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ポジティブの魔物

    ポジティブであろうとすればするほど、かえって苦しくなることはありませんか?

    ポジティブになれない自分を、ダメ人間と否定してしまうことは?

    でも、本当にネガティブって価値がないのだろうか。

    例えば、リスク管理。
    感染症や災害対策の会議で

    「まぁいっか、大丈夫でしょ!」

    なんて前向き全開な意見が一致してしまったら困る。
    生命維持のためにはネガティブ思考もちゃんと必要なのだ。

    無理なポジティブは、生存本能をねじ伏せる行為でもある。

    ポジティブには危険性がある。
    実は日常にもそんな瞬間があるのだ。

    ✼••┈┈••✼••┈┈••✼

    中学の時、半年間ハブられていた。
    部活で無視され続けた。

    その間、「まぁいっか」が口癖だった時期がある。
    無理にポジティブになろうとして、まぁいっかと何事も流せると思い込もうとしていた。

    けれど、それは自己欺瞞で、自分の本当の気持ちを無視しているだけだった。

    結果──感情がわからなくなった。
    味もわからなくなった。
    本当に好きなものが何か嫌いなものが何か、わからなくなった。
    手脚がゴムのように感じ、自分の体が自分のものだとわからなくなった。

    (これらの症状は離人症という。心当たりのある人は調べてみて欲しい。あと、病院行ったほうが良い)

    無理に繕ったポジティブが、センサーを破壊し、心を殺してしまったのだ。

    ✼••┈┈••✼••┈┈••✼

    受け止めきれないほどの大きな感情は、いったん心の奥へ避難させられることがある。
    それ自体は、生き延びるために体が勝手にやってくれている、大事な防御反応だ。

    ただ──その避難を、ポジティブで上から無理に蓋しようとするのは、また別の話だ。
    本音ごと押し潰してしまいかねない。

    心理の専門家や臨床の現場でも近年取り沙汰されている、
    『トキシック・ポジティビティ(毒になるポジティブ思考)』という言葉がある。
    無理な前向きさは、かえって心を蝕むと指摘されている。

    ネガティブな感情と向き合うことはエネルギーが要る。
    でも、決して無視してはいけない大事な感情だ。
    責めることなく、受け止めてやりたい。

    ネガティブは敵じゃない。
    守ろうとしてくれた証だ。


    まずは、その小さな声を黙らせずに、
    「ここにいていいよ」と言ってあげられたら十分。

     
     
     
    心の奥の痛みや迷いをそっと拾う雑記ブロガー🐣✨️ 疲れた心がふっと軽くなる隠れ家を目指しています。 🥚双極性障害、パニック障害、HSP 🥚好きな作品、AI、ポエムなども闇鍋式に煮込み中 🥚スキ・フォロー・コメント大大大歓迎🕺もらえると、喜びの舞を踊ります(ง ˙ω˙)ว

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