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拒否!「トイレに行ってくれない」が俺の幸せ_介護職_介護士_介護福祉士

    【今日の広告】




    「トイレに行きましょう!」

    そう声をかけて


    「はい、行きましょう」


    そうやって
    トイレにすんなり向かってくれたら
    どれだけ楽なんだろ…


    そんな一筋縄では行かないのが

    トイレ誘導…


    トイレに行こうとしてない人を
    トイレに連れて行くんだから仕方がないか。


    なかでも
    頑なに行こうとしないおじいちゃんがいる。

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    トイレに行きましょう。

    「いや、行かない」


    しばらくトイレ行ってないみたいだから。

    「行かない、したくないんだから」



    普通に声をかけても無理。


    あぁいえばこう言う…
    簡単にいかないからこそ
    やりがいはあるんだけどね。


    ただ闇雲に声をかけず
    何で行きたくないのか考えることにした。



    面倒臭い…
    人に指図されたくない
    みんなの前でトイレに行くのが恥ずかしい…
    パットが濡れてる事がバレたくない
    介助者のことが嫌い
    本当にに行きたくない


    理由を考え出したらキリがない…

    そこで
    ない頭で考えた。


    トイレと言わずに連れて行けばいいじゃん。


    そして
    トイレに着いたら
    ついでにおしっこしてみたら?
    的な感じで出来たらいいなぁなんて。


    前に他の人で試した
    わざと少し水で濡らしてズボンを交換出来たやつは今回は無理だった。

    乾くからいいって言われたり
    おしっこで濡れたみたいでより拒否が強くなったから。

    だから違う方法を考えないと。



    人前では出来ない…
    ズボンを脱がないと出来ない…


    そうだ。
    前に話してた時に

    「痔なんだよ、薬塗ったり大変だったなぁ」


    って本人が話してたのを思い出した。


    痔が良くなってるか確認する…


    これなら本人も
    すんなりと受け入れられるんじゃないか…

    痔ってみんなの前で言われるのが恥ずかしいかもしれないから

    本人にだけ聞こえるように
    声の大きさに注意して声かけしてと…


    それに信憑性を高めるために
    適当な薬を見せるために用意。


    薬を見たら実感が湧くだろうしね。


    ちょっと痔が良くなってるか確認するのであちらにきてください。

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    声をかけると

    「良くなってるからいいよ」

    と拒否されるだけど

    治りかけが一番危ないんですよ、再発したら大変だからこれ塗っておきましょう。


    「あぁ、そうか、どこで塗るんだ?」


    そこのトイレで塗りましょう。


    完璧。

    トイレに入ってズボンを脱がせる時も

    お尻に薬塗るのでズボン下げますね


    これで拒否なくズボンを脱がすことができた。


    他のお薬を取ってくるので
    座ってて下さい。


    そう言って便座に座ってもらって


    俺がいなくなった途端に
    ジョロジョロと音が聞こえる。



    お待たせしました。
    お薬の効きが良くなるようにちょっとお尻拭きますね。


    これでお尻まで拭くことが出来た。


    目的はトイレでの排泄だけど

    やって欲しいことを
    そのままに伝えても出来ない時は

    ちょっと違う角度から攻めたらうまく行くんだなぁって思った出来事でした。


    普段のコミュニケーションで
    相手が話してた内容を覚えてて良かった。


    楽しく話すだけじゃなくて
    情報収集をしてるって意識を持ちながら関わってきた事が証明された感じ。



    うまくいったことを他職員と共有。

    誰がやってもうまく行く方法が見つけられ時…

    自分が出来る介護士になった気がする。


    介護してて

    幸せな瞬間のひとつ。


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