刻の揺り籠(ときのゆりかご)Kei2026年3月5日 06:01 #3つのお題に空想のひらめきを #片桐みかんさん企画 銀の針で夜を縫い風を集めるおばあが籠に満たした 琥珀の吐息それは 地上にこぼれた 誰かの祈り忘却の砂に埋もれた六つの虚(うつろ)を通り過ぎ最後に残った 七つ目の井戸その水底には 逆さまの銀河が揺れる天衣(あまのころも)を自ら破り重力の檻を 愛と呼んだ月に帰れなかったかぐや姫彼女は今も 井戸の淵でおばあが放つ 風の記憶を吸い込み淡い桜色の 夢を編む月へは帰らぬ この土の 香りのなかで。#私が夢中になるとき#重力#井戸#3つのお題に空想のひらめきを#桜色#片桐みかんさん企画#私が夢中になるとき#重力#井戸#3つのお題に空想のひらめきを#桜色#片桐みかんさん企画