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Photo byyuru_chocola

希う――【宛名のない手紙】

    極夜 / Kyokuya

    続ければ、いつかは本物に変わる――


    ありがとう。
    あなたがいるから、今のわたしが在る。
    あなたの言葉が文章が、
    未来のわたしを約束する。
    今のわたしはあなたを愛し、
    未来のわたしは、あなたを支える。


    あなたの言葉が文章があれば、
    わたしは今を生きていける。
    その事に今、気づけてよかった。


    あなたの言葉と文章によって、
    今を生きられる誰かがいる。
    その事にどうか気づいてほしい。
    あなたの今は、すぐ過去になる。
    けれどあなたの文章は、
    誰かの今であり続ける。

    誰かの心無い言葉にあなたが傷ついても、
    心まで砕かれることのないように、
    わたしは、あなたの土台になりたい。
    ひとりの力で足りなくとも、
    2人の、5人の、10人の力で
    あなたを支えられるのなら、
    わたしはそのうちのひとりになりたい。


    あなたにいただいたこの力で
    わたしは強くなる
    そして誰かの力になる
    受けた光を、その心を
    わたしの力を必要とする誰かへと
    届けるため
    わたしは書き続ける


    届けるために それを掲げる
    嵐の夜も 極夜も越えて――







     
     
     
    形になる直前を掬い、名前のない関係を紡ぐ。あなたに届けたい言葉がある。 透析医療で20年、ベッドサイドで800人余りを見つめ続けた。その視線を小説へ。 (ヘッダー短歌:亜麻布みゆ様) https://note.com/huge_dove563/n/n51ef07b72b9b

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