メインコンテンツへスキップ
見出し画像

『蒼と白の紡ぎ歌』

    Kei



    ​第一章:白ヘビのお守り(山と祈り)

    ​むかしむかし

    森の奥深く、苔むした神社に

    白い鱗を光らせる神さまがおりました

    ​幼な子が抱えるのは

    「御守」と書かれた白い袋

    そっと差し出す小さな手のひらに

    白ヘビさまは優しく微笑み、息を吹きかけます

    ​「白き守り

    心をつなぎて

    千年のきずな」

    ​災いを遠ざけ、命を護るぬくもりは

    幼な子の胸の奥で

    静かに、あたたかく灯り続けていました


    画像

    ​第二章:人魚のかんざし(海と記憶)

    ​月明かりが波間に溶ける海辺の町

    桟橋に腰かける少女のもとへ

    蒼い髪をなびかせ、人魚がそっと姿を現します

    ​澄んだ水中から差し出されたのは

    海の恵みと涙で紡がれた、美しく光るかんざし

    ​「かんざしは、わたしの思い出。

    どうか、海をおもいだしてね」

    ​波の揺らめき、潮の香り、深海の静寂——

    二つの世界が交わる場所で

    切なくも優しい約束が、夜の海に咲きました


    画像

    ​第三章:雲をはこぶつばめ(空と旅立ち)

    ​風が吹き抜ける大きな空

    つばめたちは模様入りの布をくわえ

    ふんわりとした白い雲を包んで飛んでいきます

    ​山の神社で授かった「祈り」と

    海の底で受け取った「記憶」を乗せて

    風の街道をどこまでも、どこまでも

    ​「雲運びつばめ」が運ぶのは

    明日を照らす恵みの雨か

    それとも、遠い街へと届く誰かの想いか

    ​暮れなずむ空の向こうへ

    つばめたちは今日も、世界の繋がりを運んでゆきます


    画像


    #3つのお題に空想のひらめきを
    #片桐みかんさん企画

    みかんさん、宜しくお願いします。

    未来遊覧船さん、マガジン収録して下さり、ありがとうございますm(_ _)m

    片桐みかんさん、マガジン収録して下さり、ありがとうございますm(_ _)m


    山中サトシさん、マガジン収録して下さり、ありがとうございますm(_ _)m

    YasuhutoMorimotoさん、マガジン収録して下さり、ありがとうございますm(_ _)m

    西野光照さん、マガジン収録して下さり、ありがとうございますm(_ _)m

    滝沢和也さん、マガジン収録して下さり、ありがとうございますm(_ _)m

     
     
     

    Kei

     
     
    ★心身ともに不調の為、noteしばらくお休みします。 わたしの好きな言葉 フリードリヒ・ニーチェ 「脱皮できない蛇は滅びる。意見を取り替えていくことを妨げられた精神も同様だ。それは精神ではなくなる」 ブッダ 「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」

    あなたへのおすすめ