
初めての田植え 2026年初夏
2026年5月。
滋賀県にある農園の
田植えのイベントに参加した。


「畑をしたい」
数年前から
ぼんやりそう思っていたので
まずは田んぼに
入ってみることにした。

田植えを終えた今、
一番に思うのは
体力をつけておこう
ということ。
全身、筋肉痛。
特に太ももの裏は、
一週間近くずっと痛かった。
思っていた以上に、
田んぼの中を歩くのは大変だ。
最初は長靴で入ったものの、
泥にすっぽり埋まってしまう。
一歩進むたびに、
足を抜くのにひと苦労。
結局、みんな長靴を脱いで、
裸足で田んぼに入った。
夏の始まりを感じる暑い日。
泥の中はひんやりしていて、
足の裏が気持ちいい。
苗を手にして、
早速、田植えを始める。
田んぼの両端からロープを張って、
印のところに、ひとつずつ植えていく。

私たちが植えた小さな棚田は
機械が入らないため、手作業なのだそう。
一つ一つ丁寧に。
……のつもりが、
太陽を浴びながらの作業は
思った以上に疲れる。

そんなとき、
農園の方が
「早いですね〜」「綺麗な一列です!」
と声をかけてくれる。
単純なので、やる気が戻る。
お昼は、
釜で炊いたご飯とお味噌汁。

青空の下、
心地よい疲れと一緒に食べる
炊きたてのご飯がおいしかった。
午後からも、
「あと少し」と言いながら
また田んぼへ。
この日は10組ほどの参加者がいて、
親子で参加している人や、
一人で来ている若い人もいた。
一緒に参加していたお母様が、
「農業に興味を持つ若い人が
もっと増えたら嬉しいですね」
と話してくれた。
誰かが食べるお米を、
誰かが植えている。
毎日の「いただきます」は、
こうやって繋がっているんだな
と思った。


田んぼから上がり
冷たい湧水で足を洗う。
泥に隠れていた部分以外が
こんがり黒くなっていた。