
「従業員3」と書かれたレシートを見て、少しだけ寂しくなった
お菓子のまちおかって知ってますか?
普段の行動範囲にお店がないので、私は行ったことはないんですが、数日前、娘が学校帰りに初めて行ってきたんです。買ってきたお菓子を楽しそうに披露してくれました。
でね、買った時のレシートを見て、娘がこう言ったんです。
「レジの人のところが『じゅうぎょういんさん』なの、いいよね〜」
・・・うん?
ちょっと意味がわからなくてね。レシート見せてもらったんです。そしたら、レジ担当の欄が
「従業員3」
ってなってたの。なるほどって思いました。
娘は、他のお店もみんな同じような表記になればいいのにって言ってました。自分が従業員だったら、あんまり名前を出したくないって。なんなら名札も付けたくないって。
そうか、そう思うのか・・・。
まあ、そう思う気持ちも分からなくはない。
娘が小学生の頃から、登下校中に名札はつけないのが当たり前だったしね。
身を守るって意味で、今の時代としては当たり前の感覚なのかもしれない。
◇
でもなんだろうな。
これはジェネレーションギャップなのかな。私はどうにも、そこに寂しさを感じてしまったんですよね。
で、娘との会話が終わったあとに、ちょっと調べてみたんです。
そしたらびっくり。
接客業で従業員に名札をつけるのをやめようって動き、今は増えてるんですね。
「おもてなし」の象徴だった従業員の名札が嫌がらせを助長する要因?
「SNSに名前を晒す」と客に脅され… 名札制度を廃止する企業が増加
人手不足に直面する日本「カスハラとの戦い」
私はすっかり古い人でした(汗)
名札そのものを廃止したり、「スタッフ」って書いてある札にしたり、仮名や役職名のみの表記にしたりと、いろんな工夫が進んでいるようです。
カスハラ、きっと私の想像以上に多いんだろうな・・・。
働いている人の気持ちはよく分かる。私もそんな迷惑な顧客に遭遇したら絶対に凹むし、その仕事を辞めたくなると思う。
だから、名札をやめることで働きやすくなるのは素晴らしいことだと思います。
◇
でもでもそれでも。
ジェネレーションギャップなんだろうなと分かりつつも、「寂しさ」を感じる自分を、単に「古い価値観の人」と捨て去りたくはないんですよね・・・。
人と人が直接出会うところに、名前があるということ。それは、なんというか・・・
そこにリアリティがある感じがしてね。
リアルな「○○さん」と出会って、私はその人にレジをやってもらって、この商品を買った。
いやもちろん、「スタッフ」と書かれた札を付けてる人にレジをやってもらっても、行為としては変わらないし、リアルな買い物が成立するんだけれど。
それでも「人と人とが出会う」って意味では、ほんのちょっとだけ、解像度が下がっちゃう感じがするんですよね。
私はそこに寂しさを感じるのかもしれない。
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