
人生を急ぎすぎていた。
私の毎日はここからはじまる
朝5時半。
アラームが鳴る前に必ず目が覚める。
「寝坊したらどうしよう。」そんな気持ちがどこかにあるから、何度も目を覚まし朝を迎える。
子どもを起こして、お弁当を作って、朝ごはんを準備して、犬の散歩へ行く。家族が一日を始められるように動くことが、私の朝だ。朝が終わる頃には、一日分の体力を使ってしまったような気がする。
それでも私には、やりたいことがたくさんある。AIを勉強したい。noteを書きたい。デザインも覚えたい。動画編集もやりたい。犬に関わる仕事をして、いつか自分で事業もやってみたい。頭の中には、いつも未来の夢がぎっしり詰まっている。
でも現実の私は、ソファに横になっている。「10分だけ。」そう思って目を閉じる。気づけば1時間。ひどい日は2時間眠ってしまう。起きた瞬間に思う。
「また今日も何もできなかった。」
昔の私は、「怠けているんだ」と思っていた。気合いが足りない。努力が足りない。もっと頑張れるはず。そうやって、自分を責め続けてきた。
だけど最近、少しだけ考え方が変わった。もしかしたら私は、怠けているんじゃない。
ただ、疲れているだけなのかもしれない。
40代になって思う。
若い頃は、寝なくても何とかなった。無理もできた。でも今は違う。身体は正直だ。頑張りすぎれば、ちゃんと止まる。
「少し休んで。」そう言っているみたいに。
私は「休むこと」が苦手だ。休んでいると、時間を無駄にしている気がする。周りは進んでいるのに、自分だけ止まっているような気がする。
焦る。また焦る。
その焦りが、心まで疲れさせる。
でも、不思議なことに。身体が元気な日は、気持ちまで前向きになる。犬の散歩も楽しい。子どもとの会話も増える。noteも書ける。未来のことを考える時間さえ、楽しくなる。
結局、私に足りなかったのは時間ではなかった。
「元気」だった。
人生は、急げば夢に近づくものだと思っていた。でも今は少し違う。立ち止まる日があってもいい。昼寝をする日があってもいい。今日は何もしなかった日があってもいい。その休息が、明日の私を動かしてくれるなら、それは前に進むための時間だから。
私は今でも夢がたくさんある。やりたいことも、挑戦したいことも増え続けている。だからこそ、これからは「頑張る」だけじゃなく、「休む」ことも大切にしたい。
人生を長く楽しむために。元気で現役でいるために。私は今日も、自分の身体の声を聞きながら、少しずつ前へ進んでいこうと思う
この作品が伝えたいことこのエッセイは、「疲れた」ではなく、「夢があるからこそ焦ってしまう人」の心を描いています。