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むタズラ奜きの、君の名は【シロクマ文芞郚】



    颚が吹くず、魔法が起こるんだぁ


    今、ボクのほおをホワッずなでおいった、この䞍思議な感芚。  それは、先生の手よりもずぅっず広くお、お日様ずお花の匂いがする、倧きな倧きな透明な「おお手」。

    この「おお」の正䜓を知るたで、ボクはずっず䞍思議に思っおいたんだ。





    あのね、ボクは最近、本棚にあるたくさんの本を床に萜ずすのがずっおも楜しいんだ〜。  
    ボクが「えいっ」おさわったら、お行儀よく䞊んでた本たちは、みんな床に萜ちお、重なり合っおおねんねするんだよ。

    その様子はね、お昌寝のずきにヒヌくんがころんっおボクのおふずんに来お、ボクのおなかに足をのせおくるのに、ちょっず䌌おるんだ。


    ボクがさわるず物は動く。
    ボクの芚えた䞖界のルヌルだった。



    それなのに、䞍思議なこずが起きちゃうんだ。
    聞いおくれる



    窓のそばにあるあの癜い倧きな垃は、誰もさわっおいないのに、時々生き物みたいに膚らんで、ダンスを始めるんだよ。  
    先生の髪の毛も、さわっおいないのに時々ふわっず浮き䞊がっお、なんだかいい匂いがボクのお錻のずころに届くんだよ。

    がくが芚えたルヌルず違うんだ。




    そういえばね、この前のお家での「おたんじょヌびヌ」䌚でもそうだった

    ママがたくさんお料理䜜っおお、パパがねぇねにリボンの぀いた四角い箱を枡しおいた日の話だよ。

    パパもママも、  
    「おたんじょヌびヌ、おでヌずヌ」  
    っお笑いながら蚀っおたから、おたんじょヌびヌは、きっずワクワクむベントなんでしょ

    ねぇねの前には、おいしそうな䞞い癜い食べ物があっお、ボクの奜きなむチゎが乗っおお、小さくおきれいなあかりが、ゆらゆらしおたんだ。

    ねぇねが口をずがらせお「ふぅっ」っお魔法をかけたら、あかりは䞀瞬で消えお、癜い雲みたいなのが、するする䞊にのがっおいったんだよ。

    ボク、びっくりしちゃったよ。

    あれも、ねぇねが呌んだ、透明な「おお」のしわざだったのかな。


    「今日はちょっず颚が匷いね〜」

    園庭で、先生がボクたちに笑いかけた。  
    その蚀葉ず䞀緒に、倧きな「おお」がボクたちの間を通り抜けおいく。

    隣にいたなおくんは、おおのあたりの力匷さに、ポカヌンず口を開けおるよ。

    みかちゃんは、芋えない誰かずおしゃべりするように「きゃっきゃっ」ず声をあげお笑っおいる。

    ずらくんは、すり抜けおいく魔法を捕たえようずしお、䜕床も空を぀かむみたいに手を動かしおいる。

    みんな、この芋えない友だちを、それぞれに感じおいるみたいだ。

    お日様の䞋でたくさん遊んで、汗をかいた時に、たたおおがビュヌッず来たんだ。

    「あ〜、いい颚が吹くね〜」

    先生がもう䞀床そう蚀ったずき、ボクの頭のなかの「」が、ピタッず蚀葉ず重なった。



    そうか、これなんだ。



    この透明な魔法の名前は、颚っおいうんだ。  
    「おお」の正䜓は、颚さんだったんだ。


    颚が吹くず、魔法が起こるんだ


    颚が吹くず、さわらなくおも物を動かしたり、萜ずしたりできちゃうんだ

    むタズラ奜きなのは、ボクず䞀緒。


    目には芋えないけれど、颚さんはい぀もボクたちのそばにいお、䞀緒に暮らしおいる。



    ボクは、通り過ぎおいった新しい友だちを远いかけるように、空に向かっお「あ〜う〜」ず、芚えたおの名前を呌んでみた。


     
     
     
    「継続できおいる、未来の自分に䌚いたい」 それをモットヌに、曞いおいたす。 noteは、私が自分であり続けるための倧切な堎所になりたした。 テヌマを絞らずに曞いおいたす。 もし、興味があるペヌゞがありたしたら、クリックしおみおください。

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