この数年、私を支え続けてくれた一杯
「お母さんはもっとクールな母親だと思ってたよ。」
進学で家を離れた息子から言われた言葉に、ハッとした。
職場異動と大学進学のため、上の子どもたちが揃って家を出た3年前の春。
まだ家には下の子がいるけど、ようやく子育ても最終段階に入った。
「これから自分の時間を楽しむぞ~!!」
って、思ってた。
なのに、一体どうしたことか。
なにをしてもつまらない。
特に、休日の過ごし方が分からない。
家庭の状況も子育ても、常に山あり谷あり。
「みんな、早く大きくなってくれないかな」って願うほど、
苦しい時期もあったというのに。
もしや、『空の巣症候群』ってやつですか・・・⁈
新婚旅行も含む、それまでの人生で経験した数々の旅行より、
子どもたちの引っ越しを手伝った際の小さな旅のほうが
ずっと楽しく、尊い思い出になった。
そして、都会で暮らす子どもたちを想うとき、
私は決まってサントリー『東京クラフト〈ペールエール〉』を
手に取るようになった。
「元気に会社や大学に通えてるかな?」
「ごはん、ちゃんと食べてるかな?」
心の空洞に、黄金色の優しいしゅわしゅわが沁みてくる。

ワインのようにサラミや生ハムにも合うし、
普段の家庭料理にも合う懐の広さ。
最近、成人した息子が
「『東京クラフト〈ペールエール〉』おいしいよね!」
と言うようになった。
一緒に乾杯できるようになったことが嬉しい。
本当は、お酒を囲む楽しい景色を教えてくれた
じーじと一緒に飲めたら良かったけどね。
実家を離れて親のありがたみが分かる、というのはよく聞く話だけど、
反対に、私は子どもたちのありがたみが分かったよ。
母親にしてくれてありがとう。
次の帰省を楽しみに待ってるね。

子どもたちと一緒に食べた、とびっきりおいしい
下町のもんじゃ焼きを思い出して買ってみた。

