
「あなたの世界」制作裏話 #3
設定
曲の雰囲気や、おたパパの今までの設定で、なんとなく妄想スイッチが入りそうだ。しかしもうちょっと詰めてみよう。おたパパは再婚していない。何かを自分から進んでやるタイプではない。しかも学生の頃音楽に親しんでいるイメージも湧いてこない。
それならばこのボカロ界隈には無理やり連れてこられた方がいい。ということで奥さんにこの音楽の世界に引っ張り込まれたことにすればいいのでは。反面彼女の方は、引っ張り回す天真爛漫な感じがいいかなって思えてきた。
それで、付き合いは高校生からというよりも、なんとなく大人な雰囲気が漂っていたので、大学生からということにした。大学生ならば落ち着いた雰囲気も出せるだろう。そこでおたパパの像は決まった。小さい頃から、詩や小説などを書いていた。でも、急に彼女から曲を作ってくれと言われ困惑する。そうして彼を振り回す。
いいですね〜。こういうのも大好きですよ。
多忙
忙しいのは毎年のことなのだけれど、それにも輪をかけてまた忙しい。プライベートもまた別件で忙しい。忙しい忙しいって言っちゃダメだけれど、忙しかった。先月から輪をかけて忙しくなったけれど、「夏休みだけど」をたくさん聴いてもらって元気が出た。いろいろ制作のお話しを聞いてもらって元気が出た。
私の仕事や生活の中にはDTMerはいないけれど、X上にいるのが嬉しい。細く頼りないつながりかもしれないけれど、やっぱりこれは絶やしたくない。そのつながりで元気をいただき制作を続ける。やっぱ作曲活動は楽しいなぁ。
もし仮に十分すぎるほど時間があって、有り余るほどのお金もあって、活動に全く支障がない。果たして曲はできていただろうか。時間はない、音楽の知識もない、お金もたくさんはない、仕事はめちゃめちゃ忙しい、これぐらいがちょうどいいのではないだろうか。
そんな中でできた曲たちはやっぱり愛おしい。今回の曲もそんな愛おしい曲たちの仲間入りさせたいのだ。頑張ろう。「心を亡くす」と書いて「忙しい」だ。私の心は死んではいないので忙しくない。そういうことにしておいた。みなさんからの応援で生かされているのだ。感謝。
時間
しかし時間は無情にも過ぎゆく、締め切りが迫ってくる。うう~、お話が出てこない。しかし焦ってはいけない。自分の妄想力を信じるのだ。何かきっかけがあれば出てくるはず。で、出てくるときはたいてい「なんで今?」というとき。
そう、仕事のおやすみ時間の終わりかけのときに出てきた。もう休み時間は終わるので、慌ててメモを取る。とるとるメモを取る。とにかく出てきたお話に栞をつけて思い出させやすくするのだ。このとき大体最後までの話の流れが出てきた。
しかしこれを全部歌詞にすると一体何分になるんだ。無理であろう。その話の中の最後に曲が出てくる。この曲を作ればいいのかとひらめく。時間はないのだからこのアイデアに乗るしかないな。ということで話が決まった。話が決まると歌詞は早い。そこまで時間がかからずにできた。
つづく