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Photo byhiiro_archive153

著…神田澪『最後は笑ってさよならをしよう』

    G-dark/本好きの頭の中

     「小説を読みたいけれど、長文を読むのはしんどい」という方におすすめの短編小説集。

     なんと、ほとんどの作品が140字ぴったり。

     友情や家族愛といった美しいものだけでなく、モヤモヤする日常生活でのワンシーンや、死の恐怖を描いた作品もありますが、やはり恋愛ものが印象的。

     甘酸っぱくてキュンとしたり、ほろ苦くて胸を締め付けられる作品が多いです。

     短編小説も収録されているので、お得感もいっぱい。


     ⭐️Kindle版

     ⭐️単行本版


     わたしのお気に入りは、P35掲載の『気になる返事』。

     近くにいるのに、まだ心の距離が遠くて、もどかしい…。

     そんな心模様が初々しいです。

     わたしもこんな青春を送ってみたかった!

     また、P29の『読み終わったら削除して』も気になります。

     ショートショートなのは重々承知の上ですが、わたしはこの作品の登場人物たちが気になって仕方がありません。

     二人はこの後どうなったんだろう…?

     P94掲載の『恋の歌』も好きです。

     この作品を読んで、わたしも「もっと沢山の音楽を聴こう」と思いました。

     音楽がまるでタイムマシンのように思えてきたから。

     P150掲載の『好きなものを持っていける』や、P164掲載の『静かな幽霊』にはウルッときました。

     そういう優しいお別れの仕方もあるんだ、と…。





     〈こういう方におすすめ〉
      「小説を読みたいけれど、長文を読むのはしんどい」という方。
     甘酸っぱい恋物語が好きな方。

     〈読書所要時間の目安〉
     2時間半くらい。

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