
北海道の失われていく風景4・学校編

この絵は私の故郷、上士別町にあった小学校と中学校の校舎を描いたものです。上士別町の最盛期には人口1万人を越えた時代もありました。
私が小学校に入学した昭和29年には7千人。
原始林を切り開いた町ですから、農耕地の面積は広く人口が増えるにしたがい小学校は最大8校ありました。

当時の学校は全て廃校となり、現在市街地に上士別小学校と中学校が同じ校舎内にあります。
この校舎を描いた絵を「上士別小学校」に寄贈することになりました。
開校120周年記念ということで、学校も喜んでくれました。

現在、入学する一年生は一桁となった子供達が「私たちの町には、こんなにたくさんの学校があったんだ」と誇りに思ってほしいのです。
そうして、「あなたたちのおじいさんやおばあさんたちの親たち(曾祖父)が、今の農地や町を拓いたんだよ」と知ってほしいのです。

おしまい