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Photo byhidemaro2005

霞を食べては生きていけない

    「受かったよ、ありがとう」

    すっかり忘れていたが、友達はある試験を受けて
    わたしは試験に必要な職務経歴書を作成した

    友達が落ちたと言ったので、尚更忘れていたが
    落ちたのではなく、落ちた気がした…だった

    別の子の職務経歴書や作文も請け負っているので
    「あら、おめでとう」まで言ってピンと来ない
    会話から探りを入れて何に合格したか判った

    「合格おめでとう」
    本人たちの努力が報われて
    安寧を取り戻せたならそれでいい

    わたしがやったことは、取っ掛かりのイチ部分
    礼を言われるまでもない
    ギャラは一切発生せず
    「おめでとう」を言い、LINEギフトを送る

    文章や文書が作成できたら、それでよかった
    しかし、わたしは一向に文章の向上はせず
    停滞もしくは衰退の一途を辿る

    わたしは再就職に向けて本腰を入れる時期へ来た
    実にならないものから
    確実に実のなるものへシフトチェンジさせなければ
    病いがあっても、霞を食べては生きていけない

    この半年間、温めてきた卵が春に孵化できるよう
    また
    猛禽類のような静かで卒のない自分に戻れるよう
    今から活動していくしかないな、と重い腰を上げる









     
     
    人の淋しさは対象によって癒される、淋しさ わたしの淋しさは 万物でも癒されない定めの淋しさ 手に握る砂が指から零れてしまう 狂人には沈黙を、佳人には微笑みを わたしはわたしの道を歩んでいるだけなのに ©️ももまろうめこのnoteは私に著作権があります 無断転載禁止です

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