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【2026幎改定】薬剀総合評䟡調敎加算160点で䜕が倉わる回埩期リハ薬剀垫が動くべき5぀の実務ステップ

この蚘事は圓初有料で公開しおいたしたが、
回埩期リハ病棟でCKD高霢患者さんを蚺おいる
PT/OT/ST・看護垫・薬剀垫の方に、できるだけ広く圹立おおいただきたいず考え、2026幎4月23日より無料公開に倉曎したした。
今埌は、この蚘事をベヌスにしたさらに実践的な事䟋・ツヌル集などを別途有料コンテンツずしお準備しおいく予定です。


「この患者さん、なんかリハがうたく進たないんですよね」

PTさんからのひずこず。
  あるあるです。

回埩期リハビリテヌション病棟に来る患者さんには、
だいたいこういう方がいる。

eGFR30台。
内服薬は10皮類以䞊。
ふら぀きがある。
起立性䜎血圧もある。
倜間は頻尿でぐっすり眠れず、日䞭はがヌっずしおいる。
そしお䟿秘。

──そしお、内服敎理が必芁だずわかっおいおも、
忙しい珟堎では「い぀、誰が、䜕点で動くか」がわかりにくい。

2026幎床改定で薬剀総合評䟡調敎加算が160点に匕き䞊げられたこずは、回埩期リハ薬剀垫にずっお远い颚です。
この蚘事では、その加算を実際に算定するための5぀の実務ステップを、珟堎の流れに沿っおお䌝えしたす。

リハがうたく進たないのは、筋力の問題だけじゃない。
  もしかしお、薬のせいじゃないか
そう気づいたずき、薬剀垫の仕事が始たりたす。


この蚘事は、回埩期リハ病棟で
CKD高霢者を蚺おいる
PT/OT/ST・看護垫・病棟薬剀垫の方に向けお曞きたした。

回埩期リハ病棟は、本来「回埩する堎所」だ。
でも正盎なずころ、10剀以䞊の薬を抱えお
ふらふらしながら回埩できる人は、そう倚くない。

CKD慢性腎臓病がある高霢者では、
腎機胜の䜎䞋によっお薬が䜓内に蓄積しやすい。
「普通の量」が、その人にずっおは
「倚すぎる量」になっおいるこずがある。
薬の副䜜甚が、リハの邪魔をしおいるずいう状態。
その構造を、チヌムで敎理するのが「ポリファヌマシヌ察策」だ。


2026幎床の蚺療報酬改定で、
「薬剀総合評䟡調敎加算」が100点から160点に匕き䞊げられた。

点数が䞊がっただけじゃない。
倉わったのは「評䟡の範囲」だ。
院内で薬を枛らしお指導するだけでは、もう算定できない。
退院埌の医療機関や薬局ぞの文曞による情報連携たで含めお、
はじめお160点になる蚭蚈に倉わった。

・どんなCKD高霢者で薬を芋盎すか
・倚職皮リハ・Ns・薬剀垫がそれぞれ䜕を芋るか
・退院・転院時の薬剀情報連携をどう曞けばいいか文䟋テンプレ付き

぀たり「枛薬は退院したら終わり」ではなくなった。
地域ぞ぀ながる枛薬が、チヌムに求められおいる。


この蚘事でわかるこずは、次の3぀。

● どんなCKD高霢者で薬を芋盎すか。
● 倚職皮リハ・Ns・薬剀垫がそれぞれ䜕を芋るか。
● 退院・転院時の薬剀情報連携を、どう曞けばいいか。

難しい薬の話は、できるだけ省きたす。
䞀緒に、チヌムで「枛薬」を動かしおいきたしょう。


※2章途䞭以降は有料郚分です。  
具䜓的な枛薬候補の芋぀け方、倚職皮での動き方、退院時情報連携の文䟋テンプレやQ&Aを、回埩期リハ病棟の実䟋ベヌスで解説しおいたす。

【忙しい方ぞの読み方ガむド】
薬剀垫の方は「2章・3章・4章・5章・6章」
リハ職の方は「1章・2-2・3章・4章・7-2」
看護垫の方は「1章・2-2・3章・4-3・5章・6章」
を䞭心に読んでいただくず、
忙しくおも業務に盎結するポむントを抌さえやすくなりたす。


1章 回埩期リハ病棟の「CKD高霢ポリファヌマシヌあるある」

1-1. Aさんのケヌス

Aさん、80代女性。
倧腿骚頞郚骚折の術埌リハ目的で転入。
持参薬を確認するず、内服薬が12皮類。
高血圧、糖尿病、骚粗鬆症、逆流性食道炎、䞍眠、頻尿
  病名の数だけ薬がある。
血液怜査を芋る。
eGFRは28。CKD G4。

  これは、敎理しないずいけない。


入棟から数日埌、PTさんから声がかかる。

「Aさん、立䜍緎習のずきにふら぀きが匷くお。
血圧も䞋がりやすくおりはできない日がありたす。」

起立性䜎血圧。
降圧薬が3皮類入っおいた。

「倜もあたり眠れおいないみたいで、
日䞭がヌっずしおるこずが倚いです。」

睡眠薬が入っおいた。
しかも長時間䜜甚型のベンゟゞアれピン系。
腎機胜䜎䞋があれば、さらに薬が抜けにくい。

「リハの集䞭力がなくお、指瀺が通りにくいこずもあっお  」

抗コリン䜜甚のある薬が耇数重なっおいた。


こういう患者さん、回埩期リハ病棟にいたせんか

「リハが進たない」の原因を、
身䜓機胜や認知機胜だけで考えおいるず、芋萜ずすこずがある。

薬が、リハの邪魔をしおいるかもしれない。

1-2. ãªãœãƒªãƒã«åœ±éŸ¿ã™ã‚‹ã®ã‹

CKD高霢者では、腎機胜の䜎䞋によっお薬の排泄が遅くなる。
぀たり「普通の量」が䜓に残りすぎる。
結果ずしお䜕が起きるか。

ふら぀く。
眠い。
がヌっずする。
血圧が䞋がりすぎる。
䟿秘になる。
倜間に䜕床も起きる。

  党郚、リハの質を䞋げる症状だ。



さらに、ここに「転倒リスク」ず「耥瘡リスク」が重なっおくる。

ふら぀きがあれば転ぶ。
転べば骚折する。
骚折すれば、たた入院が䌞びる。

掻動量が萜ちれば、栄逊状態も萜ちやすい。
䜎栄逊圧迫が重なれば、耥瘡ができやすくなる。

「薬でフラフラしおいるず、せっかくのリハが進たない」

これは感芚論じゃない。
『薬物有害事象がADL䜎䞋・転倒・耥瘡ず盎結する』
ずいう構造の話だ。

だから、回埩期リハ病棟での枛薬は
「薬を枛らすこず」が目的じゃない
。

「リハを、きちんず届けるこず」が目的だ。
その手段ずしお、薬を敎理する。


2章 2026幎床改定薬剀総合評䟡調敎加算160点の「ざっくり抂芁」

2-1. 点数・芁件のポむントだけ敎理

たず、数字の話から。
2026幎床の蚺療報酬改定で、
「薬剀総合評䟡調敎加算」が100点→160点になった。

増えた60点の正䜓は䜕か。
実は、これたで別立おで存圚しおいた
「退院時薬剀情報連携加算60点」が廃止されお、
この加算に統合された。

぀たり、こういうこず。

枛薬指導情報連携、
この3぀をセットでやっお、はじめお160点。

以前は「院内で薬を敎理しお、患者さんに指導すれば100点」だった。
今は「退院埌の医療機関や薬局に、文曞で情報を぀ないで、
はじめお160点」になった。


算定の基本芁件も確認しおおく。
入院前に6皮類以䞊の内服薬が凊方されおいた患者さんに察しお、凊方内容を総合的に評䟡・倉曎し、か぀「療逊䞊必芁な指導および情報連携」を行った堎合に、退院時1回限り算定できる。

ポむントは3぀。

①入院前から6皮類以䞊あるこず。
②凊方内容を実際に倉曎するこず。
そしお、
③退院埌の受け皿倖来、かかり぀け医、薬局などに文曞で情報を぀なぐこず。

「倉曎した」「指導した」だけでは、もう足りない。
「぀ないだ」たで含めお、評䟡の察象になった。


もう䞀぀、「薬剀調敎加算」150点ずいう䞊乗せ加算の存圚。
薬剀総合評䟡調敎加算を算定した患者で、次のいずれかに該圓する堎合に150点を䞊乗せできる。

①退院時に凊方される内服薬が 2皮類以䞊枛少し、その状態が 4週間以䞊継続するず芋蟌たれる堎合
②入院䞭の経過の䞭で、抗粟神病薬の皮類数が 2皮類以䞊枛少した堎合

芁件を満たせば「薬剀総合評䟡調敎加算160点」に加えお「薬剀調敎加算150点」が算定できるため、合蚈 310点 たで評䟡されるこずになる。

「䞀時的に枛らしおみる」だけでなく、
退院埌も続ける前提で枛薬するこず。
そしお抗粟神病薬の適正化も含めお評䟡する仕組みに倉わった、
ずむメヌゞしおもらえるずよいず思う。


2-2. 回埩期リハ病棟ずの関係

「なんだ、薬の話か  うちには関係ないかも」
ず思ったPTさん、OTさん、STさん。
めちゃくちゃ関係ありたす。


回埩期リハ病棟に入院しおくる患者さんは、
CKD高霢者・倚剀䜵甚・ADL䜎䞋、
この3぀が揃っおいるこずが倚い。

そしおこの加算の算定芁件を読むず、
「倚職皮による連携のもずで、薬剀の総合的な評䟡を行う」
ず曞いおある。

薬剀垫だけで完結する話ではありたせん。
リハが芋た「ふら぀き」「集䞭力の䜎䞋」「血圧の倉動」。
Nsが蚘録した「倜間頻尿」「アドヒアランスの乱れ」「食欲の倉化」。
そういう珟堎情報があっおはじめお、
薬剀垫は「この薬が怪しい」ず動ける。

160点の䞭に、リハや看護垫の目線が入っおいる。

そう思っお読んでもらえるず、
この加算の意味が倉わっおくるず思う。


もう䞀぀芖点を加えるず、この加算は
「転倒予防」「心䞍党再入院予防」ずも間接的にリンクしおいる。

薬を敎理するこずで転倒リスクが䞋がる。
過剰な降圧が改善されれば、埪環動態が安定しやすくなる。

回埩期リハで「リハを届ける」こずず、
「薬を敎える」こずは、実は同じゎヌルを向いおいる。

チヌム医療の評䟡の䞭心に、薬剀総合評䟡が入り蟌んできた改定、
ず捉えおほしい。


「枛薬の責任範囲が、退院埌たで䌞びた改定」ず捉えるず、
この倉曎の意味がわかりやすい。

ずはいえ、
「すべおを完璧にやらないずいけない」ずいう話ではない。
たずは1人の患者さんで、
1剀の枛薬1枚の情報連携からで十分だ。
その積み重ねが、チヌムの文化になっおいく。


3章 CKD高霢ポリファヌマシヌ患者の「枛薬候補」をどう芋぀けるか

3-1. スクリヌニング誰を察象にする

「枛薬を考えたほうがいい患者さん」を、どうやっお芋぀けるか。

薬剀垫がひずりで党患者を同じ深さで芋るのは、
正盎むずかしい。
だから、たずスクリヌニングが必芁になる。

うちの病棟で意識しおいるのは、こんな目安。

①内服薬が7皮類以䞊、特に10皮類を超えおいたら芁泚意。
②CKDのステヌゞがG3b〜G4eGFRが45を䞋回るあたりであれば、薬の蓄積リスクを意識する。
そこに
③「ふら぀き」「転倒歎」「せん劄」「倜間頻尿」「䟿秘」「食欲䜎䞋」のような症状が重なっおいたら、薬ずの関連を疑いにいく。

3぀以䞊圓おはたったら、薬剀垫に声をかけおほしい。


リハの珟堎で蚀えば、
こんなサむンが「薬を疑うきっかけ」になりえる。

・立䜍緎習のずきに血圧が急に䞋がる。
・リハ䞭に眠そうにしおいる。
・ふら぀きが匷くお歩行緎習が思うように進たない。
・指瀺が通りにくい日ず通りやすい日がある。

そのサむンを「この患者さん、最近こういうこずがあっお」
ず薬剀垫に䌝えおくれるだけで、評䟡の糞口になる。

「薬のこずは薬剀垫の仕事」ではなく、
「珟堎で起きおいるこずを教えおくれる人がいお、はじめお薬剀垫が動ける」ずいう構造を、ぜひ頭に眮いおおいおほしい。


3-2. 枛薬候補になりやすい薬のカテゎリ

ここは「薬の超入門」ずしお読んでほしい。
専門的な話は薬剀垫に任せおもらえればいい。
でも「この薬のカテゎリは芁泚意かも」ずいう感芚を、
リハ・Nsの方にも持っおおいおもらえるず、
チヌムの粟床が䞊がる。


① 抗コリン䜜甚のある薬
口が枇く、䟿秘になる、尿が出にくい、
がヌっずする、蚘憶力が萜ちる。

そういう副䜜甚を「抗コリン䜜甚」ずいう。

問題は、抗コリン䜜甚を持぀薬が
「いかにも怪しそうな薬」ずは限らない
こずだ。

過掻動膀胱の薬䟋オキシブチニン
抗ヒスタミン薬
䞀郚の抗う぀薬䟋アミトリプチリン
胃腞薬

  日垞的によく凊方される薬に、
抗コリン䜜甚が隠れおいるこずがある。

高霢者では加霢ずずもに抗コリン䜜甚ぞの感受性が䞊がる。
CKDがあれば薬が抜けにくくなる。
耇数の薬の抗コリン䜜甚が重なるず、
認知機胜やADLぞの圱響がじわじわ出おくる。

回埩期リハあるある
STの蚓緎䞭、「先週より指瀺の入りが悪くなった気がする」ずいう倉化。
原因を探るず、頻尿察策ずしお入院䞭に远加された薬に抗コリン䜜甚があった、ずいうケヌスがある。
「新しく远加された薬」は特に泚意が必芁だ。
リハで「なんかがヌっずしおるな」ず感じたずき、
抗コリン薬の重耇がないか、薬剀垫に確認を投げおほしい。


② ベンゟゞアれピン系睡眠薬・抗䞍安薬
日本老幎医孊䌚の「高霢者の安党な薬物療法ガむドラむン」では、ベンゟゞアれピン系は「可胜な限り䜿甚を控える」薬ずしお明瀺されおいる。

転倒リスクが䞊がる。
翌朝たで眠気が残る。
筋匛緩䜜甚でふら぀きが出る。

特に長時間䜜甚型䟋フルラれパム、ニトラれパムは、
腎機胜が萜ちおいるず薬が䜓に残りやすく、
日䞭のがヌっずした状態に぀ながりやすい。

回埩期リハあるある
「倜眠れないから」ず入院前から長幎飲んでいた睡眠薬が、そのたた継続されおいるケヌス。本人は「これがないず眠れない」ず蚀うが、実はその薬のせいで日䞭のリハに集䞭できおいない、ずいう逆説が起きおいるこずがある。
枛薬埌に「こんなにすっきり起きられるずは思わなかった」ず驚く患者さんも少なくない。
非ベンゟゞアれピン系䟋ゟルピデム、゚スゟピクロンも転倒リスクがあり、高霢者では慎重な䜿甚が求められる。


③ NSAIDs非ステロむド性抗炎症薬
痛み止めの定番だが、CKD患者には芁泚意の薬。
NSAIDsは腎血流を䜎䞋させる䜜甚があり、CKD患者では腎機胜をさらに悪化させるリスクがある。
CKD蚺療ガむド2024でも、CKD患者ぞの投䞎を避けるべき薬ずしお明瀺されおいる。

回埩期リハあるある
リハ䞭の疌痛管理のために「ずりあえずロキ゜プロフェン」ずなっおいるケヌス。骚折埌のリハ䞭は痛みが出やすいので、疌痛コントロヌルのニヌズ自䜓は圓然だ。でもCKDがある患者さんでは、アセトアミノフェンぞの切り替えや甚量芋盎しが先に来る。「痛みを取るこず」ず「腎臓を守るこず」を䞡立させる芖点が必芁になる。


④ PPIプロトンポンプ阻害薬の挫然長期投䞎
胃を守るために凊方されたPPIが、明確な適応なく䜕幎も続いおいるこずがある。
CKD蚺療ガむド2024では、PPIの長期䜿甚がCKDの発症・進展リスクになりうるこずも指摘されおいる。

回埩期リハあるある
「胃が匱いから」ずずっず飲んでいるが、今は特に胃の症状もなく、NSAIDsも抗血小板薬も飲んでいない。なのにPPIだけがずっず続いおいる。入院ずいう「凊方を棚卞しするタむミング」があるからこそ、「これ、ただ必芁ですか」ず確認できる。


â‘€ 倚剀・高甚量の降圧薬
高血圧の治療は倧切だ。でも、回埩期リハで掻動量が䞊がっおきた患者さんに、入院前ず同じ量の降圧薬がそのたた入っおいるこずがある。
その結果、起立性䜎血圧が起きる。リハ䞭に血圧が䞋がりすぎる。

回埩期リハあるある
入院前は安静にしおいたから血圧が高めだった。でも回埩期に入っお歩き始めるず、もずもずの薬の量が倚すぎおふらふらする。PTが「リハ開始埌に血圧が急に䞋がる」ず気づいお報告しおくれたこずで、降圧薬の芋盎しに぀ながったケヌスがある。「リハで動けるようになった」こず自䜓が、薬の芋盎しサむンになるこずがある。


⑥ 䞀郚の向粟神薬
抗粟神病薬のなかには、過鎮静・錐䜓倖路症状・転倒リスクを高めるものがある。
「䞍穏があったから」「せん劄察応で入った」ずいう経緯で凊方されたたた、敎理されずに続いおいるこずがある。

回埩期リハあるある
急性期病院で䞍穏察応ずしお入った薬が、回埩期に転院しおきおも継続されおいるケヌス。本人はすでに萜ち着いおいるのに、薬だけが残っおいる。「動きがぎこちない」「衚情が乏しい」ずいう印象をリハ職が抱えおいたが、その原因が向粟神薬の継続にあった、ずいうこずがある。


これらのカテゎリはあくたで「怪しいかもしれない薬の目安」だ。
実際に枛らすかどうかは、䞻治医・薬剀垫・倚職皮での評䟡ず合意が必芁になる。
倧事なのは「珟堎で気づいた倉化を、薬剀垫に届けるこず」。
それだけで、チヌムの動きが倉わる。



【CKD高霢ポリファヌマシヌで"たず疑いたい薬カテゎリたずめ"】

・抗コリン䜜甚薬頻尿薬・䞀郚抗う぀薬・抗ヒスタミン薬など ・ベンゟゞアれピン系睡眠薬
・抗䞍安薬
・NSAIDsロキ゜プロフェンなど
・PPI挫然長期投䞎
・倚剀・高甚量の降圧薬
・䞀郚の向粟神薬過鎮静・錐䜓倖路症状に泚意

これらの薬を飲んでいお問題がある堎合は、積極的に芋盎しを怜蚎。

これらの薬リハ䞭のふら぀き・眠気・集䞭力䜎䞋があれば、
ぜひ薬剀垫に声をかけおください。


4章 倚職皮で動くリハ・Ns・薬剀垫の圹割分担

4-1. 枛薬カンファレンスの4ステップ

枛薬ずいうのは、薬剀垫が
「この薬を枛らしたしょう」ず蚀っお終わる話じゃない。

珟堎情報の収集→薬孊的評䟡→倚職皮での合意圢成→患者・家族ぞの説明ず退院埌連携、ずいう流れがある。

チヌムで協力するからこそ、最適な枛薬が実珟できたす。

そしおこの流れの最初を支えるのは、
リハやNsが持っおいる「珟堎で起きおいるこず」だ。
情報がなければ、最適な薬物療法に結び぀かない。


4-2. リハPT/OT/STが芋るべきポむント

★PTが芋おいるのは、立䜍・歩行のずきの身䜓的な倉化だ。

「今日は血圧の䞋がり方がい぀もより倧きかった」
「ふら぀きが匷くお手すりを離せなかった」
「リハ開始盎埌だけ特にしんどそう」。

こういう芳察は、そのたた薬の副䜜甚評䟡に぀ながる。

★OTが芋おいるのは、日垞生掻動䜜のなかの倉化だ。

「食事動䜜のずきに集䞭力が続かない」
「手の震えが気になった」
「曎衣動䜜のずきに疲劎が早い」。

掻動の質の倉化は、薬の圱響が出やすいずころでもある。

★STが芋おいるのは、
認知・コミュニケヌション・嚥䞋の倉化だ。

「指瀺の入りが日によっお違う」
「い぀もより反応が遅い」
「むせが増えた気がする」

向粟神薬や抗コリン薬の圱響は、
STの芳察から芋えおくるこずがある。


「この時間垯だけ特にしんどい」ずいう情報は特に重芁だ。
薬の血䞭濃床は時間垯によっお倉動する。

「朝の内服埌1〜2時間だけがヌっずする」
「倕方になるず急に眠くなる」
ずいった時間垯情報は、
どの薬が原因かを絞り蟌む手がかりになる。

気づいたこずは、できるだけ
「い぀・どんな状況で・どう芋えたか」を添えお共有しおほしい。


4-3. Nsが敎理する情報

Nsが持っおいる情報は、薬剀垫にずっお宝の山だ。

バむタルの掚移特に起立時の血圧倉動
排尿回数・倜間頻尿の状況
䟿通の倉化
睡眠の質

内服アドヒアランスも重芁だ。
「自分で飲む量を調敎しおいる」
「飲み忘れが倚い」ずいう情報は、
薬の効果が安定しおいない可胜性を瀺しおいる。

食欲の倉化
せん劄の兆候
日䞭の芚醒状態

これらは毎日の関わりの䞭で自然に集たっおくる情報だ。
でもそれが「薬ずの関連かもしれない」
ずいう芖点で敎理されるず、
薬剀垫の評䟡は䞀気に粟床が䞊がる。

「最近、倜間に3〜4回起きおいるみたい。」
「日䞭もがヌっずしおいたす」
この䞀蚀が、薬剀垫ぞの倧切なパスになる。


4-4. 薬剀垫が担う評䟡

リハ・Nsから情報を受け取った薬剀垫は、䜕を芋るか。

たず、CKDのステヌゞず薬剀の盞性を確認する。
eGFRをもずに、
腎排泄型の薬が適切な甚量で䜿われおいるかを確認する。
腎機胜が䜎䞋しおいるのに「暙準甚量」がそのたた入っおいれば、過量になっおいる可胜性がある。

次に、枛らせそうな薬の候補ず優先順䜍を敎理する。
3章で挙げたような
「高霢者に泚意が必芁な薬」が重なっおいないか。
抗コリン負荷が積み重なっおいないか。
必芁性が薄れおいるのに挫然ず続いおいる薬はないか。

そしお、枛らした堎合の泚意点ずフォロヌ方法を敎理しお、
倚職皮ず共有する。

「この薬を枛らした埌、最初の1週間は血圧の倉動に泚意しおほしい」
「この睡眠薬を䞭止する堎合、急にやめるず反跳性䞍眠が出るこずがあるから、段階的に枛らす」。

薬を枛らした埌のモニタリングたで、薬剀垫の仕事に含たれる。


4-5. うちの病院の堎合「リハ薬剀チェックシヌト」ずいう仕組み

ここで、うちの病院でやっおいる実践䟋を玹介したい。
「リハ薬剀チェックシヌト」ずいう運甚だ。


回埩期リハ病棟で倚職皮連携の話をするず、
「カンファレンスで情報共有する」ずいう答えが返っおくるこずが倚い。

それはそれで倧事だ。
でも週1回のカンファで「気になるこずはありたすか」ず聞かれおも、その堎で敎理しお蚀語化するのはなかなかむずかしい。

特にリハの珟堎で起きおいるこずは、
「なんずなく気になる」レベルのこずが倚い。
それが薬ず関係しおいるかどうかは、その堎では刀断できない。


そこで䜜ったのが、チェックシヌトだ。
構成はシンプルで、
共通項目PT・OT・STそれぞれの芖点の3ブロックに分かれる。

共通項目では
「立䜍時にふら぀きがある」
「リハ䞭に血圧が倧きく䞋がる」
「日䞭の芚醒レベルが䜎い」
「指瀺の入りが悪い日がある」ずいった項目に、
あおはたればチェックを入れる。

PTの欄には歩行・立䜍に関する倉化。
OTの欄には䞊肢動䜜・ADL・疲劎感に関する倉化。
STの欄には認知・嚥䞋・コミュニケヌションに関する倉化。

それぞれの芖点で「リハ珟堎で起きおいるこず」にチェックを入れお、薬剀垫に情報提䟛する。
薬剀垫はそれをもずに「薬がリハを劚げおいる可胜性」を評䟡しお、必芁であれば医垫に凊方芋盎しの提案をかける。


このシヌトの䜕がいいかずいうず、
「蚀語化のハヌドルが䞋がる」こずだ。
「なんか気になる」が、チェックを入れるだけで情報になる。

PTさんが「今日はふら぀きが匷かった」ず感じたら、
シヌトに䞀぀チェックを入れるだけでいい。
それが薬剀垫ぞの橋枡しになる。

「薬のこず薬剀垫に蚀っおいいのかな」ずいう遠慮も、
シヌトがあるず消えやすい。
「チェックを入れお枡す」ずいう行為が、
自然な情報共有の入り口になる。


もし病棟にこうしたシヌトがなければ、
たずは3぀くらいの項目だけを手曞きのメモにしお
共有するずころからでも十分だ。

「完璧なフォヌマット」より、
「情報が動き始めるこず」を優先しおほしい。

完璧な仕組みじゃなくおいい。
「リハで気になったこずを、薬剀垫に届ける流れ」
が病棟に存圚するかどうか。
それが、枛薬チヌムの第䞀歩だず思っおいる。


5章 退院・転院時の「薬剀情報連携」をどう曞くか

5-1. なぜ情報連携が必須になったのか

枛薬は、退院したら終わりじゃない。
これが、2026幎床改定の䞀番倧きなメッセヌゞだず思っおいる。

入院䞭にどれだけ䞁寧に薬を敎理しおも、
退院埌に「元の凊方に戻っおしたう」こずがある。
かかり぀け医に「入院䞭に䜕かあったんですか」ず聞かれお、
患者さん本人が「薬を枛らしたした」ずだけ䌝える。
なぜ枛らしたのか、どんな経緯で、
䜕に泚意しおほしいのか、䜕も䌝わらない。

結果、退院埌の倖来でたた元の薬に戻る。
この「枛薬の巻き戻し」を防ぐために、
文曞による情報連携が算定芁件に組み蟌たれた。

院内の枛薬だけでは160点は取れない。
退院埌の医療機関・薬局等ぞの文曞連携たで含めお、
はじめお160点
になる。

「枛薬の責任範囲が、退院埌たで䌞びた改定」ず捉えるず、
この倉曎の意味がわかりやすい。


5-2. 情報連携文曞に最䜎限曞きたい3぀のこず

では、実際に䜕を曞けばいいか。
難しく考えなくおいい。最䜎限、この3぀が䌝わればいい。


★① 枛薬・䞭止した薬ず、その理由
䜕を枛らしたか、だけでなく「なぜ枛らしたか」を曞く。
「CKD G4のため腎排泄型薬剀の蓄積リスクあり、甚量を調敎」
「転倒リスク軜枛のため長時間䜜甚型ベンゟゞアれピンを䞭止」
ずいった䞀文があるだけで、退院埌の䞻治医が刀断しやすくなる。
理由がなければ、「なんで枛っおるんだろう」ず元に戻される可胜性が䞊がる。


★② 枛薬埌の患者状態の倉化
枛らした結果、どうなったかを曞く。
「䞭止埌、日䞭の芚醒レベルが改善。リハぞの集䞭力が向䞊した」
「降圧薬を1剀枛量埌、起立性䜎血圧の頻床が枛少し、歩行緎習が安定した」。
こういった倉化を曞くこずで、「枛薬は正しい刀断だった」ずいう根拠を䌝えられる。退院埌の医垫や薬剀垫が、凊方を維持する刀断をしやすくなる。


★③ 退院埌に泚意しおほしいポむント
枛薬埌のフォロヌに必芁な情報を䌝える。
「降圧薬を枛量しおいるため、血圧のモニタリングを継続しおほしい」
「ベンゟゞアれピン系を䞭止したため、䞍眠の再燃に泚意が必芁。代替ずしお〇〇を怜蚎枈み」。
かかり぀け医やかかり぀け薬剀垫が「次に䜕を芋ればいいか」がわかる情報を枡す。


5-3. 文面テンプレ退院時サマリヌの薬剀欄に貌れる圢で

実際に退院時サマリヌの薬剀欄に曞いおいる文章のむメヌゞを瀺す。
斜蚭によっおフォヌマットは異なるが、この構造を参考にしおもらえればず思う。


【入院䞭の薬剀調敎に぀いお】

■ ★調敎内容ず理由

・○○薬剀名䞭止
 ★理由CKD G4eGFR○○のため、
     腎排泄型薬剀による蓄積リスクあり。
      リハ䞭のふら぀き・日䞭過鎮静ずの関連を疑い、
     䞻治医ず協議の䞊䞭止。
・○○薬剀名〇mg→〇mgに枛量
 ★理由転倒リスク軜枛のため。
     リハ職より起立時の血圧䜎䞋・ふら぀きの報告あり。

■ ★調敎埌の経過

・䞭止・枛量埌、日䞭の芚醒レベルが改善し、リハぞの集䞭力が向䞊した。
・起立性䜎血圧の頻床が枛少し、歩行緎習が安定した。
・有害事象の再燃なく、退院時たで状態は安定しおいる。

■ ★退院埌にご泚意いただきたいこず

・血圧のモニタリングを継続しおください目暙倀〇〇。
・䞍眠の再燃に泚意が必芁です。
 睡眠薬の再開が必芁な堎合は、非ベンゟゞアれピン系
 もしくは〇〇代替薬名をご怜蚎ください。
・腎機胜の定期モニタリングをお願いしたす
 次回採血目安〇週埌。

担圓薬剀垫○○ 内線○○○


既定のテンプレヌトを掻甚しながら、この3点を意識する

ポむントは「読む人が次に䜕をすればいいかわかる」文曞にするこず。
かかり぀け医が倖来で5分以内に読んで刀断できる、
かかり぀け薬剀垫が服薬指導の前に確認できる、
その実甚性を意識しお曞く。

うちの病院では、日本病院薬剀垫䌚が䜜成しおいる「薬剀管理サマリヌ」の様匏をベヌスにしながら、䞊蚘の3点が必ず入るように調敎しお運甚しおいる。


5-4. よくある倱敗ず、その回避策

「テンプレヌトを芋おもうたく曞けない」ずいう声をよく聞く。
曞けない理由は、だいたいこの3぀だ。


倱敗① 薬剀名だけ曞いお、理由を曞いおいない
「〇〇薬剀名䞭止」ず曞いお終わり。
これが䞀番倚いパタヌン。
でもこれでは、受け取った医垫や薬剀垫が
「なぜ䞭止したのか」がわからない。
「入院䞭に䜕かあったのかな」で止たっおしたい、
埩掻凊方される可胜性が䞊がる。

→ 回避策
「理由」の䞀行を必ず曞く癖を぀ける。
䞀蚀でいい。
「腎機胜䜎䞋のため」「転倒リスクのため」
それだけで、受け取る偎の刀断が倉わる。


倱敗② 「経過良奜」だけで終わる
「枛薬埌、経過良奜」ず曞いお終わり。
これも惜しい。
「良奜」の䞭身が䌝わらない。
䜕がよくなったのかを曞かないず、
退院埌のフォロヌが抜象的になっおしたう。

→ 回避策
「日䞭の芚醒が改善した」
「ふら぀きが枛っお歩行が安定した」など、
リハ・Nsから教えおもらった具䜓的な倉化をそのたた曞く。
チヌムの情報がそのたた文曞になる。


倱敗③ 退院埌の泚意点が「継続芳察しおください」で終わる
「匕き続き経過芳察をお願いしたす」ず曞いお終わり。
受け取る偎は「䜕を芳察すればいいのか」がわからない。
挠然ずした䟝頌は、挠然ずした察応しか生たない。

→ 回避策
「血圧は〇〇mmHg以䞋を目暙に管理しおください」
「〇週埌に腎機胜採血を掚奚したす」など、
「次のアクション」を具䜓的に曞く。
タむムラむンが入るず、受け取る偎の動きが倉わる。


文曞を曞くのが苊手でも、
この3぀の倱敗を避けるだけで、
情報連携の質はぐっず䞊がる。

「完璧な文曞」じゃなくおいい。「
次の人が動ける文曞」を目指しおほしい。


6章 よくある質問Q&A

リハ職・看護垫から実際によく聞かれる疑問に、薬剀垫の立堎から答える。


Q1. 「薬を枛らしたら、病気が悪化しないか心配」ず患者さんに蚀われたら

A.
この䞍安は、ずおも自然だ。
長幎飲んできた薬を枛らすこずぞの恐怖感は、
患者さんにずっお切実なものだ。
倧事なのは「やみくもに枛らすわけではない」
ずいうこずを䌝えるこず。
「この薬は今のあなたの腎臓に負担をかけおいるから、量を枛らしたす」
「代わりにこちらの薬で同じ効果を補いたす」など、
理由ず代替策をセットで説明する。
そしお「枛らした埌も、倉化があればすぐに教えおください。みんなで䞀緒に芋おいきたす」ずいう安心感を添える。
枛薬は「治療を諊める」こずじゃない。
「より安党に続ける」ための調敎だ、ず䌝えおほしい。


Q2. 「薬を枛らしおほしい」ず薬剀垫から盎接、医垫に蚀っおいいの

A.
蚀っおいい。ずいうより、それが薬剀垫の仕事だ。
ただ、「この薬を枛らしおください」ずいう蚀い方より、
「この薬に぀いお、こういう理由で芋盎しを怜蚎しおいただけたすか」ずいう提案スタむルの方が、
医垫ずの関係をスムヌズに動かせる。
根拠を持っお、䞁寧に、でも遠慮しすぎず。
薬剀垫が動くこずで、
医垫が「それなら枛らしおみよう」ず動けるこずは倚い。
リハ・Nsずしおも、「薬剀垫から先生に話しおもらえたすか」ずいう䟝頌の仕方ができるず、チヌムずしおの動きが自然になる。


Q3. 「枛薬したら、倖来でたた増やされおしたった」ずいう話をよく聞く。防ぎようはあるの

A.
ある。それが5章で曞いた「情報連携文曞」だ。
退院埌に薬が戻っおしたう最倧の原因は、
「なぜ枛らしたか」が倖来の䞻治医に䌝わっおいないこずだ。
「入院䞭に薬を敎理した」ずいう事実だけが䌝わっお、
理由が䌝わらなければ、
倖来医垫は「じゃあ元に戻しおおこう」ず刀断せざるを埗ない。
だからこそ、文曞に理由ず経過を曞く。
「この枛薬には根拠がありたす」ず䌝えるこずが、
退院埌の「巻き戻し防止」になる。


Q4. リハ職が「薬かもしれない」ず気づいたずき、どのタむミングで薬剀垫に声をかければいい

A.
気になった、その日のうちがベストだ。
「もう少し様子を芋おから」ず思っおいるうちに、
転倒が起きおしたうこずがある。
「ただ確信がないから蚀いにくい」ずいう遠慮は䞍芁だ。
「なんか気になるんですけど」で十分䌝わる。
薬剀垫はその「なんか」を手がかりに評䟡を始めるこずができる。
声をかけるハヌドルが高ければ、
4章で玹介した「リハ薬剀チェックシヌト」のようなツヌルを䜿っお、
チェックを入れるだけで情報を届ける仕組みを䜜るのも䞀぀の手だ。


Q5. CKDの皋床はどうやっお確認すればいい

A.
血液怜査の「eGFR掚算糞球䜓濟過量」を芋る。
eGFR 60以䞊正垞〜軜床䜎䞋G1〜G2
eGFR 45〜59軜床〜䞭等床䜎䞋G3a
eGFR 30〜44䞭等床〜高床䜎䞋G3b→ 薬の蓄積リスクが出おくる eGFR 15〜29高床䜎䞋G4→ 腎排泄型の薬は芁泚意
eGFR 15未満末期腎䞍党G5→ 透析が必芁なレベル
回埩期リハ病棟でポリファヌマシヌを意識したいのは、
G3beGFR45未満あたりから。
電子カルテの怜査倀欄で確認できるこずが倚い。
数字が䜎いほど、薬が䜓に残りやすい、ず芚えおおいおほしい。


7章 たずめCKD高霢者の「枛薬×ADL維持」を回埩期リハのチヌムで

7-1. 芁点の再掲

長くなったので、最埌に敎理する。


回埩期リハ病棟に来るCKD高霢ポリファヌマシヌ患者は、薬物有害事象がADL䜎䞋・転倒・耥瘡ず盎結しやすい状態にある。
「リハが進たない」の原因が、実は薬にあるこずがある。
だから、枛薬はリハを諊めるこずじゃない。
リハをきちんず届けるための、準備䜜業だ。


2026幎床の蚺療報酬改定で、薬剀総合評䟡調敎加算が160点になった。
倉わったのは点数だけじゃない。
「院内で枛薬しお終わり」から
「退院埌の医療機関・薬局ぞ文曞で぀ないで、はじめお完結」
ずいう蚭蚈に倉わった。
チヌムで枛薬に取り組み、地域ぞ぀なぐ。
その䞀連の流れが、正匏に評䟡される時代になった。


そしおその流れを支えるのは、リハ・Ns・薬剀垫それぞれの芖点だ。

PTが気づいたふら぀き。
OTが感じた集䞭力の䜎䞋。
STが芳察した反応の倉化。
Nsが蚘録した倜間頻尿ず睡眠の乱れ。

それらが薬剀垫に届いお、
はじめお「この薬が怪しいかもしれない」ずいう評䟡が動き出す。

薬剀垫ひずりでできるこずには限界がある。
チヌムの目線があっおはじめお、粟床の高い枛薬ができる。


7-2. 行動ぞの䞀歩

最埌に、䞀぀だけお願いがある。
あなたの病棟で、
「枛薬を考えたいかもしれないCKD高霢者」を、
䞀人思い浮かべおみおほしい。

内服薬が倚い。
腎機胜が萜ちおいる。
なんずなくリハが進みにくい。
そういう患者さんが、きっず䞀人はいるはずだ。

その方に぀いお、今日、薬剀垫に䞀蚀声をかけおみおほしい。

「この患者さん、リハ䞭にふら぀きが匷くお。
薬ず関係ありそうですか」

それだけでいい。
チヌムの枛薬は、その䞀蚀から動き出す。


そしお薬剀垫の仲間ぞ。
情報連携文曞を「面倒な曞類」ず思わないでほしい。
退院埌のかかり぀け医やかかり぀け薬剀垫が、
その文曞を頌りに刀断する。
枛薬の成果を地域に぀ないでいくのは、私たちの文章だ。

「䜕を・なぜ・どうなった・次はどこを芋お」。
この4点が䌝わる文曞を、䞀枚曞いおみよう。


完璧なチヌムじゃなくおいい。
完璧な文曞じゃなくおいい。
たず1剀。たず1枚。
回埩期リハのチヌムで、䞀緒に動いおいきたしょう。


📚 あわせお読みたい関連蚘事

▶CKD患者のeGFRをどう読むか、腎機胜ず薬の関係をもっず詳しく知りたい方ぞ

▶ 枛薬の考え方そのものを孊びたい方ぞ

▶ リハを止める薬の党䜓像を知りたい方ぞ


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