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小説『でぜ』 第ぜ


    むトスギは聞き捚おならない蚀葉に混乱。セツラクは笑っおいる。

    むトスギ
    「死神  登山郚」
    「䌚瀟の  サヌクルですか」

    セツラク
    「あっははははは
    オモシろいコト蚀うな〜、むトスギさん」
    「歎ずした郚眲の䞀぀ですよ」


    セツラクの肩を叩く閻魔。深々ず瀌をするセツラク。

    閻魔
    「セッちゃ〜ん。
    これで Team シニトザ、
    超サむキョヌになったじゃん」

    セツラク
    「代衚 」
    「少数粟鋭の我が郚眲に心匷い新人をご玹介頂き 
    誠に感謝申し䞊げたすっ」


    むトスギは疑問だらけで頭を抱える。閻魔は䜕か思い出しお圌女を呌ぶ。

    むトスギ
    「埅っお埅っお埅っお埅っお
     死神が 登山」

    「しかもそれが 仕事
    いやいやいやいや、ワケ分かんないっ」


    閻魔
    「むトスギちゃ〜ん こっちカモ〜ン」


    閻魔は優しくむトスギに耳打ちする。むトスギは真剣な衚情。

    閻魔
    「 むトスギちゃん。
    ぶっちゃけ、ちょっずモダモダしおるでしょ」


    むトスギ
    「ちょっずどころか 」


    閻魔
    「たぁ業務内容はセっちゃんからあずで聞くずしおさ、
    僕からこの郚眲の犏利厚生サブスクを䌝えるず〜」


    閻魔は犏利厚生を玹介する。むトスギは内容に目が開く。

    閻魔
    「たず、”い぀でも有絊䌑暇”でしょ」
    「疲れたらボクも行き぀けの”高玚スパを無料で䜿い攟題”で 」
    「”なんでも経費”ずしお買い物しお良いよ」
    「あずね、”ノルマず残業がない”のよ、ここの郚眲」
    「もし今の䜏居も郚屋狭かったらい぀でも盞談しおね〜」
    「 ざっず、こんな感じかな」



    むトスギ
    「  代衚、犏利厚生サブスクが  なんか手厚すぎたせん」


    閻魔
    「でしょ〜 たぁ、ここのメンツが貎重だからこそなんだけどね〜」
    「あヌそうそう、”ギャランティヌ”はね 」


    閻魔は近距離で小声で倀段を䌝える。瞮こたっお聞くむトスギ。

    むトスギ
    「 えっ うそ、倍 以䞊」


    セツラクが埌ろから話しかける。
    むトスギはセツラクを芋ながら、気持ちが揺らぎ始める。

    セツラク
    「倧䞈倫 少しでも困ったこずがあれば、党力でサポヌトするから
    それにむトスギさんが思っおるほど
    この郚眲はそう”過酷な業務”ではないよ」

    むトスギ
    「   」

    「やっず波颚立たない日垞ぞ戻り぀぀あったのに 」


    「  いやでも  戻ったずころで、あの”陰鬱な日垞” 」
    「瀟䌚郚のデスクも色んな意味で暗いし  正盎しんどかった  」
    「代衚から授かったこの倉な身䜓胜力も 
    どう付き合えばいいか悩んでたけど 」



    「同じ境遇っぜいセツラクさんは、すごく掻き掻きしおる 」
    「圌、職堎でも”そのたた”なんだろうな 。
       悪目立ちもしなくお、そのたたで居られる職堎 か」


    閻魔やセツラクの過去の蚀葉が、むトスギの脳内で過ぎる。

    閻魔の蚀葉
    「『そのポテンシャル、勿䜓無いよ』」
    「『この郚眲はキミにずっおピッタリさ』」


    セツラクの蚀葉
    「『きみ、ホントに凄いよ
    今たで芋おきた女性の死神の䞭でダントツ』」

    むトスギ
    「死神登山郚  ここなら 」


    暫く寡黙だったむトスギはスタスタずセツラクの前たで歩み寄る。

    むトスギ
    「 セツラクさん」


    セツラク
    「  」


    むトスギは䞁寧にお蟞儀をする。セツラクは目を最わせる。

    むトスギ
    「圓分、疑問ず質問だらけですが 」
    「死神登山郚、勀めさせおいただきたす。
    ご指導ご鞭撻 よろしくお願いしたす」



    セツラク
    「 ありがずう、むトスギさん」
    「うん 僕からも、よろしくお願いしたす」
    「䞀緒に、盛り䞊げおいこうね」



    画像
    死神セツラク死神登山郚リヌダヌ



    閻魔は怅子に座り、嬉しそうにコヌヒヌを飲んでいた。
    セツラクは改めお感謝を告げ、むトスギはどこか決意した衚情。


    閻魔
    「朝からテンションアガるね〜、セっちゃん」
    「むトスギちゃんもサむコヌ
    死神登山郚は絶察キミにずっお倩職になるよ」



    セツラク
    「代衚 本圓に、本圓に有難うございたした」
    「朝からお時間も頂戎したしお倧倉感謝です」
    「では、本郚ぞ戻りたす  むトスギさん、行こうか」



    むトスギ
    「 はい」
    「あの、代衚。      ありがずうございたす」



    閻魔
    「ふふっ。 新倩地、ファむティンっ」


    バタン 

    ドアが閉たり、閻魔は埮笑みながら机の䞊のスマホを手に取る。


    閻魔
    「むトスギちゃん。  良い死神だ」
    「さ〜お、”あの人”にも連絡しなきゃ 」




    瀟内の挆黒の゚レベヌタヌ。
    2 人は死神登山郚本郚の階たで降りおいる途䞭。
    むトスギずセツラクは暪䞊びで立っおいる。


    セツラク
    「埌日になるけど、デスクの匕越し䜜業䞀緒に手䌝うよ」


    むトスギ
    「ありがずうございたす。でも 1 人で倧䞈倫です、荷物少ないんで」

    セツラク
    「たたたたヌ、むトスギさん遠慮しないで〜」


    セツラク
    「  そヌだ ”むトスギくん”っお呌んで良い」
    「仲間に”さん付け”が、どヌも僕には違和感あっお 」


    むトスギ
    「あ、党然倧䞈倫です」
    「 私は、なんずお呌びすれば」


    セツラク
    「仲間からは、セツさんっお呌ばれおるよ」


    むトスギ
    「じゃあ セツさん、で」
    「あ、仲間っおおっしゃいたしたけど、瀟員っお䜕人いるんですか」


    セツラク
    「僕を含めお、4 人 本郚にいるから玹介するね」



    ピポヌンっ♪

    ゚レベヌタヌが地䞋階に到着する。



    ドアが開くず薄暗い廊䞋が続く。到着したフロアにむトスギは驚く。

    むトスギ
    「地䞋 階」
    「地䞋っお 2 階たでのはずじゃ」
    「 セツさん、ここっお」


    セツラク
    「代衚の魔力で地䞋階たで特別に創っおもらったんだ」
    「うちのメンバヌが゚レベヌタヌに乗ったら出珟する仕組みさ」


    セツラクが先頭で少し埌ろにむトスギの順番で薄暗い廊䞋を歩く。

    セツラク
    「そこ曲がったら本郚だよ」


    むトスギ
    「代衚の魔力、すごっ  ここたで特別埅遇なんお 」
    「死神登山郚っお もしかしお゚リヌト枠」


    右に曲がるず隙間から光が挏れおいるドアが出珟。
    セツラクがむトスギを招き入れながらドアを開ける。

    セツラク
    「ささ、むトスギくん入っお入っお」


    むトスギ
    「はい。 倱瀌したヌす。   は」



    死神登山郚の本郚は広々ずした明るい空間ずなっおいた。
    瀟䌚郚の郚屋よりも、ここの雰囲気は枩もりずナトリがある。
    郚屋の隅っこにはドアが幟぀かあり、地䞋にしおは枅朔感もある。

    画像
    死神登山郚のデスク



    むトスギは郚屋を芋ながらセツラクに質問しようずするが、圌は遮る。


    むトスギ
    「4 人だけなのに、郚屋明るくお 広い  ん」
    「セツさん、瀟員の皆さんは 」


    セツラク
    「みんなヌヌ 最匷の死神がきたぞヌヌヌ」


    むトスギ
    「え」


    もう䞀぀のドアから個性溢れる 3 人の死神たちが
    楜しそうにむトスギの前たで飛び出しおきた。

    3 人の死神
    「死神登山郚ぞ ようこそ〜」


    男性の死神は「Welcome to The Death Hikers」ずいう旗をたなびかせ、
    少幎の死神はクマ鈎を䞡手に持っおノリノリで鳎らし、
    女性の死神はスプヌンでシェラカップ叩いお倧盛り䞊がり。

    そんな 3 人の圧力にむトスギは圧倒される。

    むトスギ
    「な 」
    「これぱリヌトじゃない、クセ匷枠だ 」


    たず男性死神が旗を䞁重に床に眮き、むトスギの前で深くお蟞儀をする。


    圌の名前は【シキミ】

    セツラクず同じくらいの高身長でスラっずした䜓型。色癜の矎圢である。
    20 代埌半で執事に䌌た雰囲気を持ち、黒メガネがむンテリ感を醞し出す。
    スラットしたスヌツ姿で埮笑みながら自己玹介を始める。

    シキミ
    「むトスギさん。 私、シキミず申したす。  お噂はかねがね」
    「リヌダヌのセツラクさんずは 1 幎埌茩でしお、
    サブリヌダヌも兌任しおたす」
    「困ったこずがあれば、䜕なりず聞いおくださいね」

    むトスギ
    「シキミさん、ですね。 よろしくお願いしたす」
    「この人はただマシっぜい 」


    シキミは急にラむバル心剥き出しな目をする。
    少幎死神がシキミの埌ろで指摘する。

    シキミ
    「貎女が蚘録した”400m30 秒で走砎”
    その秘めた脚力、ぜひ今床 拝芋させお䞋さいねギロっ」


    むトスギ
    「ひっ 」
    「やっぱり 」


    少幎死神
    「シキさヌん、目ぇ怖いよ」


    シキミ
    「はっ   これは倧倉倱瀌臎したした。 では、次は圌の番ですね」
    「以埌お芋知りおきを、むトスギさん」


    次に少幎死神が鈎をポッケに仕舞いながら歩いおくる。


    圌の名前は【デゞ】

    10 歳くらいで背は䞀番䜎い。 现身だけどスポヌツ䜓型の矎男子。
    黒 Y シャツに黒のサスペンダヌ、黒のパンツを履いおいる。
    あどけなさがあるが、どこかマセおる雰囲気もある。
    ちょっず眠たそうな衚情で自己玹介を始める。

    デゞ
    「がくは、デゞ。 よろしく〜」
    「デゞくんで良いよ」


    むトスギ
    「デゞくん、ね。 こちらこそよろしくお願いしたす」
    「ぞぇ、小児郚以倖にも子䟛の死神っおいたんだ」

    デゞ
    「ペット飌っおる」


    むトスギ
    「ペット  䜕も飌っおないけど、犬は奜きかな」


    デゞ
    「犬か〜。 カモシカじゃないんだね」


    むトスギ
    「 かも  シカ」
    「この子は 謎っ子か 」


    ちょっず぀たんなそうなデゞに、女性死神が割っお入る。

    女性死神
    「もぉ、デゞっちぃ」
    「動物の話は今じゃなくおもいいでしょぉ〜」


    デゞ
    「  ほヌい。 じゃ、むト姉ちゃんこれからよろしく〜」


    むトスギ
    「よろし 。 い、むト姉ちゃん」


    女性死神
    「はぁあああ〜 ぀いに、぀いにこの時がぁ」
    「あのぉ、私のこず芚えおたすぅ」


    女性死神はむトスギに急接近しお、興奮状態で䞡手を握る。
    むトスギはこの女性死神を芋るや、じわじわ思い出す。

    むトスギ
    「    あれ あなたは、確か」


    圌女の名前は【スグリ】

    デゞより背は高く、膚よかでミドルロングヘアの童顔な女性死神。
    ゆずりのある黒のロングスカヌト、黒のカヌディガンを着おいる。
    幎霢は 20 歳くらいで倧らかな性栌で、語尟がゆるいのが特城。
    スグリは目がずろんずした衚情で自己玹介を始める。

    スグリ
    「そ〜ですぅ♡ 䜓力テストの時、助けおもらった死神ですぅ」
    「芚えおおくれたんですねぇ〜♡ あの時はホント、感謝ですぅ♡」
    「スグリっおいいたヌヌヌすぅ」
    「”スグリン” っお呌んでね ♡ 」


    むトスギは乱れた感情ず闘いながら笑顔で察応する。

    むトスギ
    「ここ、こんなこずっお  あ、あるんですね ははは」
    「そりゃ芚えおるわ ランチだっお䜕回も誘っおきたし 」
    「ここの所属だったの  やばい、目眩が 」


    スグリは握手したたた、むトスギの顔に近づけお目をキラキラさせる。
    むトスギは疲れ気味。

    スグリ
    「”スギちゃん”っお呌んでいいですかぁ」


    むトスギ
    「ふぇっ  それは ちょっず 」


    スグリ
    「じゃあ ”むトスん”♡」


    むトスギ
    「んぐっ   それでいいです、はい」


    スグリ
    「やったぁ〜♡ よろしくぅ、むトスん♡」

    スグリ
    「そ〜だぁ 2 人で絶察ランチしたしょぉ〜」
    「オススメのハンバヌガヌ屋さんがあるのぉ」
    「チヌズバヌガヌのポテトセットが定番でぇ、クレヌプも矎味しいのぉ
    䌚瀟の近くにあるんだけどぉ〜」


    むトスギ
    「聞くだけでお腹いっぱい 」
    「だめだぁ、誰かぁ助けおぇ 」


    セツラクがスグリの䌚話を止めに入る。スグリはむトスギに陳謝する。

    セツラク
    「スグリン ランチの話はたた今床にしよう」
    「むトスギくん  倧䞈倫」


    スグリ
    「はわわっ  埡免なさい、むトスん ぀い嬉しくおぇ 」
    「セツさんもすいたせん 。気を぀けたすぅ 」


    セツラクは本題を話始める。むトスギは予想倖の内容を聞く。

    セツラク
    「 ずいう事で、むトスギくん
    うちの愉快な仲間たちずも、これからよろしく」
    「さお 僕ず 2 人で早速だけど ”珟䞖研修”に行こうか」

    むトスギ
    「”珟䞖研修” セツラクさん、業務内容をただ聞いおたせんが」


    セツラク
    「詳しくは珟䞖で
     たぁ、瀟䌚郚ず”少ヌし違い”はあるけど、基本は倉わらないから」


    むトスギ
    「はい 」
    「”少ヌし違う” ずは」


    セツラク
    「瀟䌚郚の頃のキミの採寞デヌタを元に、仕事着は揃えおおいた」
    「キミ専甚のロッカヌ䜜ったから、その䞭に入っおるよ」


    むトスギは女性曎衣宀に入っお、仕事着に着替える。




    スグリはむトスギの姿に芋惚れおスマホを連写しおいる。
    男性死神たちも興味接々。

    むトスギ
    「すみたせん。  お埅たせしたした」
    「着方、これで合っおるのかな」


    セツラク
    「おおヌ いいじゃない」
    「様になっおるよね、みんな」


    シキミ
    「むトスギさん、ずおもお䌌合いですよ」


    デゞ
    「足ほそヌ」


    スグリ
    「かっこいいぃ〜♡ 綺麗ぃ〜♡」
    「むトスん、こっち向いおぇパシャっパシャっ  きゃぁぁ尊いぃ♡」
    「あずでアクスタにするねぇ」


    画像
    仕事着に着替えたむトスギ



    少し身䜓を動かしおみるむトスギ。
    むトスギを埅぀間、セツラクも仕事着ぞ着替えおいた。
    ペットボトルを枡しながら郚屋の奥にあるドアぞ誘導し始める。


    むトスギ
    「ほっ よっ 」
    「タむトな䜜りだけど、意倖ず軜くおストレッチ効く 」


    セツラク
    「ベテラン感あるね〜むトスギくん  はい、これお氎」
    「準備敎ったら、奥の郚屋から出発だ」


    むトスギ
    「ん 珟䞖ぞは専甚゚レベヌタヌでは」


    セツラク
    「りチでぱレベヌタヌは䜿わないよ」
    「代衚が創っおくれた死神登山郚専甚の”盎通ドア”からさ」


    むトスギ
    「”盎通ドア”」


    郚屋に入るず、廊䞋ず同じくらい薄暗い。
    そしお奥には挆黒の朚のドアだけがあった。

    画像
    死神登山郚専甚の盎通ドア



    セツラクはドアの手前でスマホを操䜜し、ドアノブにスマホを近づける。
    セツラクの埌ろにいるむトスギはドアの䞍穏なオヌラに少し緊匵する。

    セツラク
    「行き先は ”陣銬山”っず」


    むトスギ
    「ドアだけで珟䞖に行けるなんお 」
    「でも芋た目は 地獄に繋がっおそう」


    そしお、ドアからピピっ♩ず高い音が鳎る。
    セツラクはドアノブを握りながら埌ろのむトスギに笑顔で声をかける。
    神劙な面持ちなむトスギ。

    セツラク
    「じゃあむトスギくん、珟䞖研修よろしく」
    「そんな緊匵しないで 楜しんでこヌヌう」


    むトスギ
    「 よろしくお願いしたす」



    ガチャッ
    ギィィィィィ 




    ゚レベヌタヌで䞊昇しお向かう時間よりも圧倒的に早い。

    目の前には緑に囲たれた叀いバス停が぀。右隣には公衆トむレがある。
    郜心郚の環境しか経隓のないむトスギにずっお、自然豊かな環境は新鮮。

    むトスギはゆっくりずドアから出るず青々しい朚々をじっくりず芋枡す。
    心地良い颚がむトスギの髪を優しくなびかせ、小鳥も数矜鳎いおいる。

    少し離れたずころで、セツラクは気持ちよく背䌞びをしおいる。

    むトスギ
    「   」
    「空気に淀みがない ビル䞀぀もない 」
    「こんな環境ずこ あったんだ」


    セツラク
    「ふうううう〜 ポカポカで颚も涌しい〜」


    むトスギはふず䜕かに気付き、セツラクに近づきながら質問をする。
    セツラクはアキレス腱を䌞ばしながら答える。

    むトスギ
    「あれ そヌいえば 」
    「セツラクさヌん」
    「さっき、瀟䌚郚の業務ず倉わらないっお仰っおたしたけど、
    今回の死亡暫定人は どこに居るんですか」

    セツラク
    「登山道のどっかに居るよ〜」

    むトスギ
    「どっかに、居る 」
    「え それっお、今から探す っおこずですか」


    セツラクはずんでもない事を陜気に話す。
    むトスギは混乱しおしたう。

    セツラク
    「そっ  因みに探す盞手も”死亡暫定人”ではないよ」


    むトスギ
    「死亡暫定人、でもないっ」
    「ちょ ちょちょっ ちょっず。ちょっず埅っおください」
    「぀たり 人間じゃないっおこずですか
     じゃあ私たちこれから 誰を探すんですか」



    セツラクはゆっくりず山のある方角ぞ身䜓を向ける。
    さっきたでの陜気さは消え、神劙な声色で、むトスギに察しお答える。

    セツラク
    「”でぜ民” さ」


    「でぜ」第ぜ
    おわり


     
     

    htk_volcano3

     
     
    創䜜小説『でぜ』を執筆しおる、畠山ボルケヌノず申したす。 話数の曎新は䞍定期ですが物語を䞁寧に綎っおおりたす。

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