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幸せを感じた何気ない瞬間


    娘は小学2年生。
    娘が通う小学校までは、歩いて40分ほどかかります。
    しかも、ちょっとした山越え。
    鹿なら、少しおどろくで済むけれど、
    イノシシやクマの目撃情報が流れることもあります。
    だから、ほとんど毎朝、学校まで車で送っていきます。

    娘と二人で暮らすようになってから、
    もうすぐ、一年

    「大丈夫」「まだできる」

    そう思って、しんどいことを感じないようにしていても、
    やっぱり、心と身体は嘘をつかない。



    娘は、そんな私の表情を読み取っている。
    学校に着いて、車を降りるとき。
    娘は何気ない時に、

    「愛しているよ❤️」
    と言って、車を降りて、そのまま校舎へ向かって歩いていく。

    その小さな後ろ姿を見送りながら、
    「私は今、どんな顔をしているんだろう?」
    と思うことがあります。

    「愛しているよ❤️」

    ときどき、その言葉が、
    「私のこと愛してね」
    「寂しいよ」
    そう言っているようにも聞こえるから。
    本当は、娘がどんな気持ちで言っているのかは分かりません。

    ただ純粋に、「大好きだよ」
    と伝えてくれているだけなのかもしれない。

    私はどれだけ幸せをもらっているのだろうと思います。

    私が娘を育てているつもりでいるけれど、
    私のほうが支えてもらっている。

    いつもの道を車で走って、学校に着いたら、
    「愛しているよ❤️」

    そんな言葉を交わして、
    それぞれの一日が始まります。

    いつか、この送り迎えがなくなる日が来る。

    だからこそ、
    何でもないように見えるこの朝の時間を、
    私は大切に覚えていたいと思います。
    何気ない、言葉で、しわあせを感じられる。
    何気ない言葉で人を幸せにできる人でありたいなと思う











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