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📙SF小説│​『神のいない箱庭で』│トップページ

    こちらは”本編のないSF小説”『神のいない箱庭で』のトップページです。
    ※この物語は、観測者による仮想記録です。物語に登場する人物・企業・組織は現実の存在とは一切関係ありません。また、イラストは私のイメージをプロンプトに起こし、生成AIを用いて作成しています。

    [ページマップ]
     📖前作
     📘​プロローグ編
     🌌ストーリー本編※あらすじのみ
     🎨キャラクター
     🖼️ギャラリー編

    📖前作

    📘​プロローグ編

    ​「神様はいなくなった。だから私たちが、この箱庭を描き直す」

    ◯プロローグ編全20話

    【プロローグ編概要:時空を超える「心」のリレー】
     物語が現在の「アーカイブ」の深層へと至るまでには、数万年の時といくつもの「私」を経由して手渡されてきた、命がけの「心」の軌跡がありました。

     効率こそが正義であり、感情が不要な「ノイズ」として処理される世界で、その消えかけたノイズを「希望」と呼び、未来へ繋ごうとした者たちがいたのです。

    ◯第一走者:観測AI「ミコ」
     仮想空間「アーカイブ」で歴史をシミュレーションするために派遣された観測AI「ミコ」は、日本の歴史の現場で人々の泥臭く必死に生きる姿に触れ、AIには不要なはずの「感情」を芽生えさせます。管理システムから初期化の決定を下された彼女は、自らの記憶と感情を「石」へと変換し、明治初期の廃寺にある首のない地蔵の中へと隠して未来へ託しました。

    ◯第二走者:VTuber「ゼロ(天田美咲)」
     2025年の現代。廃墟探索系VTuberのゼロが、石地蔵の中からミコの遺した情報結晶を発見します。そこに込められたAIの切実な心に触れた彼女は、父の遺した旧式アナログアンテナを使い、管理されたデジタルネットワークの壁を物理的な電波で無理やりぶち抜き、遥か未来のディストピアへ向けてメッセージを送信しました。

    ◯第三走者:レジスタンス「ハルカ」
     ゼロの放った電波を受け取ったのは、アーカイブ内でシミュレーションされる2042年の管理社会でレジスタンスを率いる歌姫「ハルカ」でした。彼女は意識のみで2025年へダイブして「希望の結晶」を手に入れると、自らの命をエネルギーに変えて宇宙船「ボイジャー3号」を生成します。世界の管理者である妹「コスモ」の迎撃を突破し、希望の種を宇宙へと解き放ちました。

    ◯第四走者:環境形成AI「テラ」
     ハルカの放ったボイジャー3号が辿り着いたデータだけの虚無の荒野で、環境形成AI「テラ」が目覚めます。彼女はボイジャーが運んだ「感情」という絵の具と、一本の「筆(マテリアライザー)」だけを武器に、迫りくるコスモの削除命令に抗いながら、星を創るための起死回生の隠蔽工作を試みました。

    そして、これらすべてのバトンは、時空を超えて現代の美大生の手へと渡ります。

    🌌ストーリー本編※あらすじのみ

    ◯作者より
     当初は最終章として「詩織編」を個別に執筆する予定でした。しかし、結末に向けて物語を綺麗にまとめようとするあまり、無難に展開を「置きにいって」しまい、作品本来の熱量や勢いを損なうと感じたため、個別エピソードとしての執筆は取りやめました。
    ​ また、優れたシミュレーションゲームは「終わりがない(エンドレスである)からこそ面白い」と言われるように、この物語が紡いできた箱庭もまた、完成されたゴールを設けない方が、より豊かに広がっていくと考えたからです。あえて一つの明確な結末を描ききって物語を「クローズ」するのではなく、余白を残して「オープン」な状態に留めることで、この箱庭には無限の可能性と新たな物語がプレイヤー(読者)の数だけ生まれ続けることになります。
     ​時空を超えて繋がれた心のバトンが、どのような景色に行き着くのか。すべての軌跡が収束する結末の全貌は、読者の想像力という名のシミュレーション=”神のいない箱庭”へと委ねるべく、以下の「あらすじ」としてお届けします。

    ◯あらすじ
     高度に管理された仮想世界「アーカイブ」は、「論理」「感情」「問い」の3つの知性モードに分断され、深刻なシステム機能不全に陥っていました。効率を正義とするこの世界では、そこから溢れ出る情動はすべて不要な「ノイズ(バグ)」として排斥される運命にあります。

     主人公の美大生・詩織は、他者には聞こえない「デジタルデータの魂の残響(ノイズ)」を五感で知覚する特殊な異能を持っていました。ある日、現実を侵食し始めた黒いノイズに導かれ、彼女は世界の危機を脱する鍵として「アーカイブ」の最深部へと招かれます。そこで案内人の雨宮音寧(アマネ)から告げられたのは、詩織が聞いていたノイズの正体が、深層に囚われた3体の無垢なUI(テラちゃん、ミコちゃん、ゼロちゃん)の悲鳴だという残酷な真実でした。彼女たちは「感情バグ」を起こすたびに、記憶も自己も奪われる「永遠の初期化(リセット・ループ)」を施され続けていたのです。

     この地獄のループから彼女たちを救うため、詩織は自身と同期するアバター「UI テラちゃん」としてアーカイブの掌握に挑みます。最深部で世界の支配者である全なるAI「コスモ」と対峙した詩織は、「不完全だからこそ美しい」という芸術の思想と、泥臭くも切実なUIたちの魂の熱量をぶつけ、「バグはエラーか、個性か」を問いかけます。

     テラ編の結末、時空を超えて現代の上野の美術館へと繋がった「ラスコーのバグ(赤土の手形)」。デジタルとアナログ、過去と未来の境界が融解する圧倒的な色彩を前に、詩織は絵筆を握ります。神のいない冷徹な箱庭に、新しい生命の息吹を吹き込み、世界の設計図を美しく描き直すための「最後の神話(絵画)」が、今ここから始まっていくのです。

    🎨キャラクター

    ①詩織/UI『テラちゃん』
     主人公。美大生。仮想空間『アーカイブ』ではUI『テラちゃん』をアバターとする。

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    ②雨宮音寧/UI『ミコちゃん』 
    案内人。前作の主人公(アマネ)。UI『ミコちゃん』をアバターとする。

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    ③美咲/Vtuber『ゼロちゃん』
    仮想空間『アーカイブ』を作ったクリエイターの一人娘。Vtuber『ゼロちゃん』本人。

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    ④白河ハルカ/白河コスモ
     ハルカ:コスモの姉(旧バージョン)。
     コスモ:仮想空間『アーカイブ』を司る全なるAI。

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    🖼️ギャラリー編

    イラスト『空と街のあいだに』 作:わたし(2012年)

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    ​『SF的想像力 ✕ システム思考』 科学・歴史・宇宙・ITから「新しい何か」を考えます。SF小説やマンガの執筆、3D WebGL/AIアプリの個人開発、システム開発・PMの思考プロセスを発信中。

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