
令和の虎を終えて −久米島での挑戦と、そこから見えた「これから」−
令和の虎の出演回が公開されてから、数日が経ちました。この間に起きたことを振り返りながら、いま愛知の自宅でこの文章を書き始めました。
この番組の影響力が想像以上に大きかったことは、率直に感じています。放送後に届いたコメント、DM、知人からの連絡。その量と速度は、これまでの人生で経験したどの出来事よりも速く、そして多様でした。
その分、応援の声、励ましの言葉は本当に心の支えになりました。一方で、厳しい意見もyoutubeだけで600件以上、たくさん届きました。
不思議なことに、数日が経ったいま、悲しみや不安といった感情よりも、冷静な視点が頭に浮かんでいます。
久米島から帰省で一時的に愛知へ離れ、家族と過ごす時間をもったことで、心が落ち着きを取り戻したのか。島にいるときは、良くも悪くも周囲の空気の変化を敏感に感じ取ってしまう自分がいたのか。物理的な距離を置くことで、出来事を"現象"として捉え直すことができています。
今回は、令和の虎の出演を通じて見えてきた島の現実や、僕自身がこれから進んでいきたい方向性を、できるだけ正直にお伝えしたいと思います。これはすべて僕の持論であり、一意見でしかないと思って見てください。
なぜ久米島に来たのか、移住の理由を改めて整理した
島への移住理由を語るとき、どうしても理想的でロマンチックな言葉になりがちです。しかし、僕が久米島に移住した理由は、現実的で、個人的なもの。ここでは、その根本を改めて整理します。
1. 離島には"挑戦の余白"がある
久米島に初めて訪れたのは、2025年4月末。島の空気、人々の距離感、生活のリズム。そのすべてが、僕にとって「ちょうど良い」と感じられました。
「ちょうど良い」という言葉は、ネガティブに聞こえるかもしれません。しかし、僕にとってそれは「余白がある」ということを意味していました。都市部では埋もれてしまうような小さな挑戦でも、島では確かな価値として受け取られやすい。そう感じました。
久米島は、僕にとって「挑戦を受け入れてくれる場所」でした。それが、僕がこの島に惹かれた最初の理由です。
2. 島の未来を本気で考える高校生との出会い
snsでの発信を始めてから、探究学習に関わる高校生からある相談メッセージが届きました。この話については、後ほど詳しく話します。
3. 家族を愛知に残して、単身で移住した理由
家族を愛知に残して、一人で島に飛び込むという選択は、決して軽いものではありませんでした。妻や子どもたちと離れて暮らすことへの不安、葛藤。それは、今も完全に消えたわけではありません。
ただ、人生の中には「ここでリスクを取らなければ、一生後悔する」と感じる瞬間があります。僕にとって、ちょうど今がそのタイミングでした。短期的な不安よりも、長期的に必要な選択を優先する。そういう判断をしました。
家族は、僕の挑戦を理解してくれました。その支えがあるからこそ、島での生活が成り立っています。家族への感謝の気持ちは、日々強くなるばかりです。
4. 当時は言語化できなかった"もう一つの動機"
正直に言えば、移住当初は自分でも言語化できていなかった動機がありました。
それは、「人生を濁したくなかった」という感覚です。
挑戦したい気持ちを押し殺して、「まあ、このくらいでいいか」と妥協してしまう未来。それを、僕はどうしても受け入れることができませんでした。挑戦して結果が出ない未来より、挑戦しなかった後悔のほうが、ずっと怖かった。
理屈だけでなく、感情にも支えられた"背中を押されるような衝動"。それが確かに、僕の中にありました。
令和の虎が映し出した"関係性の輪郭"
令和の虎の放送後、島での空気は少し変わりました。これは良い悪いという判断ではなく、ただ「変わった」という事実として挙げます。
島の人たちからの温かい声
僕に直接声をかけたり連絡をくださったりしたのは、
島出身の方がほとんどでした。
「島のことを考えて動いてくれているの、分かるよ」
「応援してるから、気にしないで」
「久米島のために頑張ってくれて、ありがとう」
言葉の端々から、島の人たちの「器の大きさ」が伝わってきました。久米島の人たちは、良い意味で挑戦に対して寛容でいてくれた。これは移住してからずっと感じていたことですが、今回の出来事を通じて、改めてその温かさを実感しました。
厳しい声と、その背景にあるもの
一方で、厳しい声も多くいただきました。その多くは顔の見えないSNSのユーザー、地方創生に対して持論をもつ方々、そして一部の移住者の方々がほとんどでした。
これはおそらく久米島に限った話ではありません。全国どこでも起こりうる、コミュニティ構造としての現象だと捉えています。
その声の内容には、一定の共通性がありました。
「あんな言い方をしたら、島のイメージが悪くなる」
「島の代表みたいに語らないでほしい」
「久米島の良さを分かっていない」
「挑戦とか言う前に、もっと島のことを学ぶべき」
「地方創生には順序というものがある」
ここから紐解くと、特有の"位置関係"が
島には特に強くあるように感じます。
・すでに島で一定の立場を築いている方
・自分より後に来た移住者の存在に不安を感じる方
・挑戦しないことを正当化するために、挑戦者を批判する方
・「島文化、地方創生の代弁者」として振る舞いたい方
こうした力学は、どの地域でも存在するものです。批判の言葉を並べてみると、そこには"個人の感情"よりも"構造的な圧力"のほうが強く見えてきます。
僕個人を攻撃したかったというより、「新しい挑戦者が現れたときに発動する、典型的な反応」がただ作動しただけのように感じました。
島の人たちは、土地を心から愛しています。だからこそ、島のために挑戦してくれる人を歓迎してくれるんだと思います。
一方で移住者は、島に「新しい人生」や「理想の暮らし」を求めて来る方が多いように感じます。つまり、ある意味では"理想の世界"を島に求めている。その理想像から外れる行動をする人間を見ると、不安や警戒心が生まれる。そしてそれが、批判という形で表出する。
いま、"島の人"、"移住者"と呼び分けていますが、そもそもこの言葉自体が数年後にはなくなっているんじゃないかとは思っています。そんな線引きは何か変だと思っていながらも今回は棲み分けのためにこの表現を使っています。
また、SNSでは誤解が増幅されやすい構造があります。これは個人攻撃の問題というより、"構造としてそういうもの"という理解を持ったほうが、心が安定すると感じました。
支えてくれた人の存在が"輪郭"を生んだ
批判よりもむしろ、肯定的な声が僕に大きな気付きを与えてくれました。
「島の未来を一緒に考えましょう」
「高校生の挑戦を止める理由なんてない」
「外の人にも久米島を知ってもらえるチャンスじゃないか」
こうした声があったからこそ、
"本当に関わるべき人の輪郭"がはっきりと見えてきました。
令和の虎がきっかけで、
・本質的に協働できる人
・価値観が合う人
・短期的な損得では動かない人
が浮かび上がった。
批判の大きさではなく、"本当に支えになる声がどこから出たか"。
それが今回、僕が得た一番大きな学びでした。
島で起きている"本当の課題"を自分なりに解釈してみた
ここからは少し角度を変えて、僕が久米島で感じた"島の根本的な課題"だと感じていることについて、移住1年未満だからこその視点でお話ししたいと思います(おそらく今後もアップデートされ続けますが、備忘録として)。
令和の虎後の反応は、島の課題を理解するうえである意味で分かりやすい材料になりました。
1. 人口減少と産業構造
・若い世代の流出
・産業の選択肢の少なさ
・人材不足
・事業承継が進まない現実
・公共事業に依存した経済構造
挑戦しなければ未来が開かない。けど、挑戦を評価する仕組みもまだ十分に整っていない。これが、島の"ねじれ"だと感じています。
挑戦者が増えれば、島は変わる可能性があります。一方で、挑戦者が増えるための"動機"や"環境"が不足している。このギャップをどう埋めていくかが、久米島の未来を左右すると考えています。
2. 移住者コミュニティの多様性と分断
移住者の多様性は本来とても良いことだが、その多様性が時に分断を生むこともあります。
島に来る動機は、本当にさまざまだと感じます。
・ゆっくり暮らしたい
・子育て環境を求めて
・自然のある生活がしたい
・第二の人生の場所を探して
・何か新しいことに挑戦したい
この"目的の違い"が、価値観のズレを生む。挑戦したい移住者と、安定を求める移住者では、行動や発言の基準がまったく異なります。そのズレが積み重なると、今回のような厳しい声にもつながりやすいと感じました。
3. 島にある"挑戦の温度差"
もう一つ、島で明確に感じたのは、挑戦に対する温度差の大きさ。

それぞれの割合は地域によって異なりますが、離島では特に"温度差が大きい島"だと感じる。
理由は、島の人の温かさと移住者の多様性が重なっているから。そして今回、僕はその温度差を肌でまさに感じています。
4. 地域プロジェクトがなかなか続かない
これも痛感したことですが、島では"プロジェクトが続かない"という問題がよく起こるのではないかと考えます。理由はシンプルで
① やる人が少ない
② 続ける人はもっと少ない
③ 批判の声が届きやすい
だから、挑戦する人ほど疲れやすい構造になる。
今回の経験から、「なぜ継続する人が少ないのか」という問いが前より理解できました。冷静に構造を知っておくことが必要だと感じました。
島の未来を本気で考える若者たち
僕が久米島に来て、snsを始めてから影響を受けたのは、高校生たちとの出会いでした。令和の虎に出演した理由として、この高校生たちの存在も影響しています。
島の課題解決に向けた高校生たちの真剣さ
現在、まちづくりプロジェクト(まちプロ)と呼ばれる取組の中で「島で起業する人が増えれば、人口減少を緩やかにできるのではないか?」という仮説を立て、その検証をしようとしているチームがいます。
島の未来と"本気で向き合っている"。
高校生は島の未来を考えている。
彼らは特に、島の現状を「自分たちの未来の問題」として受け取っている。現実を直視している分、大人よりもシビアな視点を持つこともあります。
話を聞いていると、「この島で何か挑戦してみたい」という気持ちが、自然に湧いてきました。
1. 高校生の相談が"行動"につながった
ある高校生が、こう尋ねてきました。
「大人は、島の未来を良くするための行動をしているのか」
その問いは深く刺さりました。
もちろん、島には島を支えてきた大人がたくさんいます。それを否定するつもりはまったくありません。ただ、高校生は"自分の目に映る世界"を、ただ素直に言語化しただけです。
「行動して見せる大人が必要なんだ」
その役割を担う覚悟が、自分の中で固まっていきました。
令和の虎の収録に行く前、気持ちは正直複雑でした。自分が未熟だということは分かっています。批判が来ることも想像できました。
それでも、背中を押したのは高校生の存在だったのかもしれません。
2. "体現する大人"になるという決意
高校生たちは、挑戦を強要してくるわけではありません。ただ、未来を真っ直ぐに語る。その姿勢が、大人の心を動かす。
僕は、自分が完璧な人間だと思ったことは一度もありません。苦手なことも多いし、正直メンタルが強いほうでもありません。
だけど、「挑戦を体現する大人が一人いるだけで、若者の未来の見え方は変わる」ということは、信じています。これは教員時代から変わらない考え方です。
だから僕は、令和の虎の収録の日、「挑戦をやめる」という選択肢を捨てました。
3. そして、令和の虎の言葉が"方向性"を広げた
意外だったのは、令和の虎のメンバーの方々が、誰一人として根本的な否定をしなかったこと。
もちろん、厳しい指摘はありました。けど、それらは"挑戦者に向けた言葉"であって、攻撃ではありませんでした。
虎の方々の言葉は、批判の声よりもはるかに重く、静かに心に残りました。
トモハッピーさん
「人としては良い。立ち止まっている人より、チャンスがある。」
言葉自体はシンプルですが、"動き続けることに価値がある"というメッセージを強く受け取りました。
ドラゴン細井さん
「島を聖地にしろ。外に向かって発信し続けろ。」
@ams_japan みそクッキーぶっ決め! @kumejima_gotchan #お菓子 #クッキー #ぶっ決め
♬ オリジナル楽曲 - ぶっ決めジャペン🍺🥤 - ぶっ決めジャペン🍺🥤
これは、僕の方向性を一気に拡張してくれました。久米島の魅力を、島の外に、そして全国に届ける。その視点を持つことの重要性を感じました。収録の直後、インフルエンサーにコラボの依頼を送り、撮影に行きました。事前に複数名に相談していましたが、ご協力いただいた方々ありがとうございました。
林さん
「お金があってもできないこともある。お金がなくてもできることがある。」
挑戦の本質を正確に突いた言葉でした。資金の不安に目が行きがちな経営という仕事ですが、大切な軸を再認識させてくれます。
茂木さん
「『ありがとう』をもらえる仕事をしなさい。」
これは、僕の価値観に一番深く入ってきた言葉でした。挑戦に疲れたとき、誰かに「ありがとう」と言ってもらえることほど、人を救うものはありません。
虎の方々の言葉は、批判の声よりもはるかに具体的で、方向を示してくれました。経験を積んできた人が出す"質量のある言葉"。
正直、怖さもありました。批判はさらに増えるだろうし、行動すればミスもする。ただ、行動すれば"見える景色"が確実に変わる。そう信じることができました。
そして令和の虎をきっかけに、僕の中でひとつ明確な方向性が生まれました。
久米島の未来を創るための教育
2026年1月から、新たなプロジェクトを立ち上げます。これは、令和の虎で得た視点、島の高校生との対話、そしてこの数カ月で味わった葛藤すべてを踏まえた"新しい挑戦"です。
すでに準備が進んでいますが、ここでは大枠だけをお伝えします。
島の人を幸せにする為に「伴走」する
僕の挑戦の原点は、「島の人に喜ばれる存在であること」。そして「ありがとう」を積み重ねること。だからこそ、最初は無償で提供します。5名限定でスタートして、実際に価値があると確信できたら、有償化する可能性もあります。
「タダだから良い」のではなく、「タダでも提供したいほど価値がある」と自分が思えるものをつくりました。
なぜ無償なのか?
まずは、「現状把握」と「仲間づくり」。
僕は、久米島を挑戦の島にしたい。
そのためには、最初から事業の利益を求めるのではなく、一緒に未来をつくる仲間を増やすことが先だと思っています。
まずは島の人たちへの還元。すでに何名かから声をかけていただいているため、募集は年内に予告なく締め切る予定です。
「地方創生の正解」ではなく、「新しい可能性」を探す
地方創生と聞くと、
・成果指標は?
・どれだけ人口増につながるのか?
・外から何人呼べるのか?
・経済効果は?
といった"わかりやすい言語化"が求められることが多いです。しかし、僕自身の答えは違います。
地方創生の正解なんて、誰も知らない。
あるのは、"その地域でしか生まれない可能性"です。
そして、久米島には久米島にしかない未来が、必ずあると信じています。その未来を形にしようとすると、当然批判も出てきます。
「前例がない」ことは、人にとって不安そのものだからです。
だけどこう思います。
前例がない場所にしか、新しい未来は生まれない。
批判を受けても、孤独を感じても、それでも動き続けるのは、"未来の景色"を見たいからです。
すべての挑戦は、家族と島の未来につながっていく
僕が久米島で挑戦を続ける理由は、とてもシンプルです。
家族を幸せにしたい。そして、島の未来に希望をつくりたい。
その2つは、別々ではなく、つながっています。
島で挑戦し続け、未来をひらく姿を子どもに見せられたら、それはきっと、人生のどこかで力になると信じています。
そして島の人たちが、「久米島で挑戦できる」と心から思えるようになれば、それは人口減少以上の価値を持つ未来になると確信しています。
今回の令和の虎出演は、批判も含めて僕の人生で一番大きな"転換点"になりました。
だからこそ言えます。
僕はまだ折れていません。
未来はこれから形づくります。
挑戦を続けることの意味 ―失敗を恐れず、学び続ける姿勢
挑戦には、必ずリスクが伴います。それは誰もが知っていること。しかし、だからこそ挑戦には価値があると、僕は信じています。
今回の令和の虎出演を通じて、僕は多くのことを学びました。
・批判は、成長の材料になる
・支えてくれる人の存在が、何よりも力になる
・挑戦は孤独ではなく、仲間と共につくるもの
・失敗を恐れるより、挑戦しない後悔のほうが大きい
久米島での挑戦は、まだ始まったばかりです。これから先、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。それでも、僕は動き続けます。
なぜなら、挑戦を続けることでしか見えない景色があるからです。
島の人たちと共に歩む未来
いま足りていなくて、これからより久米島で大切にしたいのは、「島の人たちと共に歩む」という姿勢です。
移住者が一人で突っ走っても、それは持続可能な未来にはならないことはわかっています。島の人たちが「この挑戦は、自分たちのためにもなる」と感じてくれて初めて、本当の意味での地域づくりが始まります。
積み重ねが、信頼関係を生み、やがて大きなうねりになると信じています。まだまだ力不足で至らないところばかりです。皆さんの知恵と力を貸してください。
高校生たちが描く未来を、現実にするために
久米島高校の生徒たちが立てた仮説、「島で起業する人が増えれば、人口減少を緩やかにできるのではないか」。
この仮説を、単なる学びで終わらせたくありません。彼らが大人になったとき、「あのとき立てた仮説は、実際に現実になったんだ」と感じられる未来を。
そのためには、僕たち大人が「挑戦する背中」を見せ続けることが必要です。高校生たちに、「久米島でも挑戦できる」「久米島だからこそ挑戦できる」と思ってもらえるような、環境と文化をつくっていきたい。
家族への想い
愛知に残してきた家族のことを、1秒たりとも忘れたことがありません。
単身移住という選択は、家族にとっても僕にとっても、簡単なものではありません。それでも、妻や子どもたちは僕の挑戦を理解し、応援してくれています。
「お父さんが頑張っている姿を見せてあげたい」
「挑戦する人生を、子どもたちにも知ってほしい」
そんな想いが支えてくれています。
家族と離れて暮らす寂しさはあります。
でも、その寂しさを超えた先に、家族全員が誇れる未来があると信じています。
いつか子どもたちが大きくなったとき、「お父さんはあのとき、久米島で挑戦していたんだね」と笑って話せる日が来ることを、心から願っています。
令和の虎で学んだ「挑戦の本質」
令和の虎に出演して、僕は「挑戦の本質」を改めて学びました。
虎の方々が口を揃えて言っていたことは、「動き続けることに価値がある」ということでした。
挑戦には、完璧な準備も、完璧な計画も必要ありません。必要なのは、「やってみる勇気」と「学び続ける姿勢」です。
そして、挑戦の先にあるのは「成功」だけではありません。失敗から学ぶこと、批判から気づくこと、支えてくれる人の存在に感謝すること。それらすべてが、挑戦の価値なのだと感じました。
批判を乗り越える力は、「応援」から生まれる
批判は確かに辛かったです。ただ、それ以上に力になるのは、応援してくれる人の存在です。
今回、島の人たちや、令和の虎を見てくださった方々から、たくさんの応援メッセージをいただきました。その一つひとつが、僕の心を支えてくれました。
「応援しています」
「久米島のために頑張ってください」
「あなたの挑戦を見て、勇気をもらいました」
こうした言葉があるからこそ、僕は前に進むことができます。批判を乗り越える力は、応援から生まれる。それを、身をもって体験しました。
これから目指す挑戦拠点としての久米島
僕が目指すのは、挑戦拠点としての土台づくりです。
・島で挑戦する人が増え、その挑戦を応援する文化が根付く
・高校生が「久米島で起業したい」と思える環境が整う
・外からも「久米島で挑戦したい」と思う人が集まる
・挑戦する人同士がつながり、協力し合える仕組みがある
そんな島を、少しずつ形にしていきたいのです。
1月から始めるプロジェクトの意味
第一歩です。
改めてこのプロジェクトを提供する理由は、仲間づくり、そして、本当に価値があるものを、まず目の前の人に届けたいから。
まずは5名限定でスタートします。すでに何名かの方から声をかけていただいており、年内に募集を締め切る予定です。
このプロジェクトを通じて、「久米島で挑戦してよかった」と思ってもらえる人を一人でも増やしたい。それが、僕の願いです。
「地方創生の正解」を探すのではなく、「久米島の可能性」を信じる
地方創生には、決まった正解がありません。
データや指標だけでは測れない、「人の想い」や「地域の文化」が、未来をつくる大きな要素になります。
久米島には、久米島にしかない魅力があります。
美しい自然、温かい人々、そして未来を真剣に考える高校生たち。
その可能性を信じ、一つひとつ形にしていくこと。
それが、僕にできる地方創生なのだと思います。
最後まで読んでくれた方へ
もし、久米島の挑戦に少しでも心が動いたら、ぜひこれから一緒に未来をつくってほしいです。
挑戦には、正解も完璧もありません。ただ、「やってみたい」という気持ちと、「誰かの未来に希望を灯したい」という想いがあれば、それで十分だと僕は信じています。
僕の挑戦は、まだ始まったばかりです。
これからも、島の人たちと、高校生たちと、そして僕を信じてくれる仲間たちと、一歩ずつ前に進んでいきます。
令和の虎で学んだこと。批判から見えた構造。支えてくれる人の温かさ。そのすべてを胸に、僕は再び島で活動します。
久米島を、挑戦の聖地に。
その未来を、一緒につくりませんか?
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。