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【2話】大好きだった元彼の突然の死

    なんの前触れもなく、ある日突然、大好きな人がこの世からいなくなったら…
    そんなこと、自分の身に起こるなんて誰が想像しただろうか。


    仕事も、人間関係も、趣味やアート活動も絶好調だった時に、あたしは初めて心から大好きな人とお付き合いすることができた。

    その彼は、音楽をしている人で、世界的な大会にも出ていた人。
    とても気さくで、話しやすくて、笑顔がとっても素敵な人だった。

    初めて会った日に、もうたぶん好きになっていた。
    相手もその時から気になってくれていたようで、たびたび連絡を取るようになった。

    初めて出会ったのが2012年の5月。
    付き合ったのが、その年の7月。
    しかし、同年11月に突然別れを告げられた。

    あまりのショックで、何も手につかず、初めての大失恋を食らった。
    結局、別れの理由は何度聞いても答えてくれず、どこも悪いところはない…しか聞けなかった。

    その後のことは記憶にないぐらい…おそらく廃人のようだったと思う。

    しかし、目が覚めたのは、翌年2013年3月。
    友人から一本の電話がなり、彼が亡くなったことを知る。

    なんで…

    あまりにも突然で、目の前が真っ白になった。

    職場の上司とお通夜、友人と告別式へ。

    2013年3月3日、彼は33歳という若さで亡くなった。
    病名は急性心筋梗塞。

    寝ている間に心臓が止まったという。
    いわゆる突然死。

    振られてから、この日まであたしはずっと自暴自棄になっていた。
    どうでもいい。
    彼がいない世界なんて何も面白くない…。
    どうにでもなれ。と。

    でも、あまりのショックに目が覚めた。

    こんなんじゃあかん。
    あたしはあたしの人生をもっと楽しまないと。
    じゃないと、彼が生きたかった毎日を無駄にしてしまう。

    ずっと死んだように生きていたあたしは「ハッ!」とした。
    真っ暗闇の中に、希望の光を見たような気分だった。

    あたしにしかできないことをもっとやっていこう。
    そこからは無我夢中で絵を描いていた。

    見とってな!
    ちゃんと生きるから!

    そんな気持ちだった。

    あたし、その時28歳。
    まだまだこの先に、もっと辛い別れが待ち受けているなんて、知るよしもなかった。

    先日、お彼岸に彼のお墓参りに行ってきた。
    その日は、いつもよりも長くお墓の前で話をした。

    たくさん話して途中涙が溢れてきて、帰りの車の中でずっと泣いてた。

    でもすごくスッキリした。


    彼が亡くなった後、ずっと聴いていた曲。
    星野源さんの「知らない」はこの時のあたしの心の中を歌ってくれている気がした。
    最後に歌詞を貼っておく。

    灯り消えて気づく光
    ただ夜の中に
    君が消えて見えるものも
    まだあるんだな

    想いはずっと残ること
    知っている 二度と逢えなくても

    終わり その先に
    長く長くつづく 知らない景色
    さよならはまだ言わないで
    物語つづく 絶望をつれて

    寂しいのは生きていても
    ああ 死んでいても
    同じことさその手貸して
    まだ歩けるか

    海からそっと朝焼ける
    今日がくる 涙焦がすように

    終わり その先に
    遠く遠く延びる しぶとい景色
    さよならはまだ言わないで
    温もりが消えるその時まで

    なにも聞きとれない 君に僕は
    どんなことが歌えるだろう
    意味を越えて

    止まる 胸の音に
    高く高く響く 思い出がある
    さよならもまだ言えないで
    闇の中歩く 君がくれた

    終わり その先に
    長く長くつづく 知らない景色
    さよならはまだ言わないで
    物語つづく 絶望のそばで
    温もりが消えるその時まで

    知らない/星野源
     
     
    無敵の自分軸マインドで人生がうまくいく💫 ⭐️外側に振り回されるのはもう終わり ⭐️HSPだけど、八方美人も他人軸も完璧主義も卒業! ⭐️どん底を経験したからこそ、伝えられることを 自分の内側を整えて、のびのびと楽に生きていきませんか?

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