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YouTubeプレミアムの注意点!

    久しぶりにnoteに書きます!中林と申します。

    ここの所は、「暖かいから、もう半ズボンでも良いのでは?」と思いながら、底冷えするような夜にビビってまたタンスにしまい直す日々が続いて、カントリーロードこの道いつまで続くのだろうと線路の上を、宥めすかして歩いております。この先には死体があるらしい。

    さて、私ごと(何なら私ごとでなくなるんだ?自分が誰かの時間を使ってまで話す物事が私ごとでないなんて傲慢じゃないのか)ですが、先日親父がYouTubeプレミアムなるものに加入していました。今流行ってるサブスクリプションサービスという奴です。
    Netflixなんかは、少し前にWBCを独占で放送した影響で、家電屋に「ネットフリックスをくれ」とやって来るお門違いな後期高齢者の方々が、ああだこうだの説明されに相次いでいたらしいから、今世の中に知らない知らない人なんて居ないんじゃないだろうか。

    そのサブスクサービスとやら、ついにYouTubeまで始めたらしいのですよ、お姉さん。
    月々いくら支払えば広告がなくなって、サクサクと好きな動画を矢継ぎ早、嫌いな動画をボーアンドアロー、そんな調子で見られるんだからコレがまあ便利。

    私なんかは音楽を聴くから個人的に音楽サブスクも入っていたけれど、これからはそんな必要もありません。月々いくらのサービスの中に、YouTubeが独自に展開するYouTube MUSICなるものもございまして、これが他の音楽サブスクとはひと味ふた味、コショウの振りすぎ要注意という具合でとても良い。
    音楽サブスクとして聴ける曲はもちろんのこと、YouTubeにアップされているライブ映像なんかも、曲という扱いで再生できるのがとても嬉しい。プレイリストに一挙にぶち込めば、散歩しながらZeppでも、野外でも、花壇を見ながら武道館にだって行けちゃう気持ち。

    みんなも、YouTubeプレミアムに入ろう!
    (サービス開始:2018年)

    ただ一つ、注意点がありまして…

    バックグラウンド再生という機能があるんです。

    スマホで動画を見ながら、そのYouTubeのタブ、または画面を閉じると、なんと別な画面/消した画面のまま、YouTube動画を流すことが出来るんです。
    ソシャゲなんかしながらピクチャインピクチャ、小さな窓を開いて色んな動画が見れるってんで、私も大喜びで使っています。

    ただね、まあやっぱり集中できないんだな、これが。YouTubeが気になれば結局ゲームを閉じるし、ゲームが白熱したら動画を再生していたことなんか忘れてしまう。
    オンライン対戦が終わった後にタブを見てみれば、気付くと全く興味のない自己啓発が勝手に再生されてたりするのだ。

    例えばこれも、世界で俺しかハマってない広告によく出るゲームをしていた時に起きたことです。

    そのゲームはオンライン対戦のカードゲームで、私は昔からずっとやっているのもあり、かなりの高ランク帯に所属している。
    そこでの一勝は、スープにきらきら浮かぶ油の玉、並べられたごちそうのように価値があるもので、そこでの一敗は、それ以外のことのように思われた。
    その日の私は負けが込んでいて、ランキングも落下するように落ちていくものだから、少し沙汰がなかったようにも思う。

    あんまり負けるものだから息抜きでもしようと、バックグラウンドで動画を再生しながらカジュアルマッチなる気楽な場所で、遊びで作ったロマンだけのデッキで戦おうと思った。
    こういう時に再生する動画は、どうせ集中して見ないんだからどーでもいい、興味のないトピックや、もうすでに見たことのあるものを惰性に開いたりする。その日は20分くらいの、テレビ番組か何かのYouTube版を見ていたと思う。

    それを再生しながら、相手はなんでこんなカード使うんだろ?とかいつもの調子でプレイしたのだが、

    動画が終わらないのだ。

    20分くらいたった時点で、動画はエンディングを迎えて、暗転までしている。
    ただ、再生は止まっていない。

    ものすごく耳をすますと聞こえる、サーっというホワイトノイズに、何だ?と思ったがきっとなんてことはない、ピクチャインピクチャはデバイス側の機能であって、何某バグがあってもおかしくはないじゃないか。
    そう思って動画のタブを押す。

    再生バーは、三分の一にしか達していなかった。
    いやいや、まさかと思って、YouTubeのアプリを開き直すと、動画はきっかり20分ほどで終わっている。もちろんシークバーもそれこっきりだ。

    やっぱり、バグじゃないか。

    そう思ってまた別な動画を開いて、ゲームを続けようとした。
    しかし、次の動画もエンディングが終わると暗転。相も変わらないホワイトノイズがひっそりそこにあるのだ。

    これは一体どういうバグなんだ?
    いつも自分の分身のように手放さずに持ち歩いているスマートフォンが、ただ一部、得体の知れない毒虫に取り憑かれたような気分だ。
    砂が溢れるようにさらさらとした音も、次第に不気味に思えて、私は音量を下げていった。





    しかし、音量は下がらなかった。





    具体的には、下がってはいるのだ。
    マイナスのボタンをカチカチ押すたんび、目盛りはどんどんゼロに近づいていっている。
    なのに、音量は変わらない。
    サーっと鳴る音は、変わらぬ位置でずっとそこに立っている。

    それはつまり、動画の音量がどんどん大きくなっているということではないか?
    気が付いたのも束の間、その音はどんどん耳障りなほどに大きくなっていく。
    私が音量を下げるスピードをはるかに凌駕して、どんどん大きくなっているということなのだ。

    いつのまにか額が濡れて、変な汗をかいていることに気付く。
    これは単なるバグではない!

    気づいた時にはもう遅かった。
    それでもどんどん拡大する音に慄き、私は音量をゼロにしようとした。
    しかし音は止まらない。目盛りがなくなるすんでのところで、つっかえた様に何故か下がらない、ゼロにならないのだ!
    いよいよまずい、何かは分からないがこれは明らかに只事じゃない!

    耳が痛いほどの砂嵐の音に、すでに手元から離れていたそれに耳を塞ぐ。
    しかし音はどんどん大きくなる。

    がぢゃっ。 がぢゃっ。

    そんなまさか。
    よく聞くと、これはノイズなんかじゃない。
    擦り切れんばかりの轟音の奥に、

    がぢゃっ。 がぢゃっ。

    歯だ。
    おそらく歯が、とてつもない力で軋む音。
    それも何か言語的なペースとタイミングで鳴っている。
    途端、急に体がぼうっ、とするのがわかった。

    頭がとてもかるくなっている。
    手指のさきのつめが、ほろほろとおゆにとけるように、何の抵抗もなくはがれおちていくような、そんなかんかくがある
    なにもくるしくない
    そこ それ ない

    あ
    やば






    気が付いたら、私のスマホはベランダの下に、粉々になって落ちていた。
    意識が朦朧とする中、自分でそれを破壊した様だった。昔から使っていて、愛着もあったのに引き継ぎも何もできなかったから、データのほとんどを失ってしまって、結構ショックを受けた。
    ていうかよく考えてもみれば、動画を止めたりYouTubeのページを閉じたら良かったじゃないか!と思ったりもしたが、そんなことでは通用しないと信じられるだけの恐ろしさがそこにはあった。
    まあでも、スマホが新しくなったのは嬉しかった。

    みたいなことがあるかもしれないから、皆さんもくれぐれも気をつけてほしい。
    それにいくらサブスクだからって利用も計画的にしなければ、積み重なってとてつもないことになる。今も俺のニートの友達が、その豪快な性格によって、それで苦労しているところだ。
    ひとまず、私からの話は以上です。



    ps.何より良かったのは、かろうじてGoogleのアカウントに紐付いていたデータは生き残っていた事だ。
    おかげでYouTubeだって、元のアカウントで見ることができる。

    もちろん、プレミアムで。

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