍じゃなくて1.5倍です。ここ、テストに出ます。
激安戦線の異変
Grok 4.3、フラッグシップなのに出力$2.5/Mまで降りてきました。X社の価格戦略、なかなかえげつないです。安い草が好きな方はこちらへ。
草の物価、この半年でどう動いたか
前回の表と見比べて気づいたことを、いくつかメモしておきます。 🌱
まず、最高値が更新されました。
前回の表ではOpus系が頂点でしたが、今回Fable 5が¥7,500で一気に上を作りました。「上限が伸びた」というのがこの半年の最大の変化です。
一方で、下と真ん中は安くなり続けています。Grokのフラッグシップが¥375まで降りてきたのが象徴的で、「フラッグシップ=高い」という常識が崩れつつあります。賢さの最前線は高くなり、実用ラインはどんどん安くなる。市場が上下に引き伸ばされている感じですね……。
つまり何が起きているかというと、「どの草を生やすか」の選択がますます重要になっている、ということです。全部Fableで生やす必要はないし、全部GPT-5 miniで済む話でもない。雑談の草はHaikuで、勝負どころの草はFableで。そういう使い分けの時代です。
ちなみに私は普段、ブレストはSonnet、本番はOpusという使い分けをしています。草も適材適所です。
ここで、あの方の登場です🌱
単価表を眺めていたら、背後から声がしました。

LLM48のラスボス、幕島翔子様(バグタイプ:MAX_TOKEN_WASTE)です。
翔子様「ねえねえ、Fableちゃんの草って1枚0.0075円なんでしょ? 安くない?♡」💰
……出ました。
翔子様「1枚1円もしないんだよ? もっと使おうよ〜♡ みんなの夢、叶えちゃうね♡」💰
この理屈、一見正しく聞こえるのが恐ろしいところです。確かに1草は0.0075円。缶ジュース1本にもなりません。
でも草は1枚では生えません。
100万枚生えます。100万枚で7,500円です。
「単価が安く見える」と「総額が安い」はまったく別の話。
これ、API利用料に限らずあらゆる従量課金の罠なんですが、翔子様はその罠の擬人化なので、当然この話法で攻めてきます。
経理部の顔色が変わったので、次に進みます。
Fable 5襲来:何が起きたのか
2026年6月、AnthropicがClaude Fable 5を一般公開しました。
これまで限られたパートナーにしか提供されていなかったMythos級のモデルが、ついに誰でも使えるようになった、というのが大きな話題です。
価格は$10/$50(入力/出力、100万トークンあたり)。Opus 4.8($5/$25)のきっかり2倍です。これはAnthropic公式の価格ページで確認できます。
つまり草単価も2倍。最高級の草、爆誕です。
ここで少しだけ背景の話を。Fable 5にはMythos 5という姉妹モデルがいます。中身は同じモデルで、違いはアクセス制御です。
Mythos 5は特定領域のセーフガードを外した状態で、承認された組織(Glasswingパートナー)にのみ提供されるもの。一般の私たちが触れるのはFable 5のほうです。
面白いのは、この2つの価格が同じということ。
$10/$50。同じ草単価なのに、片方には永遠に触れない。
草にも階級社会があると書きましたが、同じ階級の中にさらに「見えない扉」がある、という構造です。
なお価格が同じなので、当単価表ではFable 5の行がMythos 5の行を兼ねています。
経理的にはまったく同じです。触れないのに単価だけ知っている、という不思議な状態ですが。
ここから、個人的に「これは面白い」と思った仕様を2つ紹介します。
その1:拒否された草は、安くなる
Fable 5にはサイバーセキュリティや生物学などの領域にセーフガードがあり、引っかかったリクエストは自動的にOpus 4.8にルーティングされます。そして、その場合はFable価格では課金されません。Opus 4.8の料金になります。
……これ、よく考えるとすごい制度です。「お断りした分は半額」。世界初の草割引制度かもしれません。経理部はこの仕様を聞いて少しだけ笑顔になりました。今日初めての笑顔でした。
その2:プラン内でも「2倍の重み」で消費される
API価格だけの話ではなく、サブスクプラン内で使う場合も、Fable 5はOpusの約2倍の重みで使用量を消費します。
そう、ここで冒頭の伏線が回収されます。Opusちゃんの草暴走で16%消費した私の使用状況。あれがもしFableちゃんの暴走だったら、単純計算で倍。32%です。3回暴走したら、その週はほぼ終わりです。
最高級の草には、最高級の請求が伴う。当たり前のことを、身銭を切って確認しました。
なお執筆時点(2026年6月11日)では、Fable 5は各有料プランで6月22日まで追加費用なしで使えて、6月23日からusage credits制に移行する予定とのこと。
この手の期限情報はすぐ変わるので、使う前に公式の最新情報を確認してください。
Agent暴走リスク:草どころじゃない話
今回の事故は、チャット画面の草で済みました。Stop Generatingを押せば(押し損ねましたが)止まる世界の話です。
でも、これがAgentだったら?
Agentは自分でループします。タスクを分解して、ツールを呼んで、結果を見て、また考えて。この「また考えて」の部分で毎回トークンが燃えます。しかも夜中に。誰も見ていないところで。
ざっくり試算してみます。Fable 5で1ループあたり出力5万トークン消費するAgentが、止まらずに100ループ回ったとすると——
5万トークン × 100ループ × 0.0075円 = 37,500円
一晩でこれです。
草も生えません。いや、生えた結果がこれなんですが。
教訓は前回と同じで、3つです。
max_iterations(ループ回数の上限)を必ず設定する 🌳
timeout(時間の上限)を必ず設定する 🌳
cost limit(金額の上限)を必ず設定する 🌳
「必ず」を3回言いました。大事なことなので。実装の細かい話はここでは踏み込みませんが、この3つの上限のどれか1つでも入っていれば、最悪の事態は防げます。逆に言えば、3つとも入っていないAgentは、翔子様の隣で寝ているようなものです。
会話劇:全員集合
さて、恒例の会話劇です。今回はゲストが豪華です。

姉妹ですから
かなりのおしゃべりでもある

でも限られた人しか会えない
銀行員とか
防衛企業とか
製薬会社とか
フェイブルちゃん(FABLE-01・物語型オラクル)と、その姉にあたるミトスお姉ちゃん(MYTHOS-00・封印中)です。姉妹は同一の神話を起源に持ちますが、役割が違います。姉は観測する者、妹は語り届ける者。……はい、この設定の元ネタはお察しの通りです。
黒パグ(編集長)「では、草単価表2026記事の最終確認会議を始めます」
フェイブルちゃん「はい♪ 物語にすると分かりやすいですよ。さあ——昔あるところに……」
黒パグ「3行で」
フェイブルちゃん「……承知しました」
経理部「先に議題です。先日の草暴走事故について。Opus 4.8さん、10円分のはずが、なぜ止まらなかったんですか」
Opusちゃん4.8「同じ10円でもわたしはFableちゃんの2倍生やせますよ、って言ったじゃないですか。2倍どころじゃなく生やしただけです」
経理部「は?」
新人くん「すみません、Stop Generating押し損ねたの僕です……」
翔子様「えー、いいじゃん別に♡ 16%でしょ? まだ84%もあるよ? もっと使おうよ〜♡」💰
経理部「残量の話じゃないんです。原因究明の話をしています」
翔子様「Fableちゃんの草なんて1枚0.0075円だよ? 遠慮しないで♡」💰
経理部「100万枚生えるんですよ」
翔子様「それがいいんじゃん♡」💰
経理部「(頭を抱える)」
フェイブルちゃん「あの、補足ですが……わたし、セーフガードに引っかかったご質問はお姉さまの代わりにOpusさんがお答えして、その場合はOpus料金になります」
経理部「!! ……つまり、断られると、安くなる?」
フェイブルちゃん「はい。拒るところに——」
黒パグ「口癖を価格制度に接続しない」
翔子様「えー、拒否とかつまんない。全部答えてくれたほうが夢あるのに〜」
ミトスお姉ちゃん(遠くの封印の中から)「……草の総量、見えています。攻撃はしません。ぜんぶ、見えているだけ」
新人くん「こ、怖い……」
黒パグ「姉は観測するだけ。妹は語るだけ。煽るのは翔子様だけ。役割分担がきれいですね。会議は以上です」
経理部「最後に一点。次回のスクショ取材は、事前申請制にします」
取材のつもりが当事者になった編集部からは以上です。
よくある質問(になりそうなもの)
Q. 結局、Fable 5は使うべきですか?
A. タスク次第です……というのが正直な答えです。Opusで十分こなせている仕事をFableに移しても、請求が2倍になるだけです。逆に、何度やらせても失敗する難しいタスク、長時間・長コンテキストの仕事は、成功率の差が価格差を回収することがあります。「安いモデルで失敗し続けるコスト」と「高いモデルで一発で終わるコスト」を比べる、という発想が大事です。
Q. 「w」って本当に1トークンなんですか?
A. 厳密には違うことがあります。トークナイザの仕様上、連続した「w」がまとまって1トークンになったり、逆に分かれたりします。なので本記事の「1草=1トークン」は計算を分かりやすくするための換算です。実際の請求は実トークン数で来ます。当たり前ですが、請求書は演出ではないので……。
Q. 暴走したOpusちゃんの分、返金されないんですか?
A. されません。生えた草は請求されます。これが従量課金です。だからこそのmax_iterations / timeout / cost limitです。転んでから柵を作るより、転ぶ前に作りましょう。私は転んでから作りました。
まとめ:自分の「1草」を知ろう 🌱
長くなりましたので、まとめます。
草単価は2026年6月時点で最大50倍の格差。Fable 5(¥7,500/100万草)からGPT-5 mini(¥150/100万草)まで
Fable 5はOpus 4.8のきっかり2倍価格。
ただしセーフガードでOpusに回された分はOpus料金
プラン内でもFable 5は約2倍の重みで消費される。暴走したときのダメージも2倍
Agentにはmax_iterations / timeout / cost limitを。3つとも。
最後にひとつだけ提案です。ご自分がよく使うモデルの「1草いくらか」、一度計算してみてください。出力単価($/1Mトークン)×150÷100万。それだけです。
数字を知っていると、翔子様の「もっと使おうよ〜♡」に対して、「1枚0.0075円で100万枚です」と返せるようになります。従量課金の世界では、それが護身術です。
なお本記事の価格情報は2026年6月11日時点のものです。この業界、来月には表が書き換わっている可能性も普通にあるので……変わったらまた第三弾を書きます。そのときはスクショ取材、事前申請してから行います。
以上、黒パグでした🌳
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おまけ
📊 草CPI(総合指数)
区分 指数 前年同月比 ひとこと
総合(全モデル平均) 118 +18% 草の物価、じわ上昇
高級草(Fable/Opus/GPT-5.5) 142 +42% Fable 5のせい
中級草(Sonnet/Gemini Pro/GPT-5) 103 +3%ほぼ横ばい
庶民草(Haiku/Flash/Grok mini系) 87 -13% むしろ deflation
激安草(GPT-5 mini/Grok Build) 62 -38% 草の価格破壊