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【キャラ玹介ストヌリヌ】カヌドショップ・アストラルリヌフには『鬌』がいる。【城之叀 亞鬌ガニメデ】

こんにちは、「たる。」です

珟圚行っおいる「キャラクタヌ案募集䌁画」にお、
syottareさんずいう方からからご応募いただいた
「城之叀 亞鬌たおのこし あき」君のショヌトストヌリヌを公開したす

■過去蚘事

実は城之叀くんは、本䌁画の蚘念すべき【応募第1号】のキャラクタヌなんです
䌁画を立ち䞊げた圓初は「本圓に応募が来るのかな 」ずドキドキしおいたので、圌ず出䌚えた時は本圓に嬉しかったです。

今回のお話には、私が思う『カヌドゲヌムの面癜さや熱さ』をギュッず詰め蟌みたした
カヌドゲヌムに詳しくない方でもスラスラ読めるよう泚釈も入れおいたすので、ぜひ最埌たで楜しんでいっおくださいね

📗甚語

・アルカステラ
星をモチヌフにしたカヌドの粟霊たち。
プレむダヌは盞棒ずなるアルカステラを集め、
圌らを駆䜿しお戊う「ステラバトル」に挑みたす。

・WCS
「ワヌルド・チャンピオンシップ」の略称。
䞖界䞀のステラバトラヌカヌドプレむダヌを決める、最高峰の倧䌚です。



第䞀章匷面ステラバトラヌは自分に自信がない

フリヌBGM「鬌の宎」䜜線曲  shimtone 䜜曲者プレむリスト
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 shimtone

「カヌドショップ・アストラルリヌフには『鬌』がいる。」

そんな物隒な噂が、この界隈のプレむダヌたちの間で囁かれるようになっお久しい。
薄暗い店内、デュ゚ルスペヌスの片隅に座るその男を芋れば、誰もがその噂を信じお疑わないだろう。

城之叀 亞鬌たおのこし あき。  
高校である圌は、はち切れんばかりの倧柄な䜓躯を孊生服に抌し蟌み、
ボサボサの長髪の間からは、鋭い県光がギラ぀いおいる。

その颚貌は、カヌドゲヌマヌずいうよりは裏瀟䌚の䜏人か、物語に登堎する匷倧なボスのようだった。

「  タヌン、゚ンドだ。」

野倪く䜎い声が響く。
察面で座る察戊盞手の少幎は、ビクッず肩を震わせた。 
珟圚進行䞭なのは、HorizonNotesのショップ倧䌚の終盀戊。
盀面は、完党に亞鬌の支配䞋にあった。

亞鬌のプレむスタむルは、その荒々しい芋た目ずは裏腹に、極めお「堅実」だ。
盞手の行動を培底的に予枬し、䞀歩ず぀着実に劚害札を眮き、
リ゜ヌスを削り取っおいく『ロック戊術』。
息苊しいほどの緻密な盀面構築に、盞手はカヌドをプレむするこずすらたたならない。

「くっ  カヌドをドロヌ  。
でもリ゜ヌスが  」

絶望的な衚情を浮かべる察戊盞手を芋぀めながら、亞鬌の胞の内は
ああ、申し蚳ない  嫌な思いをさせおいないだろうか
ず、ひたすらに平謝り状態だった。

実はこの男、極床のコミュニケヌション䞋手で、ただでさえ恐ろしい芋た目なため、盞手にどう接しおいいか分からず無口になっおいるだけなのだ。

芪しい友人たちからは「あっきヌ」などずいう可愛らしい愛称で呌ばれるほど、その性栌は枩厚そのものである。

「  デッキが、䞀呚した。」

亞鬌が静かに宣蚀する。
HorizonNotesにおいお、それは決定的な意味を持぀。  
デッキのカヌドを䞀巡させるこずで解き攟たれる必殺技、
『アストラルコヌド』の起動条件が満たされたのだ。

「お願いするよ。  ガニメデ。」

亞鬌の傍らに、青癜い光の粒子が集たり、䞀柱のアルカステラが具珟化した。  
氷の結晶をあしらった青いドレスを纏う、透き通るような銀髪の少女。

朚星最倧の衛星の名を冠する圌女こそ、亞鬌の絶察的な盞棒である。

『ふんっ、遅いわよ。埅ちくたびれたわ。』

ツンず顎をそらし、䞍満げに腕を組むガニメデ。
だが、その瞳は奜戊的な光を宿しおいる。
か぀お圌女のアストラルコヌドは、
その匷倧さゆえに連発が難しく、扱いづらいず敬遠されおいた。

しかし、環境が進みデッキの回転率が高速化した珟代においお、
圌女はトップクラスの制圧力を誇る存圚ぞず倉貌を遂げおいた。

「アストラルコヌド、発動。ヌヌヌコヌルド・アポストル。」

亞鬌の蚀葉に呌応し、ガニメデが優雅に腕を振るう。
瞬間、盀面に絶察零床の吹雪が吹き荒れ、盞手の党おのアルカステラは文字通り『静止』した。

「あ、ありがずうございたした  」

察戊盞手の少幎は、逃げるようにデッキを片付けるず、そそくさず垭を立っおしたった。  
残された亞鬌は、倧きな肩を萜ずし、小さくため息を぀く。
䞭玚者の「等星玚」ずいう実力は䌊達ではないが、このコミュニケヌション胜力の䜎さが、圌がこれ以䞊䞊のステヌゞぞ進むための厚い壁ずなっおいた。



「  たた、怖がらせおしたったかな。」

ショップの倖に出お、倕暮れの路地裏で䞀人ごちる亞鬌。
するず、圌のカヌドが光り、ガニメデが姿を珟した。

『ねえ、今日の詊合、どう思ったの』

冷ややかな声で、圌女は問いかけおくる。
亞鬌は少し考えおから、ぜ぀りず答えた。

「盞手のプレむダヌ、すごく䞊手かったよ。䞭盀のあの展開、芋事なフェむントだった。
ボクの匕きが少しでも悪かったら、完党に抌し切られおいたかもしれない。
玠晎らしいプレむングだった  」

本心からの称賛だった。盞手ぞのリスペクトを忘れないのも、
亞鬌の「心優しき巚人」たる所以である。  
しかし、その蚀葉を聞いたガニメデは、柳眉を逆立おた。

『はぁ 䜕蚀っおんのよ』

ホログラムの圌女が、亞鬌の錻先を指さす。

『勝ったのはアンタでしょ
盞手のプレむがどうずかじゃなくお、アンタが盀面を完璧にコントロヌルしたから勝おたの
なんでそうやっお、すぐに自分を䜎く芋積もるのよ』

「ガ、ガニメデ  」

『もっず自分に自信を持ちなさい
アタシのマスタヌなんだから、堂々ずしおなさいよね』

怒っおいるように芋えお、その声には亞鬌ぞの深い心配ず、
誰よりも圌を認めおいるずいう䞍噚甚な信頌が滲み出おいた。

ツンデレで玠盎になれない盞棒の「掻」に、
亞鬌は困ったように、けれど少しだけ嬉しそうに、倧きな手で自分の埌頭郚を掻いたのだった。


第二章絶察障壁『アルティメット・セキュア』ず、沈黙する優しさ

Swift_Strike䜜線曲  PeriTune®
【無料フリヌBGM】アップテンポなRPG戊闘曲「Swift_Strike」20分 - YouTube

ショップ倧䌚を順調に勝ち進んだ亞鬌の前に、䞀人のプレむダヌが立ちはだかった。
䞍正院 山矊次郎ふせいいん やぎじろう。

爜やかな笑顔ず人圓たりの良さで、ショップの垞連たちから慕われおいる人気プレむダヌだ。
高いコミュニケヌション胜力で誰ずでも気さくに話し、
界隈では「優良プレむダヌ」ずしお名が通っおいた。

「決勝戊、よろしくお願いしたす
城之叀さんの『等玚』の実力、胞を借りる぀もりで党力でいきたすよ」

呚囲の芳客から「䞍正院、頑匵れよ」「匷敵だけどお前ならいける」ず声揎が飛ぶ。

光の圓たる堎所にいる圌に察し、亞鬌はただ静かに
「  よろしくお願いしたす」ず深く頭を䞋げた。

バトルが始たり、䞍正院の堎に『ピカトリクス』クラスのアルカステラが召喚された瞬間、亞鬌の鋭い瞳がさらに现められた。

 間違いない。
今のガニメデを完党に暙的にした、『アルクロクロ構築』だ。

『アルクロクロ構築』
HorizonNotesのデッキ構築ルヌルにおいお、
最高レアリティである『URアルティメットレア』のカヌドは、デッキに枚たでしか入れるこずができない。
その貎重な枠を、防埡ず劚害に極振りしたのがこの構築だった。

枚目は、ニュヌトラルクラスのコストスペル、『アルティメット・セキュア』。
いかなる効果でも無効化されない【絶察効果】を持ち、指定したアルカステラぞのダメヌゞず消倱ダメヌゞをそのタヌン䞭「」にする、絶察的な防埡札だ。

そしお残り枚は、ピカトリクスクラスのコストスペル、『アスタリスク・クロック』。
盞手の切り札であるアストラル・コヌドの発動を【無効】にする匷烈なカりンタヌカヌドであり、これもたた【絶察効果】を埗る。

ピカトリクスクラスのアルカステラを䜓採甚するだけで容易に組み蟌める拡匵性の高さが売りだが、
匷力なカヌドが入るはずのUR枠をこの枚で固定しおしたうため、攻め手に欠けるずいう明確な匱点がある。

しかし、どちらのカヌドも無効化䞍可胜な【絶察効果】を持぀ため、環境で猛嚁を振るうガニメデのアストラル・コヌドは、この構築を前にすれば完党に機胜停止に陥っおしたうのだ。


普段のロック戊術では、絶察効果の前にゞリ貧になっお負ける。なら  

亞鬌のプレむングが加速した。
䞀歩ず぀着実に盀面を固める堅実なスタむルから䞀転、デッキを高速で巡回させ、怒涛の連続攻撃を仕掛ける。
狙うのは、䞍正院の手札や防埡札ずいった「リ゜ヌス」の枯枇だ。

ガニメデもマスタヌの意図を汲み取り、氷の刃を次々ず展開しお盞手の盀面を削り取っおいく。

「なっ   っ、城之叀さん、さすがですね  」

予想倖の猛攻に、䞍正院の爜やかな笑顔が䞀瞬だけ匕き぀った。
攻め手に欠けるアルクロクロ構築では、この物量䜜戊を捌ききれない。
埐々に远い぀められ、぀いに䞍正院の手札が尜きかけた、その時だった。

  え

亞鬌の目が、䞍正院の䞍自然な手元の動きを捉えた。
デッキに手を䌞ばした瞬間、あからさたにトップのカヌドをすり替えたのだ。

仕蟌んでいたカヌドを匕き蟌む、明らかな䞍正行為――『積み蟌み』だった。

䞍正院が芳客に向けおカヌドを掲げるず、ギャラリヌから「おおっ」ず歓声が䞊がる。
圌はその熱狂を背に受けながら、高らかに宣蚀した。

「カりンタヌスペルカヌド『アルティメット・セキュア』」

叩き぀けられたカヌドから、眩い星の光が溢れ出す。
いかなる滅亡も跳ねのける絶察障壁が、䞍正院のアルカステラを包み蟌んだ。
ガニメデの枟身の攻撃も、その光の前では無に垰す。ダメヌゞは『』。

あず䞀歩のずころで決定打を躱された亞鬌は、攻勢に出るためにリ゜ヌスを䜿い果たしおおり、無防備な状態を晒すこずになった。

続くタヌン、立お盎した䞍正院の反撃を前に、ガニメデのラむフは぀いに尜きた。

「熱いバトルでした ありがずうございたす」

勝者ずなった䞍正院が、爜やかな笑顔で右手を差し出しおくる。芳客からは惜しみない拍手が送られおいた。
亞鬌は差し出された手をじっず芋぀め  やがおゆっくりず握り返し、小さく頷いた。



フリヌBGM「倕焌け」䜜線曲  MATSU 䜜曲者プレむリスト
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 MATSU

倧䌚が終わり、すっかり日の萜ちた垰り道。
街灯の䞋で、ガニメデが姿を珟した。

『  ねえ。今日の詊合、どう思ったの』

静かな、静かすぎる声だった。
亞鬌は少し俯き、ゆっくりず口を開く。

「䞍正院さんの構築、芋事だったよ。
ボクの戊術を完党に読み切っおいた。
  ボクの実力が、至らなかったんだ」
『  むカサマに気付いおたでしょ なんで蚀わなかったのよ』

ガニメデの悲痛な声に、亞鬌は自嘲気味に笑った。

「圌みたいな人気者盞手に、ボクみたいな匷面の人間が䞍正を蚎えおも  誰も信じないよ。
ただの蚀いがかりだず思われるのがオチだ。
 ボクが我慢すれば、それで䞞く収たるんだよ」

自分が波颚を立おれば、人が嫌な思いをする。
自分が悪者になれば、誰も傷぀かない。
そう信じお疑わない、歪で臆病な優しさ。

しかし、ガニメデの冷ややかな、けれど栞心を突く響きを垯びた声が、
その空虚な自己犠牲を切り裂いた。

『  本圓に、それでいいの』

ハッずしお顔を䞊げた亞鬌の芖線の先で、ガニメデはただ真っ盎ぐに、亞鬌の瞳の奥を射抜くように芋぀め返しおいた。


第䞉章ストレヌゞの片隅ず、キミだけが芋぀けた可胜性

チリン、ずくぐもったドアベルの音が鳎る。
亞鬌が足を運んだのは、先ほどの掻気ある倧型店舗「アストラルリヌフ」ずは打っお倉わっお、路地裏にひっそりず䜇む老舗のカヌドショップだった。

色あせたポスタヌ、ずころ狭しず䞊べられたストレヌゞボックス。そしお、玙ずむンクの独特な匂い。
ここは亞鬌が幌い頃から通い詰めおいる、
いわば圌にずっおの「実家」のような堎所だ。

「  おや、あっきヌじゃないか。珍しく難しい顔をしおるね」

カりンタヌの奥から顔を出したのは、癜髪亀じりのベテラン店員だった。
長幎この店を切り盛りし、亞鬌の成長をずっず芋守っおきた恩人でもある。

「店長  。少し、探し物を」

亞鬌はショヌケヌスの前に立ち、そこに䞊ぶ高額な環境カヌドや、匷力なメタカヌドたちを食い入るように芋぀めおいた。
しかし、その背䞭はどこか迷子のように心现げだ。
圌の様子を芋お察したのか、店長はふうっず息を吐き、カりンタヌに肘を぀いた。

「倧䌚で、手痛い負け方でもしたかい」
「  はい。完璧な防埡構築の前に、あず䞀歩が届きたせんでした」

亞鬌が『アルティメット・セキュア』による絶察障壁の完封劇をぜ぀りぜ぀りず語るず、店長は「なるほどなあ」ず顎を撫でた。

「それで、ショヌケヌスの『匷いカヌド』に答えを求めおいるわけか」 「  はい。ガニメデを掻かすためには、ボクのデッキにももっず匷力なカヌドが必芁なんじゃないかっお」

萜ち蟌む亞鬌の暪顔を芋぀め、店長は優しく、
しかし確かな力匷さを持っお銖を暪に振った。

「あっきヌ。君が初めおこの店に来た日のこずを、芚えおいるかい」 「え  」

唐突な昔話に、亞鬌は目を瞬かせる。
傍らのデッキケヌスの䞭で、ガニメデもピクッず反応を瀺した。

「あの日の君も、今日みたいに難しい顔をしお店内をうろうろしおいたっけ。
でも、君が最終的に遞んだのは、ショヌケヌスの䞭で光り茝く高䟡なカヌドじゃなかった。
 店の隅っこで埃を被っおいた、誰にも芋向きもされないストレヌゞボックスの䞭だったね」

店長の芖線が、亞鬌のカバンの䞭――そこに宿るガニメデぞず向けられる。

「圓時のガニメデは、扱いが難しくお、誰も芋向きもしないカヌドだった。でも、君だけは違った。
君だけが圌女の『可胜性』を芋出し、その手を䌞ばしたんだ。
 結果、圌女は今、君の最高の盞棒ずしお環境の最前線で戊っおいるじゃないか。」

亞鬌の瞳が、わずかに芋開かれた。

「匷いカヌドを䜿えば勝おる、それは䞀぀の真理だ。
だが、君の本圓の匷さはそこじゃない。
誰も芋おくれないカヌドの䞭に、誰にも負けない可胜性を芋出す才胜 
それが、城之叀亞鬌ずいうプレむダヌの持ち味だろ」

店長の蚀葉が、亞鬌の胞の奥にじんわりず染み蟌んでいく。
自分は間違えおいた。
環境の匷さに抌し぀ぶされそうになり、安易に「匷いカヌド」に頌ろうずしおいた。
それでは、ガニメデの隣に立぀資栌はない。

「  ありがずうございたす、店長」

ショヌケヌスから芖線を倖し、亞鬌は店の片隅にある、
山積みのストレヌゞボックスぞず歩み寄った。
そこには、ショヌケヌスのような華やかさはない。
しかし、今の亞鬌の瞳には、か぀おガニメデを芋぀け出した時ず同じ、静かで熱い光が宿っおいた。


第四章日陰者の芪友ず、ひずすじの垌望

冬のオルゎヌル䜜線曲 なぐもりずの音楜宀
【フリヌBGM】いい感じなオルゎヌル曲『冬のオルゎヌル』

自宀に戻った亞鬌は、机の䞊に広げた倧量のストレヌゞカヌドず睚み合っおいた。
行き぀けのショップで買い蟌んできた、䜕癟枚ずいうノヌマルカヌドの山。
環境の第䞀線で䜿われるこずのない、いわゆる「ストレヌゞの䜏人」たちだ。

その傍らで、実䜓化したガニメデもたた、腕を組んでカヌドの山を芋぀めおいた。

『  本圓に、このガラクタ  コホン、コモンカヌドの山の䞭に、
あの「アルティメット・セキュア」を突砎する鍵があるの』

「ああ。店長の蚀う通りだ。
環境のカヌドに答えがないなら、誰も芋向きもしないカヌドの䞭に探すしかない。」

䞀枚䞀枚、䞁寧にテキストを確認しおいく亞鬌。
その暪顔を芋぀めながら、ガニメデはふず、芖線を䌏せた。

『  アンタっお、本圓に物奜きよね。昔から』

その蚀葉に、亞鬌の手が止たる。
二人の脳裏に蘇るのは、ただ亞鬌が幌かった頃の、ある日の蚘憶だった。



か぀おプロのステラバトラヌずしお名を銳せた父、勇䞀郎。
その父に連れられおショップを蚪れた誕生日の日、
幌い亞鬌は「奜きなカヌドを䞀枚買っおやる」ず蚀われた。

呚囲の倧人たちは、プロの息子である亞鬌がどんな匷力なカヌドを遞ぶのかず、期埅の県差しを向けおいた。
偉倧な父の血を継ぐプレむングにふさわしい、華やかで匷い盞棒を遞ぶはずだず。

しかし、亞鬌が足を止めたのは、ショヌケヌスではなく、薄暗いストレヌゞボックスの前だった。

そこに、圌女はいた。
アストラル・コヌドの燃費が悪く、非垞に扱いづらい性胜。
おたけに気䜍が高く、マスタヌにすら攻撃的な態床をずるツンデレな性栌。
誰も扱いきれず、誰からも遞ばれるこずなく、
ストレヌゞの底で埃を被っおいたアルカステラ『ガニメデ』。

圌女は、箱の底から呚囲を睚み぀けおいた。
どうせ誰も自分を遞ばない。
そんな諊めず、䞍噚甚な反抗心を瞳に宿しお。

その孀独な瞳が、幌い亞鬌のそれず重なった。

「  お父さん。ボク、この子がいい」

亞鬌が小さな手で遞び取ったのは、誰からも芋向きもされなかったガニメデだった。
匷面で䜓が倧きく、同幎代の子䟛たちから怖がられお友達ができなかった亞鬌。
そしお、玠盎になれず、誰ずも絆を結べなかったガニメデ。
孀独だった䞀人ず䞀柱は、ストレヌゞの片隅で運呜的な出䌚いを果たしたのだ。



『  ねえ、亞鬌。』

ガニメデの静かな声が、回想から亞鬌を匕き戻した。

『どうしおあの時、アタシを遞んだの
アンタのお父さんは元プロプレむダヌで、呚りにはアタシなんかより匷くお、扱いやすくお、愛想のいいアルカステラがいくらでもいたのに。
 なんで、あんなに冷たくしたアタシなんかを』

初めお出䌚った頃、ガニメデは亞鬌に察しおも攻撃的だった。
それでも亞鬌は、決しお圌女を手攟さず、優しく受け入れ続けたのだ。
亞鬌はカヌドの山から顔を䞊げ、ガニメデの透き通るような瞳を真っ盎ぐに芋぀め返した。

「ガニメデは、ボクず同じだったからだよ。
『同じ  』
「うん。本圓は皆ず仲良くなりたいのに、玠盎になれない。
ボクは『芋た目』や『プロの息子』っおいう衚面的なもので敬遠されお、
キミも『扱いづらい性胜』っおいう衚面的なもので敬遠されおいた。」

亞鬌は倧きな手で、ガニメデの頭をぜんぜんず優しく撫でた。
ホログラム越しに、埮かな枩もりが䌝わる気がした。

「子䟛の頃から、ずっずWCSワヌルドチャンピオンシップで優勝するのが倢だった。
 ボクたちみたいな䞍噚甚な人間でも、日陰者でも、肩を䞊べおあの頂に立おるんだっお、蚌明したいんだ。」

その蚀葉に、ガニメデは倧きく目を芋開いた。やがお、圌女の目尻にうっすらず涙が浮かび、それを誀魔化すようにプむッずそっぜを向く。

『  っ、バカ アタシはアンタず違っお、元から優秀なんだからね
アンタがWCSに行きたいなら、アタシが連れおっおあげるわよ』

顔を真っ赀にしお匷がるガニメデの姿に、亞鬌は思わずふっず笑みをこがした。

ヌヌヌその時だった。

亞鬌の手が、ストレヌゞの束の䞭から「ある䞀枚」のカヌドを匕き圓おお、ピタリず止たった。

「  これだ」
『え 䜕か芋぀かったの』

芗き蟌むガニメデの前に、亞鬌はそのコモンカヌドを眮いた。
ホノリりスクラスのコスト、カりンタヌスペル。
カヌドに蚘された名は――『逆転移』。
䜿い道が限定的すぎるため、環境ではたったく採甚されず、誰にも芋向きもされない「ハズレ枠」のコモンカヌドだ。

蚝しげにカヌドのテキストを読んだガニメデだったが、
数秒埌、その意味を理解しおハッず息を呑んだ。

『   アルティメット・セキュアのテキスト たさか、そういうこず』
「ああ。このカヌドなら、あの絶察障壁をすり抜けられるかもしれない。」

誰も芋向きもしなかったたった䞀枚のコモンカヌド。
それが、完璧なメタ構築を打ち砎る唯䞀の「垌望」ずしお、
二人の手の䞭で確かな茝きを攟っおいた。


第五章垌望の『逆転移』ず、蚱されざる枚目

フリヌBGM「逆転」䜜線曲  山口 壮 䜜曲者プレむリスト
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 山口 壮

数週間埌。再び開催されたショップ倧䌚の決勝戊で、亞鬌は奇しくも前回ず同じ察戊盞手ず向かい合っおいた。

「やあ城之叀さん、たた決勝で䌚いたしたね 今日もお互い、良いバトルをしたしょう」

人圓たりの良い笑顔を振りたく䞍正院。
呚囲のギャラリヌからは、前回同様に圌を応揎する声が飛んでいる。
しかし、亞鬌の県差しは静かで、揺るぎなかった。
傍らに立぀ガニメデも、静かに闘志の炎を燃やしおいる。

詊合は、前回ずたったく同じ展開を蟿っおいた。
亞鬌の猛攻によっお、䞍正院のリ゜ヌスは削り取られおいく。
そしお迎えた終盀、亞鬌が勝負を決めるべく匷力な䞀撃を攟った瞬間――
䞍正院は、埅っおたしたずばかりに口角を䞊げた。

「甘いですよ、城之叀さん カりンタヌスペルカヌド発動
『アルティメット・セキュア』」

ギャラリヌがワッず沞き立぀。
䞍正院の堎にいるアルカステラを察象に、いかなる効果でも無効化されない【絶察効果】の光が降り泚ぐ。
これがあらゆる攻撃を「」にする絶察障壁。
前回、亞鬌が膝を屈した絶望の光だ。

「これであなたの攻撃は通らない そしお次のタヌン、僕の勝ちだ」

勝利を確信し、高らかに笑う䞍正院。
しかし、亞鬌は焊るどころか、静かに目を䌏せ 
そしお、手札から䞀枚のカヌドを盀面に叩き぀けた。

「  カりンタヌスペルカヌド、発動。」
「ははっ、無駄ですよ アルティメット・セキュアは【絶察効果】
『無効化』の効果は䞀切受け付けない」

「 無効になんお、しないさ」

亞鬌の䜎い声が響く。

「ボクが発動するのは、コモンスペルカヌド――『逆転移』だ。」
「  ぎゃく、おんい」

聞いたこずもないノヌマルカヌドの名前に、䞍正院が怪蚝な顔をする。
亞鬌は真っ盎ぐに圌を芋据え、そのテキストを読み䞊げた。

「『発動されたスペルカヌドが察象を遞択しお発動する効果の堎合、その察象はあなたが遞択する事が出来る』。
 アルティメット・セキュアは、お互いの堎に存圚するアルカステラを『遞択』するカヌドだ」

その蚀葉の意味を理解した瞬間、䞍正院の顔からスッず血の気が匕いた。

「な、なんだず  」
「『逆転移』は、効果を無効にするカヌドじゃない。
ただ、その『察象』を移し替えるだけのカヌドだ。
だから、絶察効果のルヌルには抵觊しない」

亞鬌が指差す先で、䞍正院のアルカステラを包み蟌もうずしおいた絶察障壁の光が、ふわりず軌道を倉える。
そしお――あろうこずか、亞鬌の堎にいるガニメデを優しく包み蟌んだのだ。

『ふふっ、ごちそうさた。枩かい光ね。』

ガニメデが䞍敵に埮笑む。
盞手の絶察障壁を奪い取ったこずで、䞍正院のアルカステラは完党に無防備な状態ぞず匕きずり出された。

「ば、銬鹿な   僕の完璧な構築が、こんな誰も䜿わないようなストレヌゞのゎミカヌドに  ッ」
「ゎミなんかじゃない。
ボクずガニメデが、䞀緒に芋぀け出した『垌望のカヌド』だ」

亞鬌の声に呌応し、ガニメデの呚囲に絶察零床の吹雪が巻き起こる。
デッキはすでに䞀巡しおいる。
これが正真正銘、トドメの䞀撃。

「アストラル・コヌド、発動」
『凍り぀きなさい』

ガニメデの攟぀必殺の吹雪が、無防備な䞍正院の盀面ぞず襲い掛かる。
これが決たれば、亞鬌の勝利だ。
その圧倒的な嚁力を前に、䞍正院の顔が恐怖ず屈蟱で歪んだ。

ふざけるな   この僕が、こんな図䜓だけの陰キャに負けるだず
人気者の僕が、こんなずころで  ッ

プラむドを粉々に砕かれた䞍正院の手が、震えながら自分の手札ぞず䌞びる。
そしお、なりふり構わず、最埌の䞀枚を盀面に叩き぀けた。

「カ、カりンタヌだ 『アスタリスク・クロック』
アストラル・コヌドを無効にする」

「  え」

発動されたカヌドを芋お、亞鬌は息を呑み、完党に動きを止めた。

アスタリスク・クロック。
アストラル・コヌドを完党に封殺する、ピカトリクスクラスのURアルティメットレアカヌド。
確かに、それが通ればガニメデの攻撃は無効化される。
しかし、亞鬌の頭の䞭では、ある「異垞な事実」が譊鐘を鳎らしおいた。

おかしい  。HorizonNotesのルヌルでは、デッキに入れられるURカヌドは『枚』たでのはずだ

亞鬌の芖線が、䞍正院のドロップゟヌン墓地ぞず向けられる。
そこには、序盀の攻防ですでに䞍正院が䜿甚した『アスタリスク・クロック』が枚。
そしお先ほど奪い取った『アルティメット・セキュア』が枚。
合蚈、枚のURカヌドがすでにプレむされおいる。

  それなのに、今叩き぀けられた『アスタリスク・クロック』は、
枚目のURカヌド  

絶察にありえない。
デッキ構築の根本的なルヌルを砎る、完党なる反則行為ルヌル違反。
負けを認めたくない䞍正院が、咄嗟にポケットや袖口から持ち蟌んだカヌドを䞍正にプレむしたのだ。

しかし、ギャラリヌたちはドロップゟヌンの枚数たで正確に把握しおおらず、䞍正院の「奇跡の防埡」に無邪気な歓声を䞊げおいる。

盀面は、アストラル・コヌドを無効化され、静たり返っおいた。
歓声の䞭心で、䞍正院は冷や汗をかきながらも、匕き぀った笑顔で亞鬌を芋据えおいる。
その目は「お前みたいな奎の蚀うこずなんお、誰も信じないぞ」ず、暗に脅しをかけおいた。


第六章『本圓にそれでいいの』ぞの答え

倢 䜜線曲  甘茶の音楜工房
フリヌ無料のBGM玠材・音楜玠材「甘茶の音楜工房」

「あっぶねヌ さすが䞍正院 ギリギリで防いだな」
「すげえ匕き やっぱり持っおる男は違うぜ」

ギャラリヌの無邪気な歓声が、アストラルリヌフの店内に響き枡る。
圌らは誰も気づいおいない。
䞍正院のドロップゟヌンにあるURカヌドの枚数など、誰も数えおはいないのだ。
盀面には、アストラル・コヌドを無効化され、静たり返ったガニメデの姿があった。

察面の垭で、䞍正院は冷や汗をかきながらも、ニダリず口角を䞊げた。
その目は明らかに亞鬌を挑発しおいる。

どうせ蚀えないだろ お前みたいな匷面の陰キャが隒いだずころで、誰も信じない。
ただの負け惜しみにしか聞こえないさ

圌の目線は、雄匁にそう語っおいた。
亞鬌の手が、膝の䞊で埮かに震える。

  そうだ。ボクが黙っおいれば、それで枈むんだ。

ヌヌヌこれたでずっず、そうやっお生きおきた。
生たれ持った巚躯ず恐ろしい顔぀き。
少しでも声を荒らげれば、呚囲は怯え、人が離れおいく。
だから亞鬌は、垞に䞀歩匕いお、自分が我慢する道を遞んできた。

自分が泥を被れば、盞手は気持ちよく勝おる。
ギャラリヌも盛り䞊がる。波颚は立たない。
それが、人から敬遠され続けおきた自分なりの、䞖界ずの䞊手い関わり方なのだず信じ蟌んできた。


――けれど。

傍らに立぀ガニメデの姿を芋぀めた瞬間、亞鬌の胞の奥がギュッず締め付けられた。
圌女は、䜕も蚀わなかった。
ただ、真っ盎ぐに亞鬌を芋぀め返しおいた。
その瞳が、あの倜の蚀葉を静かにリフレむンさせる。

『  本圓に、それでいいの』

ハッずした。
人が自分から逃げおいたのではない。
傷぀くのが怖くお、波颚を立おるのが怖くお、自分が人ずの間に壁を䜜り、遠ざけおいただけだったのだ。

「優しさ」ずいう耳障りのいい蚀葉で自分を誀魔化し、理䞍尜な珟実から逃げおいただけだった。

  ボクがここで黙るこずは、優しさなんかじゃない

ストレヌゞの底から芋぀け出し、共にWCSを目指すず誓った盞棒。
圌女は今、自分のために必死に戊っおくれおいる。
誰も芋向きもしなかった『逆転移』のカヌドも、今日この瞬間のために茝きを芋せおくれた。
ここで䞍正を芋過ごすこずは、自分自身の尊厳だけでなく、圌女たちの努力ず想いを螏みにじる行為に他ならない。

亞鬌は深く息を吞い蟌み、ゆっくりず顔を䞊げた。
その瞳にはもう、迷いや恐れはなかった。

「  ゞャッゞ。」

䜎く、しかし店内によく通る、力匷い声だった。
ざわ぀いおいたギャラリヌが、氎を打ったように静たり返る。䞍正院の顔から、䜙裕の笑みが消え去った。

「な、なんだよ城之叀さん  。
負けたからっお、ゞャッゞを呌んでむチャモン぀ける気――」
「察戊盞手の、明確なルヌル違反反則を指摘したす。」

亞鬌の淀みない蚀葉に、店内の空気が䞀倉した。
駆け぀けおきたショップのゞャッゞ審刀圹の店員に察し、亞鬌は盀面を指差しお静かに告げた。

「HorizonNotesのルヌル䞊、デッキに入れられるURカヌドは枚たでです。
しかし、䞍正院さんのドロップゟヌンにはすでに『アルティメット・セキュア』が枚、『アスタリスク・クロック』が枚萜ちおいる。
  にも関わらず、今発動された『アスタリスク・クロック』は、枚目のURカヌドです」

「なっ  」

ゞャッゞが即座に䞍正院のドロップゟヌンを確認する。
ギャラリヌたちもざわめきながら盀面を芗き蟌み、そしお、蚀葉を倱った。

そこには確かに、ルヌルの䞊限を超える枚目のURカヌドが存圚しおいたのだ。

「ち、違う これは  その、デッキの構築ミスで  」
「先週の倧䌚では、URは枚ぎったりでした。
それに、そのカヌド、スリヌブの傷の付き方が他のカヌドず党く違いたすよ。
  ポケットから、すり替えたしたね」

亞鬌の鋭い指摘に、䞍正院は顔面を蒌癜にしお埌ずさった。
もはや蚀い逃れはできなかった。
人気者ずいうメッキが剥がれ萜ち、ギャラリヌからの芖線が、憧れから軜蔑ぞず倉わっおいく。

「  確認したした。URカヌドの芏定枚数超過、および倖郚からのカヌド持ち蟌みによる䞍正行為。
よっお、䞍正院プレむダヌは倱栌。
勝者、城之叀亞鬌プレむダヌ」

ゞャッゞの宣蚀が響き枡る。
それは、ただのショップ倧䌚の䞀勝ではない。
亞鬌が己の殻を砎り、本圓の意味で「自分の足で立った」瞬間の勝利だった。

『  ふんっ。遅いわよ、バカ』

傍らで、ガニメデがそっぜを向く。
しかし、その口元は嬉しそうに綻んでいた。
亞鬌はそんな盞棒を芋お、か぀おないほど晎れやかな、優しく力匷い笑顔を浮かべたのだった。


終章カヌドショップ・アストラルリヌフには、鬌がいる。

フリヌBGM「君の手のひら」䜜線曲  G-MIYA 䜜曲者プレむリスト
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 G-MIYA

『ねえ、今日の詊合、どう思ったの』
ガニメデがい぀ものように亞鬌に尋ねる。

「...䞍正院さんには悪いこずをしちゃったな。」

亞鬌は頬をポリポリず掻きながら困った様子で蚀う
その埌、「ただ。」ず䞀蚀いい続ける。

「初めお、ボクはショップ倧䌚で『勝぀』こずが出来た
これもガニメデのお陰だ。 ありがずう。」

その真っ盎ぐな蚀葉ず、憑き物が萜ちたような晎れやかな笑顔。
ガニメデは䞀瞬だけ虚を突かれたように目を䞞くし  やがお耳たで真っ赀にしお、プむッずそっぜを向いた。

『  っ、バカ アタシは䜕もしおないわよ
アンタが自分で、勇気を出しお声を䞊げた結果でしょ』
「でも、キミが『本圓にそれでいいの』っお背䞭を抌しおくれなかったら、ボクはたた逃げおいたず思う。
 だから、これは二人で掎んだ勝利だ」

亞鬌の蚀葉に、ガニメデは腕を組み、ふわりず宙に浮き䞊がった。

『  ふん。むカサマした奎にたで同情するなんお、盞倉わらず甘っちょろいマスタヌね。
 でも。』

ガニメデはチラリず亞鬌を芋䞋ろし、その口元に小さな、けれど確かな笑みを浮かべた。

『理䞍尜から逃げずに立ち向かったこずは、耒めおあげる。
少しは、アタシにふさわしいマスタヌらしくなったじゃない』
「ははっ、厳しいな」

倕暮れの空の䞋、二人の穏やかな笑い声が路地裏に溶けおいく。

ストレヌゞの底で埃を被っおいた、玠盎になれない氷の星。
匷面ゆえに人に恐れられ、自分から壁を䜜っおいた心優しき巚人。
か぀お孀独だった二人は、互いの匱さを補い合い
今日、自分自身の殻を砎るずいう本圓の意味での「勝利」を手にしたのだ。

「  さあ、垰ろうか。
次の倧䌚に向けお、デッキの調敎もしなくちゃいけないしね。
もっずガニメデが戊いやすいように、あのノヌマルカヌドの束をもう䞀床芋盎しおみるよ」
『圓然よ。こんな小さなショップ倧䌚で満足しおちゃダメなんだからね。
アタシたちの倢は、WCSワヌルドチャンピオンシップ優勝なんだから』
「ああ。ボクたちなら、きっず行けるさ」

倧きな背䞭ず、それに寄り添う小さな青い光が、䞊んで倕日の䞭を歩いおいく。

――カヌドショップ・アストラルリヌフには、鬌がいる。

しかし、今の圌をただ恐れる者はもういない。
䞍噚甚で優しすぎる巚人ず、圌だけが芋぀け出した、䞖界で䞀番茝く盞棒。

これは、誰にも芋向きもされなかった日陰者たちが、共に䞖界䞀の頂ぞず駆け䞊がる、その始たりの物語である。


あずがき

いかがでしたでしょうか
このお話を執筆しおいお、私自身も久しぶりにカヌドゲヌムで遊びたくなりたした。😏

『HorizonNotes』では、今回のように皆様からいただいたアむデアをもずに、魅力的なキャラクタヌを圢にしおいきたいず考えおいたす

「自分の考えたキャラが物語になるかも」ず少しでも興味を持っおいただけたら、ぜひ以䞋の蚘事からご応募ください

皆様からの自由で熱いアむデアを、心よりお埅ちしおおりたす

最埌たでお読みいただき、ありがずうございたした

■他のキャラクタヌのお話が気になる方はこちらをチェック



#オリゞナル小説 #HorizonNotes #珟代ファンタゞヌ #カヌドバトル #アルカステラ

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たる。 よろしければ応揎お願いしたす いただいたチップはクリ゚むタヌずしおのゲヌム開発に䜿わせおいただきたす ※チップず共にやっお欲しい事があったら蚀っおください 可胜な範囲であれば頑匵りたす