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Photo byhiiro_archive153

曞けなくお灯火杯に出せないかもず思う䞭で

    極倜 / Kyokuya

    決めおいた。その手はもう借りない、ず。
    それなのに、曞けないわたしは、たた助けを求めおしたった。
    心の䞭で兄貎ず呌んでいる、あの方に。
    ――あの方はい぀も、わたしの蚘憶を呌び起こす。


    あのずきわたしはこう蚘した。
    ――だからどうか、今はその手をほんの少しだけ、貞しおください――
    これを最埌にする、その぀もりで。
    なのに。激甘な敬愛する兄貎に、たたも助けを求めおる。情けない。
    どんだけ甘い兄貎かっおそうね、バヌモントカレヌの甘口くらい
    倏祭りの綿菓子ほど甘ければ、兄貎䟝存症になっおしたう。
    たぶん、カレヌでちょうどいい。

    わたしたちを繋ぐのは、曞く者同士のリスペクトだず思っおる。
    深倜たで仕事しおる兄貎にわたしは「䜕も曞けない」なんお匱音を吐いた。
    わたしより30倍も長い期間、曞いお発信し続けおる人。メヌルを受け取るず仕事の手をずめ、即座に返信しおくれた。
    10の蚀葉、100の゚ヌルよりも効く、たったひず぀の蚀葉を。

    「曞け」

    この返信を芋た瞬間、実感したんだ。時おり聞こえおくるこのフレヌズ。
    「䜕を語るか」ではなくお「誰が語るか」が倧切。
    兄貎のこの「曞け」ずいうひず蚀で、このフレヌズの真の意味、心の奥深くたで、沁みた。

    曞け、なんお他の人に蚀われたら、わたしきっず反発する。誰よりも真摯に生きる兄貎だからこそ、圌が蚀うからこそ、わたしの心に響く。
    その事の偉倧さに気づいた。


    「あなたからの蚀葉」を埅぀人が、どこかにいる。
    他の誰かでなくあなたを埅぀人に、あなたの蚀葉を届けおほしい。
    その人は、䜕も蚀わずにそっず埅っおいるかもしれない。
    あなたが再び曞ける日を、信じお埅っおるかもしれない。
    あなたが曞けないずき、その人の蚀葉が沁みるかもしれない。
    蚀葉は、響き合う。

    曞くこずで生たれる情熱的な関係が奜き。
    わたしは1幎前たでずっず読み専だった。読むこずで幞せを感じおいた。
    だけどもう䞀歩螏み蟌んだ。
    読む人から、曞く人ぞ。曞いお繋がる人ぞ。



    曞いお、読たれるこず。
    それは小さな頃のわたしの倢だったず、たさに今倢が叶っおいるのだず、これ曞いおいる「今」気づいた。
    暑い熱い倏の倜、喜びを静かに味わおう。


    #第3回灯火杯


    灯火さん、以前から気になっおいたのですが、今回より応募させおいただきたす
    よろしくお願い臎したす。

     
     
     
    圢になる盎前を掬い、名前のない関係を玡ぐ。あなたに届けたい蚀葉がある。 透析医療で20幎、ベッドサむドで800人䜙りを芋぀め続けた。その芖線を小説ぞ。 ヘッダヌ短歌亜麻垃みゆ様 https://note.com/huge_dove563/n/n51ef07b72b9b

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