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エピローグ

    静かな別れの、そのあとに。
    まだ残っている言葉だけを置きました。

    (所要時間:約1分)



    エピローグ


    もうワガママは言わない。

    あなたは、優しい嘘を吐く。
    もうそんなものいらない。

    私を優しい目で見てくれる。
    もうそんなものいらない。

    私は、あなたが思うよりずっと強い。
    だから、平気。
    好きなところへ行けばいい。

    あなたを誰より見ていたはず。
    あなたを誰よりわかっていたはず。
    だってあなたが好きだから。

    あなたを幸せに、そう願っていた。

    「二人の出会いは運命だ」って。
    あなたが言ってくれたのに。

    胸が苦しい。
    溢れる想いが、喉の奥から出てこない。

    だから、私の願いを聞いて。


    最後に私を抱きしめて。
    強く、強く、抱きしめて。
    私を壊してくれていい。


    あの日の二人が遠くなる。

    あなたがちぎれて遠くなる。


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    白砂

     
     
    日々の中に潜む 見落とされがちな気配や感情に 耳をすませていたいと思っています ふとよみがえる記憶 季節とともにめぐる心の揺れ 誰にも語らなかったひとこと そんな時間のかけらと不意に浮かんだ感情を 言葉にして 物語として誰かに手渡したい それが 今の私の願いです

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