
【野菜のひとくちの薬膳⑯】秋から冬へ、白菜。
涼しくなってくると、
温かい料理が恋しくなる。
そんな季節に、
今日のひとくちは、
白菜。
白菜の起源
白菜はアブラナ科の野菜。
中国で古くから栽培されてきた野菜で、日本には明治時代以降、本格的に広まりました。
鍋にはもちろん、漬物や炒め物、スープにも。
冬の食卓には欠かせない存在です。
薬膳から見る、白菜
薬膳では白菜は、熱を冷まし、潤いをあたえ、胃腸の調子を整えるほか、余分な水分を排出する食材として考えられています。
秋から冬は、温かい料理にしていただくことで、季節に合わせた食べ方ができます。
栄養学から見る、白菜
白菜には、
🌟ビタミンC →コラーゲンの合成、鉄分の吸収、抗酸化作用に関係
🌟ビタミンK→血液凝固や丈夫な骨作りに不可欠
🌟カリウム→ナトリウムの排出する働きがありむくみ解消に役立つ
🌟カルシウム→丈夫な骨作りにに欠かせない
🌟食物繊維→便秘改善、腸内環境を整える、食後の血糖値の上昇を穏やかにし、血清コレステロール値を低下する働きをする
🌟葉酸→ビタミンB12とともに血液中の赤血球を作る上で重要
動脈硬化予防、胎児の脳や神経管、心臓などカラダの形成に必要
などが含まれています。
水分も多く、比較的エネルギーの低い野菜です。
おすすめの調理法
鍋。
スープ。
蒸し料理。
炒め物。
加熱するとかさが減るので、たっぷり食べやすくなります。
ビタミンCは熱に弱いのでサラダや浅漬けにすると無駄なく摂れます。
遺伝子組み換えについて
現在、日本で食品として安全性審査を経て流通が認められている遺伝子組換え作物に、白菜は含まれていません。
ひとくちの奇跡からのメッセージ
白菜は、
一枚一枚の葉が重なって、
ひとつになる。
一人ではできないことも、
誰かと重なることで、
大きなものになる。
食卓も同じ。
一つの野菜だけではなく、
いろいろな食材が重なって、
一つの料理になる。
人も、
一人ですべてを抱えなくていい。
誰かの力を借りてもいい。
そんなことを白菜は教えてくれる気がします。
今日のひとくちが、明日の自分をつくる。
それが、ひとくちの奇跡。