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Majangella carli

    *見出し画像は今年に石粉粘土と画用紙によって制作したものです。実際とは異なるので注意が必要です。

    しばらくMajangella属の記事を出していこうと思うのでその第一弾としてMajangella carliを説明します。

    解説

    Majangella carli Giglio-Tos, 1915
    Majangella carliはマレー半島、スマトラ島、ボルネオ島に分布する苔に擬態しているカマキリ。
    分布域 ミャンマー南部、マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、ジャワ島。
    体長 オスは29~30mm、メスは不明。
    シノニムはない。
    外見 オスを基にすると頭部、胸部、脚部は全体的にクリームと黒、白がモザイク状にまじりあった体色をしている。
    頭部の形状としては横長で複眼が強く突出している。頭頂部には突起を有しており、その形状は二又せず単一で先端に向かって鋭く細長くなる。
    前胸背板は合計5個の突起が目立つ。前胸背板の拡張部は大きく広がり角ばっている。前胸背板の縁に細かい歯を持っている。そのため、横から見ると凹凸が目立つ。
    前胸腹板は白く、前脚基節の付け根は黒くなる。
    前翅は腹端を超え、翅脈は褐色。前縁域は不透明で、褐色班がちりばめられる。それ以外の前翅は全体的に透明。後翅も全体的に透明である。
    腹部は薄い赤色をしており、後方の節には白く鋭い葉状突起が目立つ。
    前脚基節の内側は基部と先端が黒く、それ以外は白い。また、前脚基節前縁には6個の歯を持つ。
    前脚腿節の形状は背縁に基部から中央にかけて葉状に広がる形状をしている。前脚腿節の内側は中央の大半は黒く、それ以外は白くなる。また、葉状に最も広がる部分を挟むように上縁に2つの褐色班を有する。
    中脚、後脚には小さな葉状突起を持つ。
    メスの外見はBeierがメスと同定した標本を見る限りオスとかなり良く似ている。ただし、この標本がメスなのかも不明で今のところメスの正式な記載はない。

    画像
    今年にダイソーの石粉粘土と画用紙で制作したMajangella carliのオス

    備考

    本種はGiglio-tos氏によってスマトラ島産の標本を基に記載された。
    そのホロタイプは2014年時点ではSvenson & Vollmer氏らが調査したところ見つからなかったため紛失しているものだと思われる。
    Majangella属で一番小型の種類。
    Majangella moultoniとMajangella ophirensisとは頭頂部の形状と前脚腿節の模様で識別できる。
    本種はオスしか知られていないが、Svenson & Vollmer氏がBeier氏によってメスと同定された本種の標本を発見した。ただし、前述のとおり本当にメスなのかは不明。少なくともメスは存在すると思われる。

    出典

    v.46 (1914) - Bollettino della Società entomologica italiana - Biodiversity Heritage Library

    (PDF) A case of the higher-level classification of praying mantises (Mantodea) obscuring the synonymy of Majangella Giglio-Tos, 1915 (Liturgusidae, Liturgusinae) and Ephippiomantis Werner, 1922 (Hymenopodidae, Acromantinae)

    *注記
    この記事は図鑑、データベース、オンライン資料などを参考にしながら、自分の言葉で特徴や情報を整理したものです。
    海外文章や外国語の資料を読む際にGoogle翻訳やAIによる翻訳補助を使用しています。そのため、訳語や解釈に誤りが含まれる可能性があります。
    学名、分布、形態、タイプ標本、シノニム、識別点などの情報は、参照した資料を基にまとめていますが、専門的な分類判断を確定するものではありません。正確な情報については、原記載、専門文章、標本情報、専門家による確認を参照してください。
    参考にした資料は、可能な範囲で出典として記載しています。

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