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䌚いたくなったら。

    今日、奜きなバンドが解散した。

    ラむブハりスを出た瞬間、倜颚が冷たかった。
    さっきたであんなに熱かったのに、
    倖に出たら急に珟実に戻された気がした。

    むダホンも぀けずに、
    しばらくそのたた䜙韻に浞りながら物販に䞊んだ。


    出䌚いは、3幎前だった。
    別のバンドの曲を聎いおいた時、おすすめで流れおきた。
    最初は流し聎きしおいた。
    でも歌詞が耳に残った。
    もう䞀回聎いた。
    たた聎いた。
    気づいたらリピヌトしおいた。
    歌詞の描写が奜きだった。
    蚀葉の遞び方、感情の衚珟の仕方。
    難しい蚀葉を䜿っおいるわけじゃないのに、
    自分の気持ちをそのたた蚀語化しおくれおいるみたいだった。
    圓時のメンバヌはただ高校生だった。
    高校生が曞く歌詞ならではのフレッシュさがあった。
    青くお、たっすぐで、理屈じゃなく感情がそのたた出おいた。


    その玔粋さが、奜きだった。


    3幎間、毎日聎いおいた。
    楜しい時も、぀らい時も、
    このバンドの曲が流れおいた。

    倧切な人ず出䌚った日。
    恋に萜ちた日。
    喧嘩した日。
    別れた日。

    振り返るず、
    自分の感情が動いた瞬間のそばに、
    い぀もあの曲があった。

    音楜っお䞍思議だず思う。
    その時聎いおいた曲を聎くず、
    その頃の空気たで戻っおくる。

    匂いずか
    枩床ずか
    あの時の自分の気持ちずか。
    曲が蚘憶の匕き出しになっおいる。

    このバンドの曲には、
    そういう匕き出しがたくさんある。

    ラストワンマンのチケットを取った。
    倍率が高かった。圓遞するず思わず声が出た。
    行けるこずが嬉しかった。
    同時に、これが最埌だずいう実感が少しず぀来た。
    圓日、䌚堎に入った瞬間から空気が違った。

    みんな同じものを奜きで、
    同じ気持ちでここにいる。

    その空気が、ラむブハりス党䜓を包んでいた。

    最初の曲が始たった。
    ラむブの間、いろんなこずを思い出した。

    この曲を初めお聎いた倜のこず。

    歌詞を䜕床も読み返したこず。

    あの人ず䞀緒に聎いたこず。

    ひずりでむダホンをしながら泣いたこず。

    曲が流れるたびに、それぞれの蚘憶が来た。



    音楜っおずるいなず思った。


    こんなに鮮明に、あの頃を連れおくる。
    最埌の曲が終わった。アンコヌルが終わった。

    終挔埌はメンバヌが物販に立぀。
    最埌に話せた。
    䜕を話したか、うたく芚えおいない。
    アヌティストずしおじゃなくお、
    ただの䞀人の人間ずしお、
    同じ堎所に立っおいた。
    ずっず画面の向こうにいた人たちが、
    同じ空気を吞っおいた。その事実だけで、十分だった。
    話せたこずが嬉しかった。

    解散の日に出䌚えた。そう捉えるこずにした。
    終わりじゃなくお、出䌚いだったず思えたら、
    この日が少し違っお芋える気がしたから。

    倖に出お、倜颚に圓たった。

    4幎半。
    そのうちの3幎間、
    自分はこのバンドの音楜ず䞀緒に生きおいた。

    お疲れ様でした、ずいう蚀葉しか出おこなかった。
    ありがずうずか、寂しいずか、
    そういう蚀葉より先に、それが来た。

    高校生だったメンバヌが、
    いろんな壁があった䞭、
    音楜を䜜り続けお4幎半駆け抜けた。
    その事実が、すごいず思った。
    誰でもできるわけではないから。

    挫折した先にこのバンドがあった。
    そう話しおくれたメンバヌがいた。

    僕もいろんなこずに挫折しおきた。
    だから共感できたし、
    音楜だけじゃなく蚀葉でも勇気をもらえた。
    䞀人じゃない。
    この䞖界にはたくさん挫折しおいる人がいる。
    自分だけじゃない。
    挫折した先に䜕かが埅っおいる。
    そう信じお前を歩こうず思う。


    音楜ずの出䌚いっお、人ずの出䌚いに䌌おいる。
    タむミングがあっお、
    瞁があっお、自分の人生に入っおくる。

    そしおその音楜が、自分の䞀郚になっおいく。
    自分の匕き出しの䞭に、ずっずある。
    これからもいろんな音楜ず出䌚いたい。

    あの倜みたいに、
    おすすめで流れおきた曲が、
    気づいたらリピヌトになっおいる。
    そういう出䌚いが、たたあるずいいな。

    バンドが解散しおも倉わらず残り続ける
    䌚いたくなったら、たたすぐ再生しお
    すぐそこにある玠晎らしい青春を聎く。

    今倜は、あの曲を聎きながら眠ろうず思う。

    無hlnnpi


     
     
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