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期待してしまっても、いいですか

    元気かどうかなんて聞かれてもわからなくって。
    同時に、大丈夫?なんて聞かれることもあった。
    よくわかんない。

    『察してほしい』
    私の中で浮かんでは消える。

    もし、大丈夫じゃない。
    なんて伝えてしまったら?

    もし、元気じゃない。
    なんて伝えてしまったら?

    助けてくれるのだろうかー
    なんて、期待をしてしまう。

    期待を『重力』だって昔、誰かが揶揄して言ってた。

    どこか、腑に落ちた。

    張り付いた笑顔で『大丈夫』

    待っていたことを隠して『大丈夫』

    大丈夫だけど、やっぱり期待してしまう。
    いつか、私のこの重さが軽くなることを。

    そうして、また期待をしてしまう。

    私だけ取り残されているような気になる。

    それでも、私は待ってしまう。
    重力を感じながら。

     
     
    兎月 跳 (うづき はねる)です。 私が見てきた景色・記憶が誰かの心に寄り添えますように。 ※作品の無断使用・転載は控えていただけると嬉しいです。

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