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エッセイ/90歳ボランティア、任務中にまさかのスリープ事件?!

    なんでもアリ子

    この傾聴ボランティをしていた時の話・・・

    ようこそおいでやす~

    ボランティア中に、隣で仲間が寝ていました。

    しかもその人、90歳の現役ボランティアです。

    さらに驚いたのは・・・・誰も気にしていなかったことでした!


    傾聴ボランティアをしていた頃の話です。


    参加者の年齢層は60代から90代までと幅広く、わたしたちは2~3人で訪問してきた高齢の方のお話を聞き、お茶を出しながら楽しく過ごしてもらう、という活動をしていました。

    ある日、わたしは、もう一人のボランティアの方と一緒に、70代くらいのおじいさん二人の相手をしていました。
    ご一緒したボランティアさんは、なんと90歳の女性。背筋もしゃんとしていて、「90歳で活動されてるなんてすごい…!」と、内心かなり尊敬していたのです。



    ところがです。
    おじいさんたちの話がどんどん盛り上がり、私は聞き役に集中。

    それでそれで?と相づちを打ちながら、ふと隣を見た瞬間、、、固まりました。


    90歳ボランティアさん、寝てる。

    四人掛けの丸テーブルで、下を向いたまま、静かに、堂々と、熟睡。

    「えっ!」

    思わず二度見しました。
    けれど目の前のおじいさん二人はまったく気づかない。むしろ話はますます熱を帯びていきます。


    「それでな、その時わしがな~~~」


    止まらない!
    止まる気配もない!
    語り手、絶好調!

    私は心の中で思いました。

    あれ?立場、逆じゃない?

    90歳でボランティアをしているだけでも立派なのに、その姿はどう見ても「訪問されてくつろいでいる人」。

    むしろ元気にしゃべり続けるおじいさんたちの方が、場を盛り上げる側に見えてきた!

    結局その場は、
    話し続ける人と、聞く人と、寝る人。

    役割がきれいに三分割された、なんとも平和な時間になりました。

    世の中、肩書きどおりにはいかない。
    でも、だからこそ面白い~
    しかし、おじいさんたち、何も感じないんだろうか?
    それも、不思議だと思った!

    あの日の丸テーブルの光景を思い出すたび、わたしは今でも思い出し笑いをしてしまう!



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