メインコンテンツへスキップ
見出し画像

秋の匂いと、揺れ動く私のこころ

    お盆が過ぎると、八ヶ岳は少しずつ秋の空に変わっていきます。

    空が遠く、高く感じるようになり、雨が降るたびに、少しずつ寒くなる。
    晴れたり、雨が降ったり。

    そんなお天気を繰り返しながら、庭の植物たちはどんどん成長していきます。気づけば、雑草も芝も伸び放題。
    この週末は、伸びきった草を刈ったり、芝を整えたり、庭のお手入れをしていました。

    八ヶ岳に暮らしていると、「毎日、自然の中で生活していていいね」と
    言われます。毎日の仕事や、やらなければならないことに追われていると、
    植物の変化に気づくことも忘れてしまう。

    ここ最近、少し落ち込んだり、人との関係について考えたり、
    自分自身を見つめ直したり。
    感情がグラグラと揺れることが続いていました。

    「私はどうしたいんだろう?」
    「本当は何を感じているんだろう?」

    考えれば考えるほど、分からなくなることもある。
    答えを見つけようとして、頭の中🌀ぐるぐる

    そんな状態のまま、この週末は庭へ。
    伸びた草を刈って、枯れた葉を取り除いて、草刈機で草を刈っていく。

    すると不思議なことに、
    頭の中をいっぱいにしていた考え事が、少しずつ静かになっていきました。

    そんな時、秋の匂いがしました。
    少し冷たくなった風。
    刈ったばかりの草の匂い。

    季節は、私が悩んでいても、落ち込んでいても、
    答えが見つからなくても、
    ちゃんと巡っていく。

    夏から秋へ。
    雨が降るたびに気温が下がり、空が高くなり、
    植物たちも、次の季節へ向かっていく。
    自然は、変わっていくことに抵抗しない。

    庭を整えていたはずなのに

    庭は、一日できれいにはなりません。
    草を刈っても、また生えてくる。

    雨が降れば植物は伸びるし、季節が変われば、また違う手入れが必要になる。

    それを見ながら、
    人の心も同じなのかもしれない。と思いました。

    一度整えたからといって、ずっと整ったままではない。
    揺れる日もある。立ち止まる日もある。
    自分の中にある、見たくなかったものに気づく日もある。

    そして、そのたびに、
    また少しずつ整えていけばいい。庭を整えていたつもりが、
    気づけば、自然に私の方を整えてもらっていました。

    揺れながらも、自分の道を選ぶ。
    次の季節へ、次の挑戦へ

    「これでいいのだろうか?」
    そう自分に問いかけることもあります。

    進みたい気持ちはあるのに、
    頭と心がなかなか一緒についてこない。

    木々が風に揺れながら季節を越えていくように、
    私も揺れながら、次の季節へ向かっているのだと思います。

    揺れているからといって、立ち止まっているわけではない。
    今すぐ、すべての答えを出さなくてもいい。

    大切なのは、誰かの答えではなく、
    「私はどうしたい?」

    と、自分に問いかけること。

    今の自分に必要がなくなったものを少しずつ手放して、
    これからも大切にしたいものを残していく。

    庭のお手入れをするように、
    自分の心にも、ちゃんと手をかけてあげる。

    そして、自分の中から出てきた答えを信じて、
    最後は自分で道を選ぶ。

    今年の秋の匂いを感じながら、
    もう少し、自分の中に吹いている風にも耳を澄ませてみようと思います。




    あなたへのおすすめ