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戦隊ロボの見分け方(前編)

    ©テレビ朝日・東映AG・東映

    以前、ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦を見た時の事です。

    これは非常に良くできた映画で、
    特にクライマックスで歴代ロボが集合するシーンがとても熱く、感動させられました。

    させられましたが…何の戦隊のロボか分からない!

    当時、未視聴の戦隊も結構多かったのですが、特に昭和世代のロボの区別が付きませんでした。

    全部知っていれば感動はさらに大きかったはずなのに…。

    そんな経験を思い出したので、今回は戦隊ロボ(1号ロボ)について
    何故見分けが付かなかったのか、どう見分ければ良かったのかを書いていこうと思います。

    何故見分けが付かなかったのか

    世代が違う

    身も蓋もない話ですが、これが一番大きいでしょう。単に見慣れてない故に区別が付けられていないだけです。

    …さて、ここで終わっては記事にする意味がありません。

    見慣れてないだけなら、見たら分かるだろという話になります。ですが恥ずかしいことに、見ていたのに区別が付けられないものもありました…。

    その理由として、後の世代とデザインの方向性が違うことが挙げられます。

    デザインの方向性の違い

    戦隊オタクの方なら、ジュウレンジャーがスーパー戦隊シリーズの大きな転換点となっていることに異論はないでしょう。
    これはロボについても同じです。ジュウレンジャーのロボ(正確にはロボじゃないけど)である大獣神から、今でも馴染みのある戦隊ロボの特徴が顕著になっていきます。
    (あくまで顕著になるというだけで、もちろん例外も沢山あります)

    つまり、ジュウレンジャー以降では当たり前になっている要素が、それ以前では当たり前になっていないので、見分けるための指標を見失っているわけなのです。

    もう少し具体的に特徴について迫っていきましょう。

    合体前のメカの違い

    昔の戦隊は、ヒーローのモチーフと合体前メカのモチーフが合致していませんでした。ヒーローのモチーフに関わらず、メカは戦闘機や戦車が採用されるのが当たり前で、最初期はメンバー1人につき1メカの割り当てもありませんでした。
    メンバー分のメカが出たのが11作目のマスクマン、モチーフが合致したのが12作のライブマンです。

    そういった背景が、後述する差異を生み出すこととなります。

    カラフルさの違い

    各メンバーにメカが割り当てられていなかった影響で、操縦者とメカの色が合致していない例もよくありました。
    それだけならまだ良いのですが、赤と青率がものすごく高い。
    そのため、合体後のカラーリングが赤と黒が中心になったものか、青メインで赤と黄の差し色が入っているものの2パターンに集中してしまっています。これでは見分けが付けられません。

    こういった流れを汲んだためか、各メンバーにロボが割り当てられた直後も、グレートファイブ、ターボロボ、ジェットイカロスあたりは各色の主張が弱めです。全体のベースとなるカラーがあり、そこにアクセントのように他の色がある程度になっています。
    ライブロボはそんな事ないので、左右で色が違うことを控える風潮がどこかにあったのかもしれません。

    それを踏まえると、大獣神の黄色主体の右脚、青主体の左脚というのは地味な大発明であると分かります。

    顔の主張の違い

    大獣神以降、生物系メカなら顔、乗り物系メカなら前方が、合体後の正面から確認できるデザインが増えるようになりました。

    それ以前ですと、ライブロボはライオンの顔こそ目立ちますが、ファルコンの顔は隠れ、ドルフィンもロボットに溶け込んでいて目立ちません(目が原因でしょうかね…?)。ジェットイカロスは、合体前にあるそれぞれの顔が、合体時に隠れてしまいます。
    対して大獣神の場合、右脚にサーベルタイガー、左脚にトリケラトプス、盾にマンモスが非常に目立ちます。胸はプテラノドンが担当していますが、ティラノサウルスの口を模していて、これも間接的に顔をアピールしています。

    これにより、合体前がどんなメカだったか容易に想像が付くようになりました。
    プテラだけは完全に隠れてしまっていますが、4/5は分かります(ちなみに、1体だけ完全に溶け込むというのは割と最近でも見られる傾向です)。

    このように、顔と色の相乗効果により、どのメカがどんな合体をしているかが感覚的に分かるようなデザインになっていったのです。

    どうやって見分けるのか

    散々書いておいてなんですが、見分けが付かない理由はどうでも良いのです。

    大事なのはどこで見分けを付けるのか、見分ける指標はどこにあるか、という点。
    単純にどこのパーツを見れば~と言うのは簡単ですが、それではただの暗記になってしまいます。

    もっと面白く、戦隊ロボがより好きになるような覚える方法…それは、戦隊ロボの歴史的背景も知識として入れておく事だと私は提唱します。

    戦隊ロボがどういう進化をたどり、当時の子供はどの部分に白熱したのか。その目線さえ分かれば、後年の世代でも見分けが付けやすくなるのではないかと思います。

    長くなってしまったので、具体的な見分け方は後編へ!

     
     
     
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