
Forge NeoでのAnima-Edit (Cosmos Reference + Edit LoRA) の使い方
思っていたよりも使えたので、Forge NeoでのAnima-Edit (Cosmos Reference + Edit LoRA) の使い方を紹介します。
ComfyUIでの使い方は本記事では説明しません。難しいポイントもありませんし他所で紹介されていますので。
※ 本記事における「Anima-Edit」と「Anima Edit」の用語としての使い分け
Anima-Edit: Cosmos ReferenceとAnima用Edit LoRAを組み合わせた画像編集的な生成処理全体を表す通称
Anima Edit: Anima用Edit LoRAのうちの一つを表す固有名詞
2026/8/13: QIE-2511による作例を追加
2026/7/28: 「特殊な手順による機能向上」を追加
Anima-Edit (Cosmos Reference + Edit LoRA) とは
Anima-Edit (Cosmos Reference + Edit LoRA) は、Qwen-Image-Edit (QIE) のような入力画像を参照したEditをAnimaで実現する機能です。
以下の機能とモデルの組み合わせで実現されます。
参照:Cosmos Reference 機能
変更:Anima用 Edit LoRA モデル
Cosmos Referenceとは
ComfyUIのカスタムノードであるMirumo0u0/ComfyUI-Cosmos-Referenceにより実現された機能です。
AnimaのベースであるCosmos-Predict2のReference Latent機能を利用して、QIEの画像参照のような機能を疑似的に実装したものです。
QIEでは高度な画像分析で人物、服、背景などを意味や画像情報として理解しますが、Cosmos Referenceは画像をエンコードしたLatentの特徴(ベクトルの特徴)を理解しているだけだそうです。
それでもQIEと似たようなことはできるので凄いのですが、QIEほど高度で細かい理解はしていないということは認識しておいたほうがよいです。
Anima用Edit LoRAとは
Cosmos Referenceが理解したLatentの特徴を保持しつつ、プロンプトで指定された部分のみを変更するよう変更前後の画像を学習させたLoRAです。Anima-Editで思い通りのEditができるかどうかは、このLoRAの品質による部分が大きいです。
Anima用Edit LoRAの入手先
有志により複数のAnima用Edit LoRAがCivitaiで公開されています。私が知っているものを3つ紹介しますが、記事執筆時点ではAnima Edit v2.0の品質が抜きんでて高いです。
Anima Edit
https://civitai.red/models/2650553/anima-edit
後で紹介する「nude filter | simple edit」をベースに追加学習したLoRAだそうです。v1.0はイマイチだったそうですがv2.0はかなり品質が高く、とりあえずこれを使っておけばよいです。
Anima Edit-experimental
https://civitai.red/models/2652469/anima-edit-experimental
experimentalのまま更新されていません。私が試した限りではあらゆる面でAnima Edit v2.0のほうが品質が上でした。
今後バージョンアップされない限り使う必要はないと思います。
nude filter | simple edit
https://civitai.red/models/2587631/nude-filter-or-simple-edit
衣服の除去のみを学習しており、その他の画像編集はほとんどできません。剥ぎコラ専用で使ってもよいですが、先に紹介したAnima Editでも剥ぎコラは可能です。
Forge Neoでの利用方法
前提バージョン
2.27でCosmos Referenceに対応しました。
設定
Settings > Stable Diffusion > [Anima] Enable Referenceを有効にする必要があります。下図を参考に設定変更してください。

設定項目に注記がありますが、これを有効にすると通常のimg2imgが使えなくなるため、頻繁に切り替える場合はQuicksettings List(またはSettings for img2img)でanima_do_referenceを設定しておくとよいです。


Edit LoRAの指定
通常のLoRAと同様にプロンプトで指定するだけです。
Edit LoRAの強度は1.0でよいと思いますが、Edit LoRAによって異なる場合もあり得ますので各Edit LoRAの説明を読むようにしてください。
実行例
img2imgタブで生成します。
マスクは基本的に不要ですが、上手く編集できない場合は使うことも可能です。

作例
参照画像
過去の記事で作成した画像を参照画像にしました。

作例1
10項目の変更を指示しました。
猫耳を削除
黒髪
黒目
笑顔
口を開く
猫のプリント入りTシャツ
ジーンズ
脚を開く
靴
ダブルピース
Positive Prompt: masterpiece, best quality, score_7, year 2025, highres, absurdres, anime screenshot, delete her cat ears, black hair, black eyes, smile, open mouth, t-shirt with a cat logo, jeans, spread legs, shoes, (double v:2), <lora:AnimeEditV2:1>
Negative Prompt: worst quality, low quality, score_1, score_2, score_3, blurry, jpeg artifacts, sepia
Model: Anima base-v1.0
Steps: 30, Sampler: ER SDE, Schedule type: Simple, CFG scale: 4, Shift: 3, Size: 1024x1024, Denoise: 1, Seed: 3068525395

ポーズ変更は難しいと予想していたのですが、10項目すべて実現されました。
多少のSeedガチャは必要でしたが、手指が崩れたり猫のプリントが気に入らないなど、Anima-EditというよりもAnimaそのものの画像生成ガチャという感じでした。
ちなみにQIE-2511では顔と手指がいかにもQwen-Imageな画風になります。
(QIE用の自然言語プロンプトに変更して生成)

作例2
剥ぎコラ・・・
Positive Prompt: masterpiece, best quality, score_7, year 2025, highres, absurdres, anime screenshot, completely nude, <lora:AnimeEditV2:1>

個人利用の範囲でお楽しみください。
(Animaは実写に弱いのでディープフェイクには使えないでしょう^^)
特殊な手順による機能向上(2026/7/28追加)
Anima-Editは疑似的な機能のためうまく編集できないこともあるのですが、より柔軟な編集を可能にするという手順が考案されました。考案者は「Anima ReStyler」と名付けたとか。
redditへの投稿
https://www.reddit.com/r/StableDiffusion/comments/1v729sl/Civitaiへの投稿
https://civitai.com/models/2803070/
手順の概要
参照画像に単色画像を結合
リンク先の例では参照画像の右側に、白の単色画像を結合しています。単色画像側にマスク
プロンプトに (split screen, multiple views:1.2) を追加して生成
リンク先の例では左側が参照画像、右側が新たに生成された画像です。
Animaは漫画のようなコマ割り画像を生成することがある程度できるので、それを利用しているのだと思います。
redditやCivitaiでのコメントをみるとなかなか好評なようです。
画像の解像度(ピクセル数)が倍になるため、生成画像の解像度の上限が半分になってしまうこと、生成時間が増えてしまうことがデメリットでしょうか。
まとめ
Forge NeoでのAnima-Edit (Cosmos Reference + Edit LoRA) の使い方を紹介しました。
疑似的な機能のはずですが、思っていたよりも使えて驚きました。QIEのような高度で大きな変更は難しいかもしれませんが、QIEのような安っぽい画風に変わらないのがよいと思いました。
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