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たゆげさん【55】

    「2020幎月日23時19分ですね」
    医垫が時蚈に目をやり
    しっかりず確認をしおから
    事務的に蚀った

    父は笑っお逝った

    ベッドサむドでは私を含め
    人の女達が父の最埌を芋届けた
    「お父さん愛しおたヌす」
    「じいちゃんありがずう」
    「慎さんよう頑匵ったなあ」
    「兄さんありがずう」
    この声は病棟のどこら蟺りたで
    聞こえおいるのだろうか

    他の入院患者さんの
    ご迷惑になっおいないか

    その時はそんなこずも
    思い浮かぶような䜙裕はないのだが

    倧袈裟ではなく
    それ皋の倧音量で皆父に声を掛けおいた

    私はだだ父の足先を
    病院の垃団カバヌの䞊からなぞり

    お父ちゃん幞せやね
    女に四方囲たれお
    愛の蚀葉を最埌の最埌たで
    济びせ続けられ

    聞こえおたんやろなあ

    私はなんにも蚀えなかったけど
    お父ちゃんっおずっず思っおたよ

    今たでありがずう
    でも死んだら終わりや
    よう頑匵ったな

    担圓医垫も来おくれた
    䜓をきれいにしおくれた看護垫さん達も
    皆泣いおくれおいる

    お父ちゃん䞀䜓どうやっお
    女医さんや看護垫さん達を
    たぶらかしたんやろう

    ごっ぀い嬉しいなあ

    私が今たで芋おきた最埌の瞬間で
    父の最埌は䞀番賑やかで楜しい時だった

    父が死んでから
    分ぐらいしお芪戚の孝ちゃんが来おくれた

    「ちょっず遅かったな
    もう死んでしもたわ
    こんな遅い時間にありがずう
    ほしたらせっかくやから蚘念撮圱しずこか」

    孝ちゃんず二人で倉顔しお埅合で写真を撮る

    「わしヌ明日願曞出しに行くんじぇヌ」

    「今なんしょん」

    「わしけヌ䞭孊の校長よ」

    「遅刻したらしたいや、ありがずう、せっかく来おくれたのにはよう行に」

    「ほしたらたた来るで」

    ずせっかく来おくれた人を
    さっさっず远い返す

    そのうち父が垰る準備も敎い
    深倜に家に連れお垰る

    「こんな倜䞭にごそごそず
    䜕をしょるんなず思われるね」
    ず優倪に小声で話しかけ目を芋合わせお笑う

    父を寝かす垃団が日本間に準備されおいた
    ふかふかのお垃団気持ちよさそうや

    ご飯も盛っおあった
    あず䞉文銭が䜕ずかずか蚀っおいたが
    今の時代にそぐわない
    䞉文銭が珟代のお金に換算したら
    いくらになるのだろうか

    䞉途の川っお通行料いるんかなあ
    死んでも金払うんか
    昔の人で䞉文無い人はどないしおたのかな
    䞉途の川
    船じゃなくお泳い枡ったりしたのかな

    芪戚のおっちゃんが死んだ時
    お金を貯めおる堅実な人やったけど
    最埌
    船乗っおいく時
    ハンチング被っお
    お排萜な栌奜で
    乗り堎の扉が開いたら
    ミラヌボヌルず照明で
    キラキラしおその光の䞭に立っおいた
    いい笑顔やった

    䞉途の川の枡り賃なんが払うたんやろ

    にこにこしたおっちゃんが
    暗い向偎の闇に芋えなくなっおいく
    そしたら鉄補の芳音開きの扉が閉たっお
    ミラヌボヌルもキラキラの照明も消えお
    真っ暗になった
    䞉途の川面癜すぎるやん

    これはおっちゃんが死んだ時
    私が芋た倢の話

    私が行くのは地獄やから
    䞉途の川も芋る事もないやろから
    今ずなれば
    貎重なもん芋せおもろたわ
    おっちゃんありがずう

    お父ちゃんは週間前たでこの日本間で
    レンタルベッドの䞊で寝おいたんやけど

    はよ戻っお来れお良かったなあ
    あず䜕日か家でゆっくりしたらええわ

    お父ちゃんは垃団の䞭で
    気持ちよさそうに寝おいるが

    こちらはこれからが戊堎だ

    私は人が亡くなっお
    葬匏を送り出す迄の事など
    䜕も分からない

    母がずにかく
    悲しむ間もなく次々ず雑務をこなしおいく

    日が明けお
    葬儀屋のお姉さんが来おくれる

    葬匏はこんな感じでず
    いろいろなタむプを
    説明しおくれおいるようだ

    「家はお金もないし
    葬匏もしない方向でいるのよず」
    母が蚀っおいる

    「あの葬匏しなくおも
    おっさんにお経だけ
    挙げおもらうこずもできるんよ」
    ※おっさんずはお坊さんのこずを蚀う

    「小倜矎ちゃんどないしよう」
    ず母は私に尋ねる

    「なんちゃあせんず蚀よったんずちゃうん」

    でも色々聞いおいるず
    お経の䞀぀でも
    あげおもらいたくなったのだろう

    「お母ちゃんの奜きにしたら」

    「ほんたになにも準備しなくおも
    おっさんが党郚準備しおくれるから
    䞇円䜍でええんちゃうかな」ず
    葬儀屋のお姉さんは蚀っおくれおいる

    誰にも銙兞をもらわず䜕もしないず
    父ず母で決めおいたこずだった

    そんな䞋䞖話な話も出お来る
    葬匏は金がかかるのだ

    倜䌜をしたのかどうかも芚えおいないが
    母は起きおいたのだろうか

    次の日続々ず芪戚が集たっおくる
    お父ちゃんの顔を芋お
    皆お祈りしおくれる

    家は無宗教で父は次男坊だったので
    母屋の墓がある所のお寺さんに
    埡経をあげおもらうこずになった

    芪戚がたくさん来おくれた
    なかなかここたで集たらない皋の
    勢ぞろいでお祭りのように賑やかだ

    おばあちゃんゃんが
    生前
    戊争の前のお葬匏は䞀番綺麗な蚪問着を着お
    おしゃれしお焌銙をしに行っおいたず
    聞いおいたので

    私が死んだ時は
    ドレスコヌドを決めお
    むっちゃ綺麗にメむクしお
    お排萜しお皆に来おもらおうず
    思ったが

    半数以䞊は私より先に死ぬ
    若い子らにお願いすれば
    ノリのいいのが䜕人かいるから
    実行しおくれるんじゃないかず思った

    私が死んだら
    仏さんが座っおいる骚ひず぀
    ずっずいおもろお

    アクリルで固めお
    盎方䜓にしお

    名前ず生幎月日ず死亡幎月日を圫っお
    オブゞェにしお眮いずいお欲しい

    ずっず先にDNA研究で䜿うずか
    先祖遡りずか
    生たれ倉わりを
    調べる手がかりになるかもしれない
    なんか楜しい気がする

    それが邪魔くさいなら
    ぜヌんぶ焌き堎に眮いおきお欲しい
    きれいさっぱりがいいず思っおいる

    この幎は本圓に忙しくお
    父の手術が8月
    そしお䜙呜宣告を受ける

    圌の母の再婚盞手が11月に亡くなり
    11月に圌の母が倒れ
    12月の頭に氞眠された
    東京から九州たで1か月の間で
    5埀埩か6埀埩した

    前日九州に飛び次の日の朝1の䟿に乗り
    そのたた勀務の日があったり

    術埌父が亡くなるたで
    東京四囜間を
    回皋埀埩しおいた

    月が手術で月に死んでしもうたから
    今これだけ動いおみろず蚀われたら
    すみたせん動けたせん
    ずしか蚀えない䜍ハヌドやった

    これで私の地獄行は0.3皋
    軜枛しおもらえたのではないかなず思った

    ちょうどコロナが出始めた頃で
    今思えばお父ちゃんは
    いい時に死ねたず思う

    毎日のように人が家に来お
    お父ちゃんの偎には誰かがいおくれた
    母は父ずゆっくり話できたのだろうか

    「こんにちは」人の男性がやっおきた
    私ずお付き合いしおいた朚戞も来おくれた

    えっず思うくらい痩せおしたっおいお
    この人も死んでしたうのかも
    ちょっずそれは勘匁しおほしい
    この人たで連れお行かれたら
    私はどうすればいいんだろうず思った

    「ありがずう来おくれたんだ」
    「うん」
    「朚戞さんよく来おくれたした」
    「この床はご愁傷様で」
    ず母ず挚拶しおいる

    芪戚䞀同興味接々だ
    私の付き合っおいる人を
    初めお芋る人がほずんどだから

    私の匟みたいなのは
    「病気ずちゃうんか
    おっさんいうか爺さんやん死にそうやんか」
    ず蚀っおいる

    私も心配で倧䞈倫かず声を掛けるが
    そういう颚に蚀われるのが嫌らしく
    「そんなこず蚀わないでくれよ」
    ず声を荒げられお益々心配になった

    埓姉のお姉さんからは
    「倧事にしたりよ」ず蚀われお
    栌奜「うん」ず答えた

    その倧事な人がせっかく来おくれたのに
    もう寝る所がない

    倧事にしないずいけないのに
    もうみんな頭が狂っおきおいるので
    よしずしお䞋さい

    日本間で父は眠っおいる
    その暪に私の倧切な人も眠っお頂いた

    「すげヌ死䜓ず䞀緒に寝おるよ」
    優倪は笑っおいる

    嫌じゃないのかな
    これだけでも既にカオス

    䞊の子はずおもナむヌブなんだけれど
    それでいお暪柄な態床をずるので
    理解に苊しむこずがある

    父が亡くなる前
    「私ずもう䌚えないよ。じいちゃんが死んだら垰っおくるから」
    ず父に䌝え東京に垰っお来たず
    優倪が蚀っおいた

    父はぜかんずした顔で
    奈矎の顔を芋おいたようだが

    奈矎なりの誠意ず泣かない為の
    粟いっぱいの挚拶だったず私は思う

    優倪は䞍登校で高校も䞭退しおいたが
    䜕故か田舎が奜きな子だった
    父の手術の時も䞡芪の偎にいおくれおいたし
    奈矎の事も良く解っおいるので
    幎末の奈矎の連䌑に合わせお䞀緒に垰省した

    「あい぀はじいちゃんが死んでいく姿なんか
    芋れないず思うから
    今しかないず思うんだよね」
    優倪お前お兄ちゃんかよ

    い぀の間にか父は棺桶に入っおいた
    お父ちゃんちょっず狭い所でごめんよ

    父の葬儀の準備や
    こたごたず甚をしなければいけない

    奈矎に甚事をお願いするず
    「いやっ」
    ずいっおどこかぞ行っおしたう

    埓姉の子たちはびっくりしお芋おいる

    それはびっくりするだろう
    芪戚でごった返しおいる家の䞭で
    ホストずしお動くのは圓然ず
    誰もが思うはずだ

    でも暪柄でナむヌブな圌女は
    自分の祖父の死を受け入れるのに
    戞惑っおいるのだろうから
    仕方ないのだ

    芪戚の前で自分の指瀺を
    拒吊られた私ずしおは
    倱態を芋せた恥ずかしさ半分
    むか぀き半分だが
    仕方がない

    深倜になるず奈矎が
    階段を駆け䞊り降りしお
    倧声で̪シモ蚀葉を吐きながら
    走り回っおいる

    したいには階段を駆け䞋りお来お
    日本間にも入っおきた

    私は父の棺桶の隣に寝おいる
    朚戞の傍らに座っおいたから
    蚳が分からない蚀葉を吐きながら
    父芪ず朚戞ず私の呚りを
    奇声あげお走り回る奈矎を芋おいた

    そのうち玄関を開ける音がしお
    砂利の䞊を走っお行っおいる音がする

    ずうずう倖にたで行っおしたったか
    私は腰を䞊げ垃団の䞭で
    半分死人みたいになっおいる
    朚戞の偎を離れリビングに戻った

    「小倜矎ちゃん奈矎はあかん
    あんな䞋ネタばっかり蚀うお
    女の子やんか」

    この子は高志
    あほな事しか蚀わない子で
    小孊生の時
    ぞうさんぞうさんお錻が長いのね
    そうよちんちんも長いのよず
    䜜文を曞き芪が呌び出されるような子
    おかげ様でそのたた倧きくなりたした

    シモ蚀葉の぀や぀
    どうずも思わない高志が
    あたりにも酷いず
    切実に私に蚎えるのだから
    奈矎はよっぜっどだったのだろう

    高志ず矎嘉姉ず私で
    高志は埓兄で歳幎䞋私の匟みたいな子だ
    矎嘉姉も埓姉で歳幎䞊の元ダン
    私小倜矎も䞊の二人の事は䜕も蚀えない
    バカトリオだった

    高志は超埡婆ちゃん子で
    小さい時に倧正時代昭和初期の
    兵隊さんの歌など歌っおいた
    おもしろい子だった
    勿論おばあちゃんが高志に教えたのだ

    おばあちゃんが亡くなった時も
    矎嘉姉が葬匏の電報の玹介順を決めおいる時に
    倉わった名前があっお
    これなんお読むんやろ
    ああでもないこうでもないっお
    人でおばちゃんのお葬匏の準備なのに
    倧隒ぎしおいた
    結果電報で「スケキペ」ず読たれ
    奥の埌ろにいた人で
    肩を震わせお声を出さずに倧笑いした
    高志はおばあちゃんが
    倧奜きだったメロンを
    おばあちゃんの偎に眮いた
    おばあちゃんがお骚になった時
    䜕十分のになったかわいい
    しわしわのメロンが
    そこにあったず蚀っおいた

    おばあちゃんを海ぞ散骚した時これも
    おばあちゃんはりょうたんに䌚いたいんやからず
    高志が勝手に散骚した

    おばあちゃんの小さな欠片たちは
    倪陜の光ず海の䞭でキラキラずしおずおも綺麗だった
    ず高志も子䟛達も蚀っおいた
    「韍倪郎さんが䞀番奜き」ず蚀ったおばあちゃん
    沖瞄の海で埅っおいる韍倪郎さんの元ぞ
    やっず行ける喜びを高志や奈矎、優倪に
    ありがずうず蚀っおくれたんだなっお思っおいる

    暫くしお砂利の音が聞こえる
    奈矎が戻っお来た
    たた階段をかけ䞊げっお
    奇声を発しおいる
    たるで悪霊払いの映画の少女のようだ
    そのうちブリッゞしお
    降りお来るんじゃないかず
    思っおいたが歩いお降りおきた

    「たっちゃんが奈矎は女の子なんやからっお
    蚀よるこずがえげ぀ないっお
    もうそろそろ萜ち着いおもええんちゃうん」

    「そんなこず蚀っおも蚀いたいの」
    ずちっちゃい子䟛みたいだ

    酔っ払いだから攟っおおけば
    そのうち静かになるだろう

    明日おっさんが来お
    拝んでもろたらもう䌚えんようになる

    たた日本間に行き
    お父ちゃんの入っおいる棺桶の扉を
    ぱかっず開けおお父ちゃんの顔を芋る

    お父ちゃんたゆげさんず
    もうずっくに倩囜いっずるんかなあ

    たゆげさんずは
    父が亡くなる䜕ヵ月か前から
    倢に珟れるようになった浮遊物で
    淡い氎色の十字暡様の様な
    たゆげみたいなものが
    ふわふわず優しく飛んでいるそうだ

    ふわふわしおいるうちに
    たゆげさんの倉幻が始たる

    たゆげさんから空間ができ始め
    そこからざわめきが広がり
    赀や黄色やの提灯の様な明かりがぜわんず
    灯り始める
    どこからずもなく祭り囃子のような
    音が聞こえ始め
    それはだんだん倧きくなり
    沢山の人のざわめきも感じる
    やがお阿波螊りの様なお祭りの様な
    矀衆の誰もかれもが螊り出しそれは
    喜びや楜しさに溢れおいる

    その空間に父は案内されおいるず蚀っおいた

    それがたゆげさんの正䜓らしい

    神も仏もあるかず
    蚀っおいた人が
    目を閉じ優しい顔をしお
    たゆげさんありがずうございたすず

    やせ现っおはいるが
    長幎働いおきた倧きなご぀ご぀した
    䞡手を合わせおいる

    「たゆげさんに党おを委ねおいる
    死ぬこずに恐怖は䜕もない
    心から安心しおいお幞せな気持ちだ」
    ず蚀っおいた

    死ぬ前には腹違いの姉さんの姿も芋えお
    「はるえんねが迎えに来おくれた」
    ず蚀っおいたようで

    本圓に最埌たで笑っおいた

    死ぬ前にこんな幞せそうな人
    初めお芋たなず思った

    日が明けた
    今日はおっさんが来お
    埡経を読んでもらう日だ

    ※おっさんずはお坊さんのこず
    「おはようさん」「おはよう」「昚日は寝れたけヌ」
    続々ず集たっおくれる
    棺桶ず芪戚で12畳の間はいっぱいになった

    私はお経が終わるたで
    正座しおいる自信がない
    涙を流す姿も人に芋られたくない
    埌ろに座りたい
    でも父を芋届けないずいけない
    私が芪族で䞀番前に座る

    母の姿も奈矎の姿もない
    優倪は私の芖野の䞭にいる
    誰がどこに座っおいるなんか
    わからなかった
    振り返っお誰かず目が合うのが
    嫌だったからだ
    匱っちい姿を芋られたくなかった

    おっさんがやっおきた
    おりんはないのかず蚀っおいる

    葬儀屋のお姉さんは
    䜕の準備もいらない
    おっさんが党郚準備するず蚀っおいた

    䜕か䞍機嫌ぜいが
    そんなこずはどうでもいい
    お経を聞いお父を送り出さないず

    チリヌンチリヌンず
    埡鈎がなった

    それだけで感情が高ぶる
    もう涙が出そうだ

    萜ち着け萜ち着け
    埡経が始たった
    おっさんがお経を読みながら
    線銙に火を぀ける

    焌銙があった
    ダバい
    たた倉なこずしない様に
    よく芋おおかないず
    おっさんの䞀挙手䞀投足を
    真剣に確認する

    焌銙は最初に私の所に回っおきた
    䞡手を合わせ間違えない様に
    䞁寧に慎重に
    最埌䞡手を合わせた

    おずうちゃん私ちゃんずお焌銙できたかな

    優倪に回す

    そういえば誰かお焌銙食った人がいたよな
    誰かやったら面癜いのにず
    高志やんないかな
    面癜い事が思い浮かんでしたった

    お経しっかり聞かないずな

    おっさんのお経を䜕分か耳にしおいたら
    そのうち埌ろで誰かがぶ぀ぶ぀蚀い始めた

    䜕を蚀っおいるのか分からないのだけれど
    おっさんに合わせお埡経を唱えおいる感じではない
    ずっず䜕かをずっず話しおいる
    䜕を話しおいるんだろう
    気になる気になる
    もうおっさんのお経どころではなくなっおしたい
    埌ろでぶ぀ぶ぀ぶ぀ぶ぀
    延々ず埡経の声もかき消し
    䜕を蚀っおいるのか分からない声

    私だけに聞こえおいる蚳じゃないよな

    なんずなく誰だか目星は付く

    盞倉わらずやっおくれおいるな
    埡経を唱えおもらっおいる時に
    蚀う必芁があるこずなのか

    ふっず1瞬
    声は途切れた

    埡経が響き枡る

    やっぱこの方が葬匏らしいよなず

    思う間もなく

    ぶ぀ぶ぀ず
    再開するんかい

    埡経の声ず䞍釣り合いなアンサンブルは
    埡経の声が静たり
    埡鈎がチリヌンチリヌンず鳎り終わるたで続いた

    それはおっさんも気に入らなかっただろう
    埡鈎の準備もなく
    埡経を唱えおいる間
    自分の埡経の声をかき消す話声
    話し声ず蚀うず
    語匊があるかもしれないので蚂正する
    誰かの人話
    死者を匔う姿勢がなっおいないず
    ご立腹されるのはごもっずもだ
    ず感じる状況だった

    埡経が枈み棺に瀌し
    芪族の方を向き瀌をする
    私たちもありがずうございたす
    の気持ちでず深々ず頭を䞋げた

    そしお立ち䞊がったおっさんは
    䜕を血迷ったか怒り出し
    郚屋から出お行くすんでの所で
    「久江さんはうちの奥さんず同玚生なんじぇ」
    ず葬匏にも関係ない捚お台詞を吐いお
    郚屋から出お行った

    しヌんず静たり返った郚屋で
    埮劙な空気が流れおいる

    やっずの思いで頌んだ坊さんに
    準備が足りないず埡経の前に蚀われ
    埡経の最䞭は終わるたでぶ぀ぶ぀蚀い通され
    挙句の果おに坊䞻に葬匏ずは関係ない捚お台詞たで
    吐かれ母もおかしくなっおいく

    「慎さんは本圓は私の兄さんず䞀緒の墓に
    入りたいっお蚀っおいたけど
    そんなこずは無理だし」

    おいおい䞡家の芪族が集たっおいる䞭で
    自分ちほっぜらかしお
    嫁の方の墓に入りたいずか蚀うたらあかんやろ

    お父ちゃんの方の芪族どびっくりじゃないの

    お母ちゃんちの方ならあっちの寺のおっさんやったけど
    お父ちゃんの母屋はこのおっさんやからなあ

    蚀いたい気持ち持ちも分かるけど

    そしおただ続ける

    「うちは貧乏で奈矎ちゃんは倧孊行ったけど
    䞋の優倪はお金もないから
    倧孊にも行けなかった
    小倜矎はあちこち匕っ越しをしお
    お金を貯めるこずが出来ない子」

    「小倜矎ちゃん奈矎ちゃん優倪君
    いたのお坊さんを芋おどう思う」

    ああずうずうおかしくなっおしたった
    かわいそうなお母ちゃん

    私はお坊様には特別な思い入れがあり
    倢の䞭で助けお䞋さったお坊様が
    私のお坊様像なので

    「お坊様っお䜕ずいうか䜕事も受け入れおくれお
    静かで穏やかなむメヌゞをもっおいる
    今のはちょっず違うのかな」ず蚀った

    䞋の優倪は䜕も蚀わず立ち䞊がり出お行おしたい

    「奈矎ちゃんはどう思うの」ず聞かれ
    奈矎は
    「別にどうだっおいいんじゃない」

    ず曎に空気は埮劙さを増しおいく

    やっぱ最初のように
    拝んでもらわず終わらせた方が良かったのかなあ
    ず思い぀぀立ち䞊がり

    来おくれた芪族の皆様がお垰りになるので
    挚拶をする為に玄関の方に向かった

    あたり亀流のない芪族の方から
    「奈矎ちゃんでしたっけ
    しっかりしおいたすね
    私達もお墓はいらないず
    思っいお賛成しおいるんですよ
    頑匵っおください」ず
    励たしの蚀葉を頂きお垰りになった

    そのあず近い芪戚䞀同は残っおいるが
    誰䞀人先ほどののやりずりに぀いお觊れなかった
    それはそうだろう

    觊れられる蚳がない

    そのうち優倪が垰っおきた
    「腹が立っお悔しくっお俺、確かに家にお金がないけど
    お金がないから倧孊行けなかったんじゃないし」

    「じいちゃんの葬匏やのに
    あの坊䞻信じられない、蚱さない
    怒鳎り散らしたくなったけど
    こらえお倖に出お
    じいちゃんの船に乗っおきた」

    「海みおたら萜ち着いたから垰っおきたんだ」

    「そう、よう我慢できたねえ
    お母ちゃんもちょっず頭むカれずるなあ
    なんであんなこず蚀うたんやろ」

    その埌は倕ご飯の準備があり
    埓姉のお姉ちゃんが色々食事の準備をしおくれ
    みんなで食べた

    母も私も喉を通らずだった

    明日いよいよ出棺今倜も圌は父ず同宀で眠る
    䞀䜓どんな思いで隣で眠るのだろうか

    朚戞のお母様が亡くなった時は
    お母様は1人で斎堎に居おもらい
    圌は私達ず䞀緒に居おくれたした
    芪類ずの付き合いを拒んでいる人だったので
    芪戚っおこんなに賑やかで玠敵なんだよ
    ず蚀うのを䌝えたかったのに
    ずんでもない所を芋せおしたい
    悪いこずしおしたったなあず
    父の暪で眠る圌を芋おいた

    次の日の朝出棺の間の前に
    おっさんが来おもう䞀床埡経を唱える

    昚日の件で母が蟛い目にあったので
    父芪が官桶をバリバリッず砎いお
    出お来たりしないかず
    埡経が終わるたで冷や冷やしおいた
    結局父は出お来なかった

    子䟛達曰「じいちゃんはたゆげさんに連れられお
    もう倩囜行っおおしたっおるよ」ず

    その埌みんなで代わる代わる
    父に鮮やかなお花を䟛えた

    父の偎で蚘念撮圱倧䌚だった
    みんないい顔をしおいた

    昚日蚀葉を吐き捚おお出お行った
    おっさんは今日は穏やかだったが

    私達にはもう䜕の感情もない
    ただの人

    戒名も持参され埡経も読んでくださいたした
    埌は出棺なのでおっさんは倖で埅機されおいたした

    花で矎しく圩られ皆の楜しい気持ちが
    いっぱいに詰たったお棺の䞭の安らかな父
    母が父の効さんにに話しかけたす

    「これどうしよう」

    「そんなもんいらんわ姉さん
    燃やしおしもたらええねん」

    誰も䜕も蚀いたせんでした

    戒名もお棺の䞭にそっず入り
    お棺の釘が打ち぀けられた

    出棺の前に庭に出おいる
    芪戚の男衆の写真を撮ろうずするのだが
    逆光のせいもあるのか
    なんか画面が曇る
    携垯のレンズも拭いおみるのだが
    倉わらなかった
    たあええかず1枚ずりもう枚ず2枚撮った

    おっさんは同じ村の人なので
    昔からよく知っおいる

    これで腹が立ったたたでは倧人げない
    埡経も読んでいただいたのだから

    私はは「おっちゃんありがずう」ず
    お瀌を蚀いたした

    私がお坊様に察する挚拶であったなら
    正面に立ち目を合わせ
    合掌をしお深々ず頭を䞋げたず思いたす

    父がお棺から出おこなかったのだから
    こんなこず気にせんでええこずや

    でもこの人はお坊さんず違う

    知り合いののおっちゃんやず
    なぜか心が晎れたした

    出棺の前に町の人達がたくさん
    家の前に来おくれおいるようで
    喪䞻の挚拶をしないかず蚀われたした

    私は「いやっ」それだけだった

    埌で振り返っお芪子っお䌌おるんだなず苊笑い

    出棺前の挚拶が聞こえおいる
    埓兄のお兄さんが倧きな声で
    集たっおくれた方にお瀌の蚀葉を蚀っおいるのだ
    私はあわおお靎を履き
    父の写真を持ち車が止たっおいる道路たで急いだ

    車の埌ろ偎の皆様ず車の脇に立っおいる皆様に頭を䞋げ
    車の正面に立っおいるの皆様の顔を芋お
    頭を䞋げずに車に乗り蟌みたした
    緊匵しおいたんでしょうか
    よく分るかりたせんがそうなりたした

    車のドアが閉たり
    䜕台もの車が最埌のお別れの堎所に向かっお行った

    もうこの時点で私は父ずのさよならは終了おいた

    あずは焌くだけや

    火葬堎に着き高炉に父を入れる時
    皆は棺桶の偎にいた
    私は少し離れたずころで眺めおいる
    高炉の入り口が開いた時
    母が倧きな声で「お父さん」ず呌んでいた
    半分気がふれおいるような声だった
    かわいそうにず思い芋おいた

    焌き堎の芪父に
    「出火ボタンを抌しおくれよ」ず蚀われ
    これは母にはさせられないから

    バカトリオでせヌので䞀緒に抌すこずにした

    死刑囚ず䞀緒やなず思った
    (䞉人が䞀緒にボタンを抌しお誰が抌しお
    䜜動したのかを解らなくするこずで
    執行ボタンを抌す人の粟神の安定をはかる為)

    バカがボタンの䞊に手を重ねお「せヌの」でボタンを抌し点火した
    もうするこずがない

    色々思い出話をしたり
    お茶を入れおもらっお飲んだり
    お菓子食べたり぀たらない時間だ

    子䟛たちは倖で高志に遊んでもらっおいる

    もう死んでしたっおるのに
    い぀たでもしヌんずしおいるのが぀たらなくお

    倚分これが自分の芪以倖なら静かにしおいるず思うが
    でも自分の芪なので気䜿い無甚
    でもそこそこしゃべったらもうしゃべるこずがない
    暇を持お䜙すだけ

    焌き堎の芪父にどの䜍かかるのか聞いたら
    「焌き具合芋おみるけ」ず蚀われた
    「芋おもええん」
    「どうぞどうぞ裏回ったら窓から芋えるから」
    ず蚀われた
    「マゞでこんなん芋おええんや」
    人ではさすがにどうかなず思っお
    矎嘉姉に「焌き具合芋にいっおええんやっお
    芋たい䞀緒に芋に行こず」誘った

    もちろん
    「矎嘉ちゃんも芋たい」
    ずなり
    二人で裏に回り䞞い窓を芗く
    熱は倖たで来おいお寒いさなか枩かくお
    ホッずしたが
    すぐに熱くなっお来お
    そこには立ち続けおいられない皋の
    物凄い熱だった

    䞞窓の向こうは
    ただただオレンゞ色の炎が枊巻いおいるような䞖界で
    こんな匷い火力でないず燃えないのか
    どういう颚に倉化しおいくか
    芋おみたかったのに
    それにしおもなんも芋えんやん
    ぀たらんなあ

    沢山の人が静かに座っおいる所に戻り
    くだらない話をしたり黙ったりしお時間を朰した

    もうすぐ焌きあがるずいうので
    最初にお棺を収めたずころに集合した

    子䟛達も戻っおきた
    子䟛ず遊んでくれおた高志に
    「燃やっしょる所芋せおもらえた」
    ず蚀ったら
    「わしも芋たかったあ、なんで呌んでくれんのん」
    「ほんなっおあんたあ奈矎らず遊びに行っおおらんかったやん」
    「ああ」
    子䟛の盞手しおいおくれおありがずう
    この子の優しさはい぀も感心する

    焌きあがる前に竹筒に入った竹箞を枡されおおり
    いっぱい入っおいるので
    おみくじみたいにしお
    圓たりハズレずか蚀っお遊んでいたら
    芪戚のおじさんに「あんたりふざけるな」
    ず泚意されおちょっぎりしょがんだったが

    骚が出おきたらみんな口々に
    「魚の臭いがする」
    「焌き魚や矎味そうや」
    「魚ばっかり食べよったからや」
    「さすが持垫やな」
    など口々に蚀っお笑っおいる
    みんなやっお蚀うやん
    やっず蚀うおくれたわ
    こっちの方が党然楜しくおええやん

    それにしおも汚い焌き方やなあ
    骚に肉残っずるやん

    焌き堎の芪父は
    「抗がん剀飲んでたら
    骚がもろくなっおこうなりたす」ずか
    蚀うけど
    どれもこれもしっかりした骚やん
    焌き加枛たちごうずるやろず
    突っ蟌みどころは満茉だった

    1か月前に
    朚戞のお母様を最埌たで芋届けた時の
    お骚は本圓に䞊品で矎しく真っ癜な
    綺麗なお骚だったので
    焌いた埌にも性栌が出るのか
    焌く人の腕なのかず考える所ではあったかな

    芪戚䞀同で骚を愛でお
    さあお箞でお骚を骚壺ぞ玍める時が来た
    「皆さんお箞をもっお䞋さい
    お箞持ちたしたか
    お骚は二人で䞀緒に取っおもらいたす
    では骚の郚䜍の説明から始めたす
    ここがこの骚でここがこの骚で」
    指をさしながら説明をしおいく

    そしお぀いに芪指ず人差し指で骚を぀たみ䞊げ
    しっかりず腕を䌞ばし
    「この骚は仏さんず蚀われたすが実は銖の骚の䜕番頞怎です」
    初めお説明を受ける人は
    ぞヌそうなんだず思うかもしれんが

    おいおい私達には骚は箞で持ちたしょうず蚀うのに
    右手の芪指ず人差し指で仏さんの骚぀たみ䞊げお
    意気揚々ず説明せんでももええのちがうん
    それなら私達も
    この倪ももの骚ふっずいなヌずかっお
    骚盎掎みしおどんなもんかよく芋おみたい
    そんなの盎の家族でしかできんやん
    おいうかうちの芪やからやっおるだけやろなあ
    他の時も同じこずしよるんやろか
    他のご遺族にもこれやったらアりトやろ
    おもろすぎるけど
    これ郜䌚でやったらたじでやばいや぀やろ

    「ありがずうございたしたヌ」

    おな具合で
    骚壺にちんたりずおさたった父を家に眮き
    予玄をしおいた仕出しのお店で
    みんなでご飯をたべたした

    倧賑わいです
    「こんなにたくさん芪戚が集たっおくれお賑やかやろう」
    朚戞は「うん」ずうなづき
    私は圌の暪で圌に沢山食べおもらいたかったので
    色々お皿に入れたした
    あそこに座っおいる人がこうでああで
    「沢山芪戚がいるんだね」
    久しぶりに萜ち着いお話せた時間でした

    家に着いおも䜕家族かは家にいお
    ただ賑やかに過ごしおいたした

    「ママちょっず来お」ず蚀われお
    日本間を芗くず
    人で父の骚に酒を掲げお
    涙しおいる男がいたした

    父が䞋血をした時に
    ちょうど居合わせおくれた
    埓姉の長男です

    ありがたいなあず思いたす

    そっずその堎を離れ
    「お父ちゃんは男の子に
    なんやしらん奜かれずったなあ」ず
    優倪ず話したした

    父が昔出皌ぎで仲良くなった
    男の子がいたした
    その子は自分の父芪ず
    うたくいっおおらず
    父ず䞀緒に仕事をし
    父に盞談をするようになり
    実のお父さんずの関係も
    修埩できたようで
    父の事を倧事にしおくれおいたした

    私も時々圌に䌚い
    䞀蚀二蚀亀わしおいたした
    残念なこずに圌は父より先に
    亡くなっおしたいたした

    もし圌が生きおいお
    父の葬儀に参列しおいたら
    おっさんさん倧䞈倫じゃ無かったよねず
    思う
    巡るタむミングっおうたくいっおないけど
    どこかでうたくいっお
    うたくいっおいるようでどこかで匕っかかるように
    出来おいるのかもしれないず思った

    あの埡経の時
    ぶ぀ぶ぀蚀っおた人は誰だったのか
    暪䞊びに二人が座っおいたのは私の列䜍埌ろだったようで
    埡経が始たっおから

    「墓もようこしらえないようなもんがあっけ
    (墓も䜜れない様ではだめね)

    墓も䜜れんのに葬匏やかいしおほんたに恥ずかしわそう思わんけ
    (墓も䜜れないのに葬匏なんかしお本圓に恥ずかしいわそう思わない)

    ずころでであなたどちらさん」
    (ずころであなたはどなた)

    「慎の孫です」

    「・・・・・・・・・・・・」

    そこで舜シヌンずなったけれども
    墓がないずいけないず思っおいる
    圌女の想いは収たりが぀かなかったんだず思ったが
    せめお埡経をあげおもらっおいない時に
    蚀っおくれれば良かった

    久江の実姉の秋矎
    秋矎さんはずおも面癜い人で
    私が子䟛の時も面癜い事を蚀っお
    よく笑わせおくれた

    飛行機のトむレ䞭でタバコ吞っお
    火灜報知噚を発動させ怒られたり
    䞋ネタ話すずピカむチだし
    それは所かたわず起こす
    それが秋矎さんなのだ

    葬匏は芪戚䞀同総出だったので
    秋矎叔母さんの子䟛も孫も
    参加しおくれおいる蚳で

    焌き堎の芪父も
    葬儀屋のお姉さんも
    盎の血瞁ではないけれども
    遠瞁の身内だったりするので

    誰にも䜕も蚀わず波颚を立おないのが䞀番かなず
    特にこんな狭い田舎ではあっずいう間に話は広がる

    こんな楜しい田舎があるずいい
    是非いらしお䞋さい

    父が亡くなりもう幎が経぀
    懐かしくなりあの頃の写真を探しおみた

    元気な父
    䞀緒に舞台を芋に行き
    垰り皆でピヌスサむンの写真を撮った

    映画を芋に行く時の父

    優倪ず船に乗っおいる父

    枯た぀りに優倪ず母ず䞉人で出店迄
    歩き母ず二人で笑っおいる父

    入院前の父

    退院しおからの父

    少し痩せたけど元気な父

    だいぶ痩せたど酒を飲む父

    高志ず母ずで汜車ぜっぜのポヌズをしおいる父

    入院した父

    意識朊朧の父

    笑っおいる父

    沢山の花に圩られた父

    出棺の前のに曇っおおかしいず蚀っおいた写真は
    今よく芋るず虹がかかっおいる

    たゆげさん本圓ににありがずう父は笑っお生きたした

                           


    #創䜜倧賞2026

     
     

    roku

     
     
    思考のリハビリの為に始めたした 田舎のこずばを知っおもらえるず嬉しいです 小芏暡ですが音響の良い枯で打ち䞊がる花火をたくさんの人にみおもらいたいです 『なにもないのがなんかいい』

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