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【考察用 エルデンリング史書】狭間の地における生命の循環『還樹』

『エレの教会』より北西へ向かうと、そこには『嵐の麓の地下墓』がある。

この地下墓には『還樹の番犬』が待ち構えており、もしツリーガードとの戦いを避けていれば、褪せ人を狩る最初の刺客となる可能性が高い。

ここで手に入る恵みの品は以下の通りである。

【嵐の麓の地下墓で手に入る物品 ※順不同】
墓すずらん
墓紫
霊姿の墓すずらん
燻り蝶
根脂
呼び声頭「こんにちは」
さまよえる貴人(遺灰)
貴人の魔術師(遺灰)

地下墓では主に『墓すずらん』など遺灰を強化する素材が自生しており、その遺灰も嵐の麓の地下墓では二つ手に入るため、今後の助けにはなるだろう。

霊魂の宿った遺灰
さまよえる貴人の霊体を5体召喚する
狭間の各地をさまよう、貴人たちの霊体
彼らは何かを探していたはずだが
今はもう、まるで忘れてしまっている

『さまよえる貴人』の伝え聞き

還樹の番犬との戦いで『さまよえる貴人』を召喚すれば、5体も現れる霊体に相手の意識が向くはずなので、それを利用して攻撃すれば戦闘が楽になると思われる。

そして還樹の番犬を倒すと『貴人の魔術師』の遺灰が手に入る。

霊魂の宿った遺灰
貴人の魔術師の霊体を召喚する
かつて、魔術学院レアルカリアの門を叩き
輝石の魔術を学んだ、貴人の霊体
けれど、その才は輝石頭を被るに値せず
ごく初歩の魔術のみを使うことができる

『貴人の魔術師』の伝え聞き

我々レアルカリアの学徒にも当然ながら階級はある。

『輝石の魔術』は学院にとって花形の学問ではあるが、習得には相応の技術と知性の高さが必要となり、いわゆる「落ちこぼれ」と呼ばれる者には初期魔術でさえ放つことができない。

対して優秀な人材であれば『輝石頭』を与えられ、その輝石頭も配属する教室によって造形が変化し、それがある種の格式や階級となっているのだ。

この遺灰の主は輝石頭すら与えられていないため、魔術の才は学院に再び足を踏み入れることが許されないほど無能であったのだろう。

魔術学院レアルカリアの輝石魔術のひとつ
杖の輝石から、素早く魔力のつぶてを放つ
他の行動の後でも、隙なく使用できる
輝石頭を被れぬ者たちは
大抵が、短い探究をここで終える

『輝石の速つぶて』の伝え聞き

……さて話を戻すが、還樹の番犬の『還樹』とは一体どんな意味を持つのだろうか?

『還樹の番犬』との戦い

番犬の背後を見ると、死体のようなものが巨大樹と思わしき根に張り付いてるのが分かる。

地下墓にいる霊体からこんな言葉を聞き出すことができる。

…正しい死とは、すなわち、黄金樹に還ることなり
待ちなさい。根が貴方を呼ぶ、そのときまで…

ある霊体の語り

ここでの「黄金樹に還ることなり」という語りから、還樹とは黄金樹の根に還ることを意味していると考えられる。

おそらくあの死体の山は、各地に根を伸ばす黄金樹に還り、正しく死を迎えるための準備段階であるのだろう。

猫には9つの魂があり、9回生まれ変わると言われている。

還樹の番犬という名でも、見た目は犬ではなく猫のそれなので、魂が還る場所を徘徊する刺客としては妥当なのかもしれない。

『辺境の英雄墓』で手に入る『失地騎士、オレグ』の遺灰ではこう伝え聞いている。

かつて、嵐の王の双翼として知られた一方
失地騎士となったオレグは、祝福王に見出され
百の裏切り者を狩り、英雄として還樹を賜った

『失地騎士、オレグ』の伝え聞き

「百の裏切り者を狩り、英雄として還樹を賜った」とあるように、還樹は黄金律にとって栄誉の証でもあるが……根に張り付いた夥しい死体の数を見よ、あれでは生命を糧とした黄金樹への養分ではないか。

――霊体が語った『正しい死』には大いに疑問が残る。

黄金律は『運命の死』を取り除くことで始まった律なので、正しい死と何が違うのか、こちらも追求しなければならない。

死衾の乙女、フィアが宿したルーン
エルデの王が、壊れかけのエルデンリングを掲げる時
その修復に使用できる
それは、2つの欠環が合わさった聖痕であり
死に生きる理を、律の一部とするものである
黄金律は、運命の死を取り除くことで始まった
ならば新しい律は、死の回帰となるであろう

『死王子の修復ルーン』の伝え聞き

いずれ『黄金律』、『運命の死』、そして『還樹』との関係を詳しく検証する必要があるため、狭間の地における生命の循環の謎が解けるのは、まだ先の話になりそうである。

<参考資料>


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