何も文章が書けない時に思う
毎週note投稿を目標にしていたのだが、一か月を過ぎた今全く何も書けなくなってしまった。
いや、今書いてるからこの文章があるのだと思われるだろう。
私自身の感覚として、先週までと何もかもが違うのだ。
何よりもまず、内容が浮かばない。
長編小説も並行して書いていたのだが、ストーリーも設定も考えられない。
今後の展開や設定を固めないといけないこと、それは分かる。それなのに、その言葉だけがずっと頭に残って進まないのだ。
キャラクターの過去を決める必要ようがあったとして、「彼の過去」この文字列だけが頭を占有する。
普段なら、様々な可能性や他のキャラクターと関連付けて色々発想を膨らませていたように思う。
思う、というのはどんな発想をしていたか今では定かではないのだ。
メモに残した設定以外確かではない。何か、思いついていた気がするけれど、書き残し忘れたそれらは霧散している。
霧散するのは、創作だけではない。
自分の気持ちや考えすらもどこか遠くに行ってしまっている。
だから、毎夜悩ませていた思考や文章も消えて感情の吐露ができず書くことがない。
気力がないのは毎日のことで、では何がなくなってこうなってしまったのか。
先程までこの答えを得ていたはずなのに、書いていたら忘れてしまった。
別に、これが初めてなわけではない。むしろ、言葉が溢れて出して、書かなければいけないという執念や衝動の方が異常なのかもしれない。夜に癇癪を起こした子どもみたいに泣く時と同じだから。
そう考えると、何も思わない薄い自分が正しいように思う。
でも、私の何か大事なところがなくなったように、熱がない。
私の思う素敵な言葉を次々に編み出す快感を、際限なく味わいたいと思う。
何もない今の私。
虚無の中でかろうじて文章を書けるのは、これらが幾度も思ったことを再生しているからにすぎない。
身を焦がしてこうなっているのなら、いつ私は適当な熱を宿すことができるのだろう。