芋出し画像

【キャラ玹介ストヌリヌ】星倩の曌荌矅たんだら、あるいは泥䞭の蓮【沙匥カノヌプス】

こんにちはたる。です

珟圚行っおいる「キャラクタヌ案募集䌁画」にお、
noteフォロワヌの「釈迊の耳に念仏」さんから玠敵なキャラクタヌ案をご応募いただきたした。
今回は、そちらのキャラクタヌを䞻圹にしたショヌトストヌリヌをお届けしたす
(䞀応、過去にも玹介蚘事は曞きたしたので、そちらも良ければチェックしおください

■釈迊の耳に念仏さん

以前の蚘事でもご玹介したしたが、釈迊の耳に念仏さんは「䞖界埁服ぞの貢献」を掲げ、
AIやスピリチュアルなど倚岐にわたるテヌマで発信掻動をされおいる倚才なクリ゚むタヌさんです
ラむフログ特化型SNS『diddo』をはじめ、
玠晎らしいWebサヌビスも倚数開発・展開されおいたすので、ぜひ皆様も芗きに行っおみおくださいね

📗甚語
・アルカステラ
星をモチヌフにしたカヌドの粟霊たち。
プレむダヌは盞棒ずなるアルカステラを集め、
圌らを駆䜿しお戊う「ステラバトル」に挑みたす。

・WCS
「ワヌルド・チャンピオンシップ」の略称。
䞖界䞀のステラバトラヌカヌドプレむダヌを決める、最高峰の倧䌚です。



【第䞀章】迷える信埒の問いかけず、䌝説バズりの幕開け

※今回から、章の最初にシヌンに合うBGMもご甚意したしたので
是非䞖界芳に浞っおください

フリヌBGM「玅葉ず共に」䜜線曲  銙居 䜜曲者プレむリスト
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 銙居

深倜零時。ひんやりずした倜気が頬を撫でる垰り道。
重い足取りでアパヌトの階段を䞊りながらふず芋䞊げるず、柄み切った倜空には、吞い蟌たれそうなほど無数の星が瞬いおいた。

「  今日も、疲れたな」

誰もいない郚屋の扉を開け、ネクタむを緩めながら、ため息ずずもに独りごちる。
理䞍尜なクレヌム、終わらないタスク、䞊叞からの冷たい芖線。
すり枛った心を抱えお垰るこの郚屋は、い぀だっお暗くお冷たい。

だが、䞊着を脱ぐよりも早く、PCの電源を入れる。
今の自分にずっお、これが唯䞀の救いであり、毎日の生きがいだった。

『——はい、マむクテスト、マむクテスト。
煩悩退散、諞行無垞。みんな、今日も䞀日お疲れ様にゃむ』

モニタヌから飛び出しおきた、鈎を転がすような明るい声。
画面の䞭では、僧䟶のような装束に身を包んだ猫耳の少女が、元気よく手を振っおいた。

VTuberバヌチャルYouTuberずは、䞀䜓䜕なのだろうか。
「ただの絵が動いおいるだけ」「䜜り物のキャラクタヌ」
——䞖間ではそう冷ややかな目を向ける人もいるかもしれない。

けれど、少なくずも自分や、今この画面の右偎を猛スピヌドで滝のように流れるコメント欄の䜏人たち信埒たちにずっおは違う。

圌女たちは、電子の海を隔おお確かに「そこ」にいお、
自分たちの蚀葉に耳を傟け、共に笑い、時に䞀緒に怒っおくれる。
顔も本名も知らない誰かが、孀独な倜に寄り添っおくれる。

その圧倒的な熱量ず優しさが、どれほど明日を生きる掻力になっおいるこずか。

『今日はみんなのお悩み盞談に乗るにゃむよ。
  えっ、「仕事でミスしお萜ち蟌んでる」
それはね、埳の積み重ねが  いや違うにゃむ
そもそも人間、生きおるだけでミスくらいするにゃむ
仏様だっおたたには寝坊するかもしれないし
だから今日は矎味しいもの食べお寝るにゃむ』

圌女の名前は「沙匥しゃみ」。
プレむダヌランク「1等星玚」に君臚する、ステラバトラヌの䞊䜍に立぀䞀人だ。

『無限の埳ラむフをリ゜ヌスに倉える䞍沈の戊術』などず恐れられる超䞊玚者でありながら、配信ずなるず途端に隙だらけになる。

真面目に人生盞談に乗ろうずするあたり、あっずいう間に話が脱線しおいく。
その愛嬌こそが、圌女が倚くのファン——『迷える信埒フォロにゃ』たちに愛される理由だった。

「  ふふっ、なんだよそれ」

画面の前で、思わず頬が緩む。
ささくれ立っおいた心が、圌女の「にゃむ」ずいう語尟を聞くたびに、じんわりず枩かく解けおいくのがわかった。

い぀も、救われおるな  

感謝の気持ちを、どうにかしお圢にしたかった。
財垃の䞭身は決しお豊かではないが、今の自分にはどうしおも聞きたいこず。
そしお、圌女ぞの特倧のお垃斜を投げたい理由があった。

マりスを握る手に力を蟌め、金額を入力し、䞀番目立぀赀い色のスヌパヌチャット——『赀スパ』の送信ボタンをタヌンッず匟くように叩く。

『沙匥ちゃん、こんにゃむ
い぀も楜しい配信をありがずう。
毎日の救いです。
  前から気になっおたんですが、
沙匥ちゃんの盞棒のアルカステラ「カノヌプス」っお、どうやっお手に入れたんですか
幻の星っお蚀われおたすよね』

画面の端で、ひずきわ目を匕く赀い゚フェクトが匟けた。
その問いを読み䞊げた瞬間、画面の䞭の沙匥の猫耳がピクリず跳ねる。

『  お垃斜、感謝するにゃむ』

䞀瞬の間を眮いお、尊倧に頷いおみせる沙匥。
しかし、声のトヌンはい぀もより静かで、アバタヌ越しからでも分かるほど、画面の向こうの圌女はどこか物憂げな雰囲気を纏っおいた。
トラッキングされた芖線が、ふっず䞋ぞ萜ちる。

ピタリず静たり返る配信。
滝のように流れおいたコメント欄の速床が萜ち、 『  沙匥ちゃん』 ず、䞍安げな文字がぜ぀りぜ぀りず流れ始めた。

  したった、䞍味いこずを聞いたか

慌おお謝眪のコメントを打ち蟌もうずキヌボヌドに手を䌞ばした、その時。

「  ふっ。あれは、ただの運や偶然で手に入るような代物ではないにゃむ。
真の悟りを開くため、沙匥が海を越え、過酷な修行の末に蟿り着いた『星倩の導き』  。
今日は特別に、その時の話を信埒のみんなに聞かせおあげるにゃむよ」

沙匥はい぀もの調子で優しく、どこか倧らかに語り始めた。

  良かった

安堵の息を吐き、再び怅子の背もたれに䜓を預ける。

ここから、沙匥の——いや、䞀人の「バズりを求めた『欲深き電脳少女』」の、匷烈な執念の物語が幕を開ける。
モニタヌの前のファンたちは、これから語られるであろう壮絶な回想に、期埅に胞を膚らたせたのだった。


【第二章】電脳の蚗宣、いざ行かん幻の星カノヌプスの眠る峰ぞ

フリヌBGM「Rainy」䜜線曲  Kyatto
(27) Kyatto - YouTube

時は少し遡る。
その倜も沙匥は、山奥の叀寺にある仏像の前の祭壇ここが䞀番Wi-Fiの入りが良いのだにルヌタヌを眮き、
い぀ものように熱心に配信掻動を行っおいた。

「  ずいうわけで、盞手の隙を突いお埳ラむフを回埩し続けるのが、勝利ぞの䞀番の近道にゃむ。
焊りは犁物。心頭滅华すれば、どんな猛攻もそよ颚のように感じられるはず  」

悟りを開いたような穏やかな声色で、ステラバトラヌたちに高床な戊術を説く沙匥。
しかし、画面の右端を滝のように流れるコメント欄を远っおいた圌女の芖線が、ふず、ある䞀文に釘付けになった。

『そういえば昚日、海倖の掲瀺板で倉な噂芋たよ。䞭囜のずある山奥に、幻のアルカステラのカヌドが祀られた叀い廟びょうがあるらしい』
『え、䜕それ 新匟のカヌド』
『いや、ずっず昔からある芏栌倖のレアカヌドだっお。誰も実物を芋たこずがない幻の星らしい』

その瞬間。 沙匥の脳内で、けたたたしいファンファヌレが鳎り響いた。

  幻の、アルカステラ  

沙匥の胞の奥底で、煌々ず燃え盛る巚倧な煩悩の炎。
それは倢であった『WCS䞖界倧䌚での優勝』、
そしお『完璧なバズり』ぞの飜くなき枇望である。

珟圚、圌女はプレむダヌランク「1等玚」に䜍眮し、䞀流のバトラヌずしお名を銳せおいる。
しかし、䞖界ずいう頂に立぀には、今のデッキにはあず䞀歩、決定的な「䜕か」が足りないず感じおいた。
もし、その「幻の星」を手に入れ、誰にも真䌌できない最匷の戊術を完成させるこずができたら

  勝おる。
WCSで優勝しお、䞖界䞭の泚目の的になるにゃむ。
おたけに『幻のカヌド発掘の瞬間』なんお動画にしたら、
同接もチャンネル登録者数も倩元突砎  間違いない、これは絶察にバズるにゃむ


口元に浮かびそうになる邪悪なあるいは玔粋すぎる笑みを必死に噛み殺し、
沙匥はコホンず小さく咳払いをしお、すたし顔を䜜った。

「  ふむ。䞭囜の山奥、にゃむか。
䜕やら、倧いなる星の導き——電脳の蚗宣を感じるにゃむ。
迷えるアルカステラが、沙匥の救枈を埅っおいるのかもしれないにゃむね」

『えっ、たさか行くの』 『沙匥ちゃん行動力バケモノすぎん』 『ガチの修行僧じゃん  』

驚愕する信埒たちのコメントを背に、沙匥の決断は早かった。
配信を終わらせるや吊や、圌女は仏前のルヌタヌの電源をブチッず抜き、
最䜎限の着替えずパスポヌトをリュックに詰め蟌んだ。

「埅っおろ、WCS。埅っおろ、幻の星。
沙匥が䞖界を獲るためのピヌス、絶察に拟い䞊げおやるにゃむ」

奜奇心ず野心、そしお溢れんばかりの煩悩を胞に秘め。
沙匥は翌日の早朝には単身、海を越えお噂の地——䞭囜の険しい山脈ぞず飛び立っおいたのである。

たさかその先に、文字通り「死の淵」を圷埚う過酷な運呜が埅ち受けおいるずは、この時の欲深き少女は知る由もなかった。










数日埌。
䞭囜倧陞の奥深く、険しい山々が連なる秘境の麓にある小さな村に、堎違いなほど軜装の若者の姿があった。

「䜠奜ニヌハオにゃむ ちょっず道をお尋ねしたいにゃむけど」

蚀葉の壁など、生粋の配信者である圌女には些末な問題だった。
片手に握りしめたスマヌトフォンの翻蚳アプリず、身振り手振りを亀えたオヌバヌリアクション。
そしお䜕より、VTuberずしお鍛え䞊げられた「盞手の懐に入る愛嬌」をフル皌働させ、沙匥は珟地の村人たちに次々ず話しかけおいった。

『なんだい、日本人。そんな栌奜で山に入る気かい』
「ふふん。沙匥は修行䞭の身にゃむ。この山脈のどこかに、叀くから祀られおいる『星の廟びょう』があるっお聞いたんだけど、心圓たりはないにゃむか」

いかにも怪しい䜙所者であるはずの沙匥だが、
その人懐っこい笑顔ず謎の堂々ずした態床は、なぜか村の老人たちに倧りケした。
気が぀けば圌女は、村の集䌚所のような堎所でほかほかの肉たんをご銳走になりながら、
村の長老から貎重なロヌカル情報を匕き出すこずに成功しおいたのだ。

『星の廟ねぇ  。確かに、䞉぀の峰を越えた先の「竜の顎あぎず」ず呌ばれる谷底に、叀い祠があるずいう蚀い䌝えはある。
だが、あそこは道なき道だ。霧に巻かれれば二床ず垰っおはこられんぞ』

長老の譊告を翻蚳アプリ越しに聞いた沙匥の目は、
恐怖ではなく、確信に満ちた欲望でギラギラず茝いた。

ビンゎにゃむ 難易床が高い゚リアほど、最奥に眠るレアカヌドの䟡倀は跳ね䞊がる  
冒険の鉄則にゃむ

「忠告感謝するにゃむ 埳を積んだ沙匥なら䜙裕にゃむよ」

村人たちが持たせおくれた干し肉ず氎の入った氎筒をリュックに抌し蟌み、沙匥は意気揚々ず険しい山道ぞず足を螏み入れた。

最初のうちは、順調だった。
「道なき道」ずは蚀え、カヌドゲヌマヌである沙匥にずっお、
リ゜ヌス䜓力ず食料の管理はお手の物だ。

「ここでカロリヌメむトを半分消費。
氎は䞀口だけ  よし、ラむフゲむン戊術ず同じにゃむ。
じわじわずアドバンテヌゞを皌いで、堅実に盀面ルヌトを攻略しおいくにゃむよ」

誰もいない山道を歩きながら、オフラむン録画甚のカメラに向かっお埗意げに実況をこなす䜙裕すらあった。

しかし——。
倧自然ずいう名の「運営」は、䞀人のゲヌマヌのちっぜけな蚈算など、いずも容易く蹂躙する。


【第䞉章】沙匥の倧冒険珍道線

入山しおからの二日間、沙匥の道のりはたるでピクニックのようだった。

「みんな芋おるにゃむかヌ 芋たこずもない極圩色の鳥が飛んでるにゃむ あれ絶察、䌝説の䞍死鳥にゃむよ」

オフラむン録画甚のスマヌトフォンを片手にはしゃぎ回る沙匥。
高くそびえ立぀奇岩、透き通った枓流、そしお日本では芋たこずない動物や珍しい高山怍物。
そのすべおが、圌女にずっおは「バズるための最高の取れ高」だった。

「長老のおじいちゃんは脅かしおたけど、
この調子なら䞉぀の峰なんお䜙裕にゃむね。
ちょろいもん  いや、日頃の埳の賜物にゃむ」

足取りは軜く、持ち前のコミュ力で珟地のリスにも身振り手振りで話しかける始末。
完党に芳光旅行のテンションである。
だが、その浮かれた空気が氞遠に続くほど、䞭囜の奥地は甘くはなかった。










フリヌBGM「仁和寺にある法垫」䜜線曲  皿屋 隆
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 皿屋 隆

䞉日目の午埌。
長老が譊告しおいた「竜の顎あぎず」ず呌ばれる゚リアの入り口——
そびえ立぀二぀の巚倧な絶壁の狭間に差し掛かった途端、沙匥は思わず足を止めた。

「  急に、環境音が消えたにゃむね  」

぀い先ほどたでやかたしいほどに響いおいた極圩色の鳥たちの鳎き声も、朚々を揺らす颚の音も、ピタリず止んでいた。
あるのは、錓膜が痛くなるほどの、異様なたでの『静寂』。

谷の奥ぞず続く道は、これたでの穏やかなハむキングコヌスずはたるで違っおいた。
䞡脇の岩肌は文字通り竜の牙のように鋭く倩に向かっお突き出し、頭䞊を芆う朚々は倪陜の光を嫌うかのように奇劙に捻じ曲がり、
倪い枝を絡み合わせお薄暗い倩蓋を䜜っおいる。

たるで、倧自然そのものが「ここから先は人間の来る堎所ではない」「立ち去れ」ず、無蚀の圧力をかけおきおいるようだった。

  芋られおいる。
ここに立ち入った時から、ずっず沙匥は誰かに芋られおいる感芚を芚えた。
それは、自分を獲物の察象ずしお芋おいる猛獣の目か、それずも  。

ゟクリ、ず。背筋を冷たいものが這い䞊がり、沙匥は身䜓を震わせた。


「  なんか、急に寒くなっおきたにゃむ  。
クヌラヌ効きすぎにゃむよ  」

谷底から這い䞊がっおきた濃密な癜い霧が、足銖にねっずりず絡み぀いおきた。
芖界が埐々に癜く奪われおいく。

少しでも䞍安を拭おうず、沙匥は祈るようにスマヌトフォンを取り出した。
そうだ、自分には枩かい信埒フォロにゃたちがいる。
フォロにゃたちは、い぀だっお沙匥に勇気を䞎えおくれる。
画面越しに圌らず繋がっおさえいれば、䞀人じゃない。

しかし、無情にもスマヌトフォンの画面には『圏倖』の二文字が点滅しおいた。
珟代人、たしおや配信者にずっお最倧の恐怖である「電波のロスト」。
完党に倖界から切り離された絶察的な孀独。

普通ならここで匕き返すずころだが、沙匥は䞡手で自分の頬をパンッず叩いお、無理やり口角を吊り䞊げた。

「  ふ、ふふん 驚かないにゃむよ
これはアレにゃむ、ボス゚リアに入る前の『環境゚フェクトの倉化』っおや぀にゃむね
ホラヌゲヌムの挔出ずしおは100点満点をあげるにゃむ」

誰に聞かせるわけでもないのに、
オフラむンのカメラに向かっお元気よくピヌスサむンを䜜っおみせる。

「電波がないのは想定内にゃむ。
むしろ、こういう通信障害ギミックがあるダンゞョンほど、最奥にはずんでもないお宝が眠っおるのがRPGの鉄則にゃむよ
沙匥の完璧なフラグ管理、信埒のみんなにも芋せおあげたかったにゃむねヌ」

震える声を必死に匵り䞊げ、匷気の「ゲヌマヌ思考」で恐怖を塗り朰す。

  本圓は、ちょっぎり䞍安だった。
沙匥はこれたでの配信掻動を通じお、信埒たちから恐ろしい話をいく぀も聞いおきた。
山に入っおそのたた滑萜しおしたった人の話。
生きたたた熊に食べられおしたったずいう郜垂䌝説のような話。

  もしかしお、自分もそうなっおしたうのだろうか
そしお、沙匥ずいう存圚もこうした誰かの『噂』ずしお語られ、
い぀か電子の海から忘れ去られおいくのだろうか

いや  ダメにゃむ

ここでビビっお匕き返せば、あの幻のアルカステラは手に入らない。
WCSでの優勝も、完璧なバズりも幻に消えおしたう。
その『煩悩』の炎だけが、冷え切った谷底で沙匥の背䞭を無理やり前ぞず抌しおいた。

「さあ、サクサク進むにゃむよヌ
幜霊が出おも、レベルを䞊げお物理で陀霊しおやるにゃむ」

嚁勢よく霧の䞭ぞず足を螏み出す沙匥。
  しかし、圌女のその空元気は、わずか数十分埌に完党に打ち砕かれるこずになる。

倧自然は、幜霊などずいう生易しい幻圱を甚意しおはいなかった。

ガサガサッ  

「  ひゃむ」

濃霧の奥、数メヌトル先の茂みが倧きく揺れた。
そこからのそりず姿を珟したのは——立ち䞊がれば優に二メヌトルを超えるであろう、真っ黒な巚䜓。

巚倧な野生のツキノワグマだった。

「  く、クマにゃむ   リアル゚ンカりントにゃむ  」

熊は錻をフンフンず鳎らし、明確な敵意あるいは匷烈な食欲を持っお沙匥をギロリず睚み぀けた。
次の瞬間、地響きを立おお猛ダッシュで突進しおくる

「ぎゃあああああっ 話が違うにゃむ 埳の高さは物理攻撃には効かないにゃむヌヌヌっ」

沙匥は悲鳎を䞊げながら、党速力で霧の䞭を駆け出した。
しかし、ステラバトラヌずしおの頭脳戊に特化しおいる圌女のステヌタス䜓力で、山の䞻から逃げ切れるはずもない。
背埌に迫る重い足音ず、生々しい獣の息遣い。

このたたじゃ  远い぀かれる

沙匥は走りながら、背負っおいた倧きなリュック——
村でもらった食料や氎、そしお仏前の祭壇から匕っこ抜いおきた倧切なルヌタヌなど、配信甚機材がぎっしり詰たったそれを、思い切り熊の顔面めがけお投げ぀けた

「喰らえにゃむ」

リュックが熊に呜䞭し、䞭からケヌブルや機材が散乱する。
熊がその芋慣れない物䜓に気を取られおいる隙に、沙匥は斜面を転がり萜ちるようにしお、無我倢䞭で走り続けた。











【第四章】沙匥の倧冒険諞行無垞線

フリヌBGM「閉ざした心」䜜線曲  KK
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 KK

「はぁっ  はぁっ  にゃむ  っ」

どれくらい走っただろうか。 熊の気配が完党に消えた岩陰に滑り蟌み、沙匥は泥だらけになっおぞたり蟌んだ。 心臓が早鐘のように打ち、足はガクガクず震えおいる。

「たす  かった  にゃむ  」

だが、冷静になっお珟状を把握した瞬間、すっず血の気が匕いた。
リュックを捚おたずいうこずは、食料も、氎も、そしお呜より倧事な『配信機材』をすべお倱ったずいうこずだ。

「あ  あぁ  沙匥の、沙匥の倧切な配信機材が  」

震える手で空っぜになった背䞭を探る。
䜕もない。 村でもらった干し肉も、カロリヌメむトも、氎筒も。
そしお䜕より、どんな時でも枩かい信埒フォロにゃたちず沙匥を繋いでくれおいた、あの無骚な機械も。
すべお、あの熊の前に眮いおきおしたった。

深い霧に包たれた谷底。
日はずうに傟きかけおいるのか、呚囲は急速に暗さを増し、気枩は急降䞋しおいた。
吐く息が、濃霧に溶けるように真っ癜に染たる。

「  冗談じゃないにゃむ  」

圧倒的な孀独ず、文字通りの『死』の気配が、冷たい泥の感觊ずずもに沙匥の党身を䟵食しおいく。
電波はない。食料もない。
自分が今どこにいるのかすら、もう分からない。

完党なる『遭難』。

ゲヌムなら、HPがれロになっおもセヌブポむントからやり盎せる。
でも、ここは珟実の倧自然だ。
コンティニュヌ画面なんお衚瀺されないし、郜合よく回埩アむテムが萜ちおいるわけもない。

ここで倒れれば、沙匥ずいう存圚は誰にも知られるこずなく、
この冷たい土に還るだけだ。

「  やだ、にゃむ  」

ぜろり、ず。 泥だらけの頬を、熱い雫が䌝い萜ちた。

「ただ、WCSで優勝しおないのに  。
䞖界䞀のVTuberになっおないのに  。
こんなずころで、ゲヌムオヌバヌなんお  絶察に嫌にゃむ  」

膝を抱え、冷たい岩肌に身を寄せお小さく䞞たる。
普段の『達芳した修行僧』の仮面は完党に剥がれ萜ち、
そこにはただ、暗闇ず寒さに怯える䞀人の無力な少女がいた。

聞こえるのは、自分の匱々しい嗚咜ず、䞍気味に静たり返った森の吐息だけだった。

  しかし。

  いや、埅぀にゃむ

沙匥は、泥に汚れた袖で乱暎に涙を拭った。
そしお、䞡手でパンッず自分の頬を匷く、痛いほどに叩いた。

「  ここで泣いお終わったら、
ただの『山で遭難したアホな猫』で終わっちゃうにゃむ」

ギリッず奥歯を噛み締め、濡れた瞳で濃霧の奥を睚み぀ける。

「機材なんお、WCSの優勝賞金で最新の最高玚品を揃え盎しおやるにゃむ
そう、これはむしろ
荷物が無くなっお身軜になった分、沙匥のアゞリティ敏捷性が限界突砎したっおこずにゃむよ」

誰に蚀い聞かせるわけでもなく、震える声で虚空に向かっお蚀い攟぀。

「そもそも、沙匥は無限の埳をリ゜ヌスにするラむフゲむン戊術の䜿い手  長期戊サバむバルなんお望むずころにゃむ
むしろここからが沙匥のタヌンにゃむよ」

ガクガクず震える膝に無理やり力を蟌め、岩壁に手を぀きながら、沙匥はゆっくりず立ち䞊がった。
足は泥にたみれ、䜓枩は奪われ、䜓力ゲヌゞHPはすでに赀く点滅しおいる。
絶望的なデバフのオンパレヌドだ。
それでも、圌女の瞳の奥でギラギラず燃え盛る『煩悩』の炎だけは、決しお消えおいなかった。

「芋おろにゃむ  。絶察に幻の星を手に入れお、
生きお垰っお  この地獄を最高の歊勇䌝バズりコンテンツにしおやるんだから  」


すり枛った呜を削るようにしお、沙匥は再び、絶望の癜き迷宮ぞず足を螏み出した。
倧自然の猛嚁の前にあっお、圌女の匷がりなど颚前の灯火でしかない。
それでも圌女は、䞀歩、たた䞀歩ず進み続ける。

真の限界を迎え、圌女が冷たい土の䞊ぞず倒れ䌏すたで、あずもう少しの呜綱だった。


【第五章】枯枇する呜ず、捚おきれぬ泥だらけの煩悩

フリヌBGM「真実」䜜線曲  チョコミント
• DOVA-SYNDROME公匏 䜜曲者 チョコミント










どれだけ、歩いただろうか。
気が遠くなるほどの時間を、沙匥はただひたすらに歩き続けた。

「  っ、  」

声はずうに枯れ果おおいる。
足は泥氎を吞った鉛のように重く、前に抌し出すだけで粟䞀杯だった。

あれほど圌女を苊しめおいた䜓の痛みも、胃袋をかきむしるような空腹も、い぀の間にかどこかぞ消え去っおいた。
極限状態をずうに超え、肉䜓の感芚すらも麻痺しおしたったのだ。
芖界は癜く掠れ、少しでも気を抜けば、意識そのものがこの深い霧の䞭ぞず溶けお消えおしたいそうだった。

それでも、沙匥は歩き続けた。

——ワァァァァァァァァァッ  

「あ  」

䞍意に、真っ癜な霧の向こうから、錓膜を揺らすような倧歓声が聞こえおきた。
幻聎だ。いや、幻芖ですらあった。

濃霧が晎れたその先に広がっおいたのは、䞖界の䞭心であるかのように眩い光に包たれた巚倧なステヌゞ。
そこで『䞖界䞀』の称号を手にした䞀人のステラバトラヌが、
誇らしげに、熱狂する芳衆を芋䞊げおいる。

それは、沙匥が幌い頃に䞀床だけ芋た光景だった。
䞖界倧䌚——WCS。
あの倧舞台で、䞀人の人間が確かに『䞖界』を手に入れたあの瞬間が、
沙匥の瞌の裏にずっず、ずっず焌き付いお離れないのだ。

「  いいなぁ」

ふず、沙匥のすぐ隣で、幌い少女がポツリず呟いた。

「私も  みんなから、あれくらい芋おいおほしい」

誰からも芋向きされず、ただ画面の向こう偎の熱狂を指をくわえお芋おいるだけの、無力で孀独な少女。
沙匥は、その幌い少女の傍らに立ち、共に眩い光のステヌゞを眺め続けた。

これは、少女が抱く『䞖界』に察する匷烈な嫉劬だ。
光の圓たる堎所にいる、䞖界䞭から愛され、祝犏される存圚が——たたらなく矚たしく、劬たしかった。

どうしお、私はああいう颚になれないんだろう。
どうしお、私のこずは誰も芋おくれないんだろう。 どうしお  。

「  ズルい、にゃむよね」

沙匥は、掠れた声で隣にいる少女に語りかけた。
分かっおいる。このドロドロずした感情こそが、正真正銘の『煩悩』だ。
仏教的にも、悟りを開くべき修行僧の戒埋ずしおも、
決しお抱いおはいけない醜い執着。 でも。だからこそ。

「  沙匥は、䞖界をバズりの力で埁服しおやるにゃむよ。
みんなが心の底から、沙匥を認めおくれる  その日たで」

泥だらけの虚空に向かっお、震える手を䌞ばす。
しかし、その手が眩い光のステヌゞに届くこずはなく。
真の限界を迎えた沙匥の䜓は、぀いに糞が切れたように前ぞず傟き——冷たく濡れた泥の䞊ぞず、音もなく厩れ萜ちた。











【第六章】泥䞭の蓮華ず玅蓮の星、あるいは尜きせぬ煩悩の契玄

フリヌBGM「Whisper2」䜜線曲  PeriTune®
【無料フリヌBGM】悲しく神秘的な曲「Whisper2」

冷たい泥の底。
すべおが黒く塗り぀ぶされた芖界の䞭で、沙匥の意識は静かに沈みかけおいた。
痛芚も、寒さも、恐れすらもずうに消え倱せ、
あるのはただ、深い氎底に萜ちおいくような心地よい埮睡みだけ。

  あぁ、これで、終わるにゃむね  

執着を手攟せば、こんなにも楜になれる。
『達芳を目指す修行僧』ずいう建前ではなく、
本圓の静寂れロが、沙匥の魂を優しく包み蟌もうずしおいた。

——ふず、党身を芆っおいた泥の冷たさが消え去った。

錻腔をくすぐる、枅らかで甘い銙り。
沙匥がゆっくりず重い瞌を開けるず、そこは先ほどの暗く凍お぀く谷底ではなかった。

「  ここは  」

芋枡す限りに広がる、空を映した巚倧な氎鏡。そしお、その氎面を埋め尜くすように咲き誇る、無数の矎しい蓮はすの花畑だった。 花畑の䞭倮には、長い幎月を感じさせる荘厳で叀い廟びょうが静かに䜇んでいる。 珟実離れした、あたりにも枅らかで神聖な空間。

そしお、満開の蓮の花の䞭に、䞀人の星霊が䜇んでいた。
燃えるような玅蓮の髪を揺らし、慈愛に満ちた瞳で沙匥を芋぀める、
神々しいたでの矎しさを持぀高䜍アルカステラ。

『  すべおは泡沫うたかたの倢』

鈎の音のように柄んだ、穏やかな声が空間党䜓に響き枡る。

『名声ぞの執着も、肉䜓の苊痛も  手攟しおしたえば、そこにはただ、この花畑のような穏やかな静寂だけが残りたす』

アルカステラは、ゆっくりず沙匥のそばぞ歩み寄り、泥だらけの頬にそっず觊れた。
その手はひどく枩かく、沙匥の心から䞀切の迷いや苊しみを溶かしおしたいそうだった。


『さあ、教えおください。
この満ち足りた『無』よりもなお、あなたが枇望するものが
この人の䞖にあるのですか』

それは、究極の遞択だった。
ここで目を閉じ、この矎しい蓮の䞖界に身を委ねれば、氞遠の安らぎが手に入る。
もう、誰かず比べお嫉劬するこずも、バズらない動画の再生数に䞀喜䞀憂するこずも、機材のロヌンに苊しむこずもない。

けれど。

  ふざけるな、にゃむ

沙匥は、矎しい粟霊の青い瞳を真っ盎ぐに睚み返した。
ひび割れた唇が埮かに動き、枯れ果おた喉から、魂の底にぞばり぀いおいた最埌の声を絞り出す。

「  WCSの、優勝」

泥だらけの右手が、埮かに動く。

「沙匥が欲しいのは  䞖界を手に入れた『完璧なバズり』にゃむ」

静寂なんおいらない。
無なんおク゜食らえだ。
沙匥は、枅らかな蓮の花を掻き分けるようにしお、泥
にたみれた右手をその矎しい幻圱ぞず力匷く䌞ばした。

「生たれた時からずっず、あの景色に憧れおいた。
䞖界䞭の人に祝犏されお、䞖界が熱狂する  そんな最高の瞬間が、確かにそこにあるんだにゃむ。
沙匥は、あの頂きに立ちたい  
その為には最高の盞棒が  あんたみたいな、幻のアルカステラが必芁なんだにゃむ」

死の淵にあっおなお衰えるこずのない、あたりにも俗っぜく、けれど匷烈な「生」ぞの執着。
矎しく食られた悟りの蚀葉よりも、泥の䞭から倩ぞず手を䌞ばす匷欲煩悩の叫び。

それを聞いた瞬間。
玅蓮のアルカステラ——極星カノヌプスは、くすりず笑い、
ひどく満足げに目を现めた。

『  ふふ。この矎しき静寂よりも喧隒を、無よりも有を遞ぶのですか』

カノヌプスはゆっくりず跪き、泥だらけになっお䌞ばされた沙匥の小さな手を、そっず䞡手で包み蟌んだ。

『いいでしょう。その尜きせぬ『煩悩』がどこたで続くのか  私が特等垭で芋届けおあげたすよ』

盎埌、目を開けおいられないほどの暖かな光が沙匥の身䜓を包み蟌み——
圌女の意識は、今床こそ深いホワむトアりトの䞭ぞず沈んでいった。


【終章】玅蓮の星ず電子の海、あるいは真実の行方

フリヌBGM「2:23 AM」䜜線曲  しゃろう
2:23 AM / しゃろう










「——ずいうわけで 気が぀いたら麓の村の病院のベッドの䞊で、
右手にはしっかりずカノヌプスのカヌドが握りしめられおいた、ずいうわけにゃむ
これが沙匥ず盞棒の運呜の出䌚い、包み隠さぬ真実の物語にゃむよ」

画面の向こうで、沙匥は埗意げに胞を匵り、
完璧なドダ顔を決めおいる。

深倜䞉時。
すっかり冷めきったコヌヒヌの入ったマグカップを片手に、俺はPCモニタヌの前で呆然ずしおいた。
滝のように流れるコメント欄も、䞀瞬の静寂の埌、爆発したように加速する。

『いや嘘やろ』 『熊にルヌタヌ投げるな』 『蚭定緎り蟌みすぎだろ映画化しろ』 『  埅っお、でも沙匥ちゃん䞀時期「滝行に出る」っお蚀っお2週間くらいガチで配信䌑んでた時期なかった』 『え、マゞの遭難だったの  』

信埒フォロにゃたちの間でも、真停を巡っおコメント欄は倧混乱に陥っおいた。
無理もない。䞭囜の山奥で遭難し、臚死䜓隓の最䞭に蓮の花畑で粟霊ず契玄を亀わしおレアカヌドを手に入れるなど、どう考えおもカヌドゲヌムアニメの芋すぎだ。
VTuberずしおの「キャラクタヌ蚭定」の域を出ないフィクション  のはずである。

「ふふん、信じるか信じないかは、フォロにゃたち次第にゃむ。
でも、このカノヌプスが沙匥の最高の盞棒だっおこずだけは、揺るぎない真実にゃむよ」

画面の䞭で沙匥が悪戯っぜく笑うず、カノヌプスのカヌドが、たるで圌女の蚀葉に呌応するように玅蓮の光を攟ったように芋えた。

本圓に䞭囜の山奥ぞ行ったのか。
あの矎しい蓮の花畑は、ただの幻芚だったのか。
それずも、極限状態で圌女の匷烈な「煩悩」が、本圓に幻の星を珟䞖ぞず呌び寄せたのか。

その真実は、画面の向こう偎で笑う圌女ず、あの赀い星だけが知っおいる。

「さヌお それじゃあ今日も元気に、WCS優勝に向けおランクマッチに朜っおいくにゃむよヌ
煩悩党開 ラむフゲむンで䞖界を獲るにゃむ」

軜快なBGMず共に、い぀もの賑やかな配信が再開される。
嘘か本圓か。そんなこずは、実はどうでもいいのかもしれない。
ただ確かなのは、泥だらけになっおも這い䞊がり、「䞖界䞀」ずいうバズりに向かっお突き進む圌女の姿が、今倜もたたらなく眩しく——
明日を生きるための、確かな救いになっおいるずいうこずだ。

俺は口元を緩めるず、キヌボヌドに手を䌞ばし、今日二床目のコメントを打ち蟌んだ。

『今日も最高に面癜い話をありがずう WCS、絶察優勝しおね』

送信ボタンを、タヌンッず叩く。
倜空に瞬く星のように、圌女の泥臭くも矎しい物語はこれからも、俺たち信埒を電子の海から照らし続けおくれるはずだ。



あずがき

いかがでしたでしょうか
沙匥のストヌリヌを曞き進めるうちに、私自身も圌女のひたむきな「煩悩」や情熱に、いろいろず考えさせられるものがありたした。

『HorizonNotes』では、今回のように皆様からいただいたアむデアをもずに、魅力的なキャラクタヌを圢にしおいきたいず考えおいたす

「自分の考えたキャラが物語になるかも」ず少しでも興味を持っおいただけたら、ぜひ以䞋の蚘事からご応募ください

皆様からの自由で熱いアむデアを、心よりお埅ちしおおりたす

最埌たでお読みいただき、ありがずうございたした


#オリゞナル小説 #HorizonNotes #珟代ファンタゞヌ #カヌドバトル #アルカステラ


いいなず思ったら応揎しよう

たる。 よろしければ応揎お願いしたす いただいたチップはクリ゚むタヌずしおのゲヌム開発に䜿わせおいただきたす ※チップず共にやっお欲しい事があったら蚀っおください 可胜な範囲であれば頑匵りたす