
Hierodula striata
*見出し画像は2024年にねんどの王様とプラバン、画用紙によって制作したものです。実際とは異なるので注意が必要です。
Hierodula striata
解説
Hierodula striata Giglio-Tos, 1917
Hierodula striataはマレー半島、ボルネオ島に分布するHierodula属のカマキリである。
体長 メスは58mm オスは52mm。
外見 メスの外見は全体は黄緑色で、頭部は前胸背より幅広い。
前胸背は細長く、全体的に伸長し、拡張部も細長い。その前胸はHierodula patelliferaと比べると明らかに細長く、Camelomantis parvaに似る。縁は後胸まで細かい鋸刃状で、拡張部の後方では波状となる。また、後胸は前胸と同じく細長い。前胸腹板のうち、一対の前脚基節の間は白い。
前翅は腹部とほぼ同長で幅広く卵型。その翅には透明な縦帯が入る。この前羽はほかのHierodula属にはない特徴である。
後翅は透明だが翅脈は黄色く、先端と上側の縁は黄緑色である。
前脚基節には先端に向かって長くなる棘を9~10有りしており、その間にいくつかの小さい棘が入る。前脚転節の先端は暗色を帯びる。さらに前脚腿節は一部の棘が黒色である。そして前脚跗節は内側の先端が黒く、それ以外は朱色である。また、跗節節片も内側が黒い。
腹部背板は黄色く、腹部腹板は黄緑色である。
オスも前脚や前胸、頭部などメスと共通する箇所がある。雌との相違点は腹部は平たく、後胸にいくつかの茶色の斑紋を有する点、前翅は透明で、縁は黄緑である点がある。
卵嚢は上方向に向かって細長くなる。
備考
Giglio-Tosによってペラ州で採集されたホロタイプを基に1917年に記載され、前胸と前翅、前脚腿節の特徴からCamelomantisに似ると記述している。

最近、交尾器がCamelomantis parvaと一致する箇所があるため,Canelomantis parvaに近いという検証がなされた。
前翅が卵型という点、透明な縦帯が入る点から前翅が葉、透明な縦帯が葉脈に似せている可能性がある。
学名のstriataは「縞のある」という意味。
ボルネオ島で分布域が重なるHierodula gracilicollisとは交尾器、腹部の模様、前胸腹板の下半分の色で識別できる。この識別法はオスの場合で、メスは未検証。
生体写真
カマキリの白バック写真 - 海野和男のデジタル昆虫記
出典
species Hierodula striata Giglio-Tos, 1917: Mantodea Species File
Hierodula striata Giglio-Tos, 1917
Hierodula gracilicollisの写真 · iNaturalist
Hierodula striataの写真 · iNaturalist
https://www.biodiversitylibrary.org/page/10373482
https://www.biodiversitylibrary.org/page/51527331
*注記
この記事は、図鑑、データベース、オンライン資料などを参考にしながら、自分の言葉で特徴や情報を整理したものです。
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