あれから。息子が出した答え
前回、息子が習い事について、
「辞めようかな」
と言ったことを書いた。
その時は、続けるのか、辞めるのか。
本人の中でも、まだ答えは出ていなかった。
私も、すぐに結論を出す必要はないと思い、しばらく様子を見ることにした。
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その習い事は年に数回、大会がある。
今回は初めての参加。
これで続けるか決めるとのことだった。
そして、大会を終えた息子が言った。
「悔しい」
その言葉を聞いて、少し驚いた。
以前は「もうやりたくない」と言っていたのに。
さらに、
「次はもう少し良い成績を残せそう」
とも言った。
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大会に出る前と、出た後、何かが変わった。
実際にやってみたからこそ、
「もっとできたかもしれない」
という悔しさが生まれた。
そして、その悔しさが、
「もう少しやってみたい」
という気持ちにつながった。
やってみなければ分からなかったこと。
結果を見なければ感じなかったこと。
結果よりもこの過程を体験できたことが良かったと、私は思う。
そして息子は、
「もう少し続けてみる」
という答えを出した。
「次はもっと良い成績を残せそう」
そう話す息子を見ていると、最初に「辞めたい」と言っていた頃とは、少し表情が違って見えた。
もちろん、これからまた、
「難しい」
「もう嫌だ」
と言う日が来るかもしれない。
でも、それも含めていいのだと思う。
子どもの気持ちは、経験することで変わっていく。
一度決めたことが、ずっと同じでなくてもいい。
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今回のことで、改めて思った。
子どもは、自分で経験する中で、自分の答えを見つけていくのだと。
親が先に答えを決めるのではなく、
「やってみたら、どうだった?」
と、その経験を一緒に振り返る。
その中で、最初とは違う答えにたどり着くこともある。
今回の息子は、
「辞めたい」
から、
「もう少しやってみる」
へと気持ちが変わった。
その変化を見られたことが、何より嬉しかった。
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今は、
「次はもう少し良い成績を残せそう」
と言っている息子。
その言葉を聞きながら、
「じゃあ、もう少し頑張ってみたら?」
とは、あえて言わなかった。
ただ、
「そっか、そう思ったんだね」
と伝えた。
そして、これからどうなっていくのかを、また見ていこうと思う。
今度は、息子が自分で選んだ
「もう少しやってみる」
という気持ちを、そっと応援していきたい。
