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『癜虎の路』 甲州街道ずうりゃんせ 

    その 「゚ピ゜ヌド零線集埌蚘」


    ゚ピ゜ヌド零線集埌蚘

    シンクロニシティ䞍思議な偶然

     この物語の舞台は関東圏に蚭定しおいるが、この話は元々、倧和郡山奈良県に䜏んでいた圌女を堺倧阪府から䞭倮道ならぬ西名阪自動車道を埀き来した、実際の゚ピ゜ヌドが元になっおいる。
    ずっず匕き摺っおいた想いを枅算し、忘れ埗ぬ圌女を忘れたくお、幎ほど前に曞いた小説だった。

     物語ずしお面癜くするために、西名阪を埀き来した舞台を䞭倮道に替えお、甲州街道に因んで、守り神ずしお四神の癜虎を登堎させるこずにしお、䞍気味な童謡「ずおりゃんせ」の唄を絡めおみた。

     癜虎を登堎させたのには、理由があった。
    入院先の病院から突然連絡があったかず思えば、随分、逢っおなかったにも関わらず、病気になったのは僕の所為だず蚀う。
    実際、䜕床もあった䞍意打ちの連絡に蟟易しお、いっそ消えおくれればず云う思いが幟床かよぎったこずがあった。
    そしお、嗚呌、自分の生き霊の所為だったのかも知れないず思ったからだ。

     生き霊は長きにわたり、想いずいう蚀葉だけで片付けられおきた。
    これは、互いの生き霊が実際に互いを苊しめあった物語でもある。

     掚敲し盎すにあたり、衚玙に䜿えそうな癜虎の写真を撮ろうず、四神の像を京郜に探したが、これず云ったものが芋぀からず、圌方歀方探し回った挙げ句、蟿り着いた所は、奈良にある信貎山朝護孫子寺の癜虎像だった。

     䜕枚か写真を撮り、せっかくだからず参道を蟿るこずにする。
    石灯籠の参道が山の䞊たで続いおいる。䜕だか劙な既芖感を芚えたのだが、本堂が近づくに぀れ䞍思議な違和感を感じだした。

     昌なので気付かなかったが、そこは確かに、圌女ず蚪れた寺だった。
    探しおた寺だったが、あの時は、友人に連れられお来たので、名前も堎所も解らなかった。たさか、あの寺だったずは驚いた。
    あの倜は、参道沿いに無数に䞊んだすべおの石灯籠に明かりが灯されおいた。

    本文では、「翻匄されお奈接子ずの再䌚」では江ノ島の防波堀での出来事になっおいるが、実際には圓時、頂䞊付近にあった空き地に座り蟌んで、ランタンの灯で珈琲を湧かしお呑んだ、たさにその寺だった。

    圓時はただ癜虎像など無く、寅を祀っおいるこずすら知らなかった。

     偶然では枈たされない䞍思議な出来事は他にもあるが、オカルト小説ず勘違いされおも困るので、このくらいで線集埌蚘を締め括ろう。

    念のため、本小説は「青春玔愛小説」である。




    #創䜜倧賞2026 #恋愛小説郚門


     
     
     
    僕は虐埅児・・・ そう、僕は今でも虐埅児だ。 加害者だった父も母も亡くなった。 今、「僕は、虐埅児だった」ず云うべきなのだろうか https://x.com/hokkaiozu