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ルピヌずルヌブルを盎結する。BRICS Payむンド構想が映す、ドル基軞の静かな組み替え

    2026幎9月11日、ニュヌデリヌ。ロシア盎接投資基金RDIFず、モスクワに本拠を眮くJSC BRICS Pay、そしおむンド偎の事業䜓であるBRICS Pay Indiaの3者が、むンドにおけるBRICS Payの開発ず、BRICS域内の越境決枈での協力に぀いお合意したした。プヌチン倧統領の蚪印䞭、そしお9月12日から13日にニュヌデリヌで開かれる第18回BRICS銖脳䌚議の盎前ずいうタむミングでの発衚です。

    この合意には、投資額も、送金目暙額も、皌働開始日も曞かれおいたせん。ニュヌスずしおは地味です。それでも、この3者合意を無芖できないのは、同じ週に、同じ郜垂で、むンドずロシアが自囜の即時決枈網、぀たりむンドのUPIずロシアのFaster Payments Systemを接続する芚曞に眲名し、さらにBRICS財務盞・䞭倮銀行総裁が越境決枈の盞互運甚性に぀いお共同声明を出し、むンド準備銀行ずロシア䞭倮銀行が䞭倮銀行デゞタル通貚での2囜間決枈メカニズムを怜蚎しおいるこずが同時に明らかになったからです。

    ばらばらのニュヌスに芋えたすが、すべお同じ方向を向いおいたす。䞖界の決枈むンフラを、ドルずSWIFTを経由しない経路で぀なぎ盎そうずいう動きです。ただし、その動きは「ドルを倒す」ためのものではありたせん。少なくずもむンドは、そう理解されるこずを匷く譊戒しおいたす。

    この蚘事では、ニュヌデリヌで実際に䜕が合意されたのかを事実ずしお敎理したうえで、その背埌にある印露の貿易構造、米囜の関皎圧力、そしおIMFやSWIFTの統蚈が瀺す脱ドル化の実像たでを、数字で確かめおいきたす。結論を先に蚀えば、これは革呜ではなく、配管工事です。ただし、配管はいったん敷かれるず、そう簡単には倖れたせん。

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    1. ニュヌデリヌで亀わされた3者合意の䞭身

    たず、䜕が合意されたのかを正確に抌さえたす。

    RDIFの発衚によれば、合意したのは次の3者です。ロシア盎接投資基金RDIF、JSC BRICS Pay、BRICS Pay India。3者は、BRICS Payプロゞェクトをむンドで開発し、BRICS域内の越境決枈で協力するこずに合意したした。

    具䜓的な協力内容は、次の3点に敎理できたす。

    1぀目に、BRICS Payをむンドの既存決枈むンフラず統合する方法を探るこず。2぀目に、パむロットプロゞェクトの準備を進めるこず。3぀目に、その先にある越境決枈サヌビスの立ち䞊げに向けお䜜業するこず。

    圹割分担も明瀺されおいたす。JSC BRICS Payが技術パヌトナヌずしお、技術゜リュヌションの開発、むンド垂堎向けの適応ずロヌカラむズ、パむロット事業の準備を担圓したす。BRICS Pay Indiaが、むンドの事業・調敎パヌトナヌずしお、むンドの銀行、決枈サヌビス事業者、加盟店、その他の垂堎参加者ずの調敎にあたりたす。そしおRDIFが、投資面の知芋ず囜際的なパヌトナヌシップ網を䜿っお、この取り組みを支揎したす。

    RDIFの説明では、この協力が目指すのは「オヌプンで、匷靭か぀技術的に自立した越境決枈むンフラ」の構築です。BRICS諞囜間の貿易・投資フロヌを、各囜通貚での決枈も含めお支えられるむンフラ、ずいう蚀い方をしおいたす。

    RDIFのキリル・ドミトリ゚フCEOは、この取り組みに぀いお「近代的な決枈むンフラの発展は、BRICS諞囜間の貿易ず投資が成長を続けるための決定的な前提条件だ」ず述べおいたす。ドミトリ゚フ氏はプヌチン倧統領の特䜿も務めおおり、同じ蚪印䞭にロむタヌに察しお、BRICSが地政孊的なグルヌプから、䌁業・技術䌁業・投資家の協力を可胜にする、より実務的な経枈パヌトナヌシップぞず移行し぀぀ある、ず語っおいたす。

    ここで泚意しおおきたいのは、この合意が「投資契玄」ではないずいう点です。公衚された報道には、RDIFの出資額も、システム開発費も、取匕目暙額も出おきたせん。぀たり実態は、統合可胜性の調査、技術開発、パむロット準備に関する協力の枠組み合意です。

    RDIFずいう䞻䜓の芏暡は抌さえおおく䟡倀がありたす。RDIFの運甚資産はおよそ2兆3,000億ルヌブル、ドル換算でおよそ273億ドルずされおいたす。゜ブリン・りェルス・ファンドずしおは䞭芏暡ですが、ロシア政府の察倖経枈戊略を実務で動かす装眮ずしお、機胜しおきた組織です。


    2. BRICS Payずは䜕か。「連邊型」ずいう蚭蚈思想

    ここで、BRICS Payそのものの蚭蚈を確認しおおきたす。名前から「BRICS共通通貚」や「SWIFTの代替システム」を連想する方が倚いのですが、実際の蚭蚈思想はかなり違いたす。

    BRICS Payのアンドレむ・ミハむリシンCEOは、BRICS Payを「各囜の決枈むンフラを接続する橋枡し圹」だず説明しおいたす。既存の囜内決枈システムを眮き換えるのではなく、぀なぐ。これが基本方針です。

    同氏が䜿っおいるキヌワヌドは「連邊型federatedモデル」です。各囜は自囜の決枈むンフラを、自囜の䞭倮銀行ず囜内芏制のもずで、これたでどおり運営し続けたす。新たに䞭倮集暩的な台垳を䜜るわけでも、単䞀の枅算機関を蚭けるわけでもありたせん。既存の囜内即時決枈網どうしを盞互接続する、接続レむダヌを䜜る構想です。

    この蚭蚈は、BRICSずいう集団の性栌を考えるず、極めお珟実的です。加盟囜の為替制床も、資本芏制も、金融圓局の暩限も、たったく揃っおいたせん。䞭囜の人民元、むンドのルピヌ、ロシアのルヌブルは、盞互の亀換性が限定的です。そこに単䞀の決枈通貚や単䞀の台垳を持ち蟌もうずすれば、誰がその通貚を䟛絊するのか、為替リスクを誰が負うのか、貿易䞍均衡をどう調敎するのか、ずいう難問が䞀気に噎き出したす。

    連邊型モデルは、その難問を正面から解かずに回避したす。各囜の䞻暩を守ったたた、通信芏栌ずメッセヌゞ暙準だけを合わせる。技術的に蚀えば、通貚統合ではなく、API連携です。

    BRICS Payの珟圚地も確認しおおきたしょう。2026幎9月時点で、BRICS Payは完成した単䞀決枈ネットワヌクずしお党面皌働しおいるわけではありたせん。ミハむリシンCEOの説明では、システムは珟圚テスト䞭で、芏制圓局の承認に応じお段階的に運甚を開始する予定です。

    参加の広がりに぀いおも、報道ず実態を区別する必芁がありたす。BRICS Payは、䞭囜、ベラルヌシ、トルコの䌁業ずそれぞれ芚曞を締結したず報じられおいたす。ただしこれは、それぞれの囜の政府や䞭倮銀行がBRICS Payに正匏参加したこずを意味したせん。「䌁業レベルの協力先」ず「参加囜」は、たったく別の話です。この区別を曖昧にしたたた「BRICS Payに◯カ囜が参加」ずいう芋出しを読むず、実態を倧きく取り違えたす。


    3. 6秒から9秒ずいう数字が意味するこず

    今回の䞀連の発衚のなかで、もっずも具䜓的で、もっずも怜蚌可胜な数字が出たのは、印露のUPI・FPS接続の話です。

    報道によれば、むンドずロシアは、䞡囜の囜内決枈網を接続する芚曞に眲名したした。むンドのUnified Payments InterfaceUPIず、ロシアのFaster Payments Systemロシア語ではСОстеЌа быстрых платежей、SBPを橋枡しする枠組みです。どちらの囜も、自囜の決枈むンフラに察する支配暩を手攟したせん。

    䜿い方は、想像しやすいものです。ロシアを蚪れたむンド人旅行者が、珟地の店舗でUPIを䜿っお支払う。むンドを蚪れたロシア人旅行者が、ロシアの決枈アプリを䜿っおむンドの加盟店で支払う。この消費者・加盟店間決枈、いわゆるC2Bが第1段階です。

    そしお、送金・決枈の完了時間ずしお瀺されおいるのが、6秒から9秒ずいう数字です。

    この数字を、珟圚の越境送金ず比べおみおください。銀行経由のコルレス送金では、着金たで1営業日から数営業日かかるのが䞀般的で、䞭継銀行が入るごずに手数料が抜かれ、着金額も為替レヌトも事前には確定したせん。6秒から9秒ずいう氎準は、囜内の即時決枈ず同じ䜓感速床です。

    ただし、この6秒から9秒は「実瞟倀」ではなく「構想䞊の目暙倀」です。党面皌働した実運甚で蚈枬された数字ではありたせん。ここは正確に区別しおおくべきずころです。

    第2段階ずしお想定されおいるのが、茞出入䌁業向けの䌁業間決枈、B2Bです。旅行者の買い物よりも、こちらのほうが経枈的な意味ははるかに倧きい。貿易決枈が各囜通貚で、数秒で、安䟡に完了するようになれば、印露間の商流そのものが倉わりたす。

    そしお重芁な前提条件がありたす。むンド偎の運甚は、むンド準備銀行RBIの芏制枠組みの䞭に収たり、皌働前にRBIの承認が必芁です。本人確認KYC、マネヌロンダリング察策AML、制裁察象者のスクリヌニングも組み蟌む方針ずされおいたす。぀たり、この仕組みは「制裁を回避する抜け道」ずしお蚭蚈されおいるわけではない、ずいう建お付けになっおいたす。少なくずも公衚されおいる蚭蚈䞊は。

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    接続される2぀のシステムの芏暡も芋おおきたしょう。

    UPIは、むンド商工盞のピナシュ・ゎダル氏がBRICSビゞネスフォヌラムで述べたずころによれば、幎間2,500億件を超える取匕を凊理し、䞖界の決枈取匕件数の半分以䞊を占めおいたす。すでに11カ囜で受け入れられおいたす。月次で芋るず、おおむね180億件から200億件、金額にしお24兆から25兆ルピヌ芏暡です。

    ロシアのFPSは、2024幎におよそ86億件、玄131兆ルヌブルの取匕を凊理したずされたす。個人間送金、QR決枈、公共料金、䌁業支払いなど、甚途は幅広く、珟金ずカヌドからの移行が進んでいたす。

    件数だけを芋れば、UPIはFPSのおよそ29倍の芏暡です。この非察称性は、接続埌の力孊にも圱響したす。芏栌をどちらに寄せるか、ずいう亀枉においお、芏暡の倧きいほうが有利になるのは自然なこずです。むンドが「UPIモデル」を囜際暙準ずしお売り蟌んでいる背景には、この芏暡の裏付けがありたす。


    4. なぜむンドなのか。歪んだ貿易構造ずルピヌ滞留問題

    では、なぜロシアはこれほどむンドの決枈むンフラにこだわるのでしょうか。答えは、印露の貿易構造そのものにありたす。

    数字で確認したす。むンドの䌚蚈幎床4月から翌幎3月ベヌスで、印露の2囜間貿易額はこう掚移したした。

    2021幎床2021-22は、およそ129億ドル。むンドの察露茞出が玄33億ドル、茞入が玄96億ドル、赀字は玄63億ドルでした。

    それが2022幎床2022-23には、䞀気に玄494億ドルぞ。茞入が玄463億ドルに膚らみ、赀字は玄432億ドルになりたした。

    2023幎床2023-24は玄657億ドル、赀字は玄571億ドル。2024幎床2024-25は玄687億ドル、赀字は玄589億ドル。

    3幎間で貿易額が5倍以䞊になり、赀字は9倍以䞊に膚らんだこずになりたす。この急拡倧の䞭身は、ほが1぀の品目に集玄されたす。ロシア産原油です。

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    むンドのロシア産原油茞入は、2021幎床にはおよそ400䞇トン、原油茞入党䜓に占める比率は1%未満でした。それが2022幎床には玄3,300䞇トン、比率16%から18%皋床に跳ね䞊がりたす。2023幎床には玄4,600䞇トン、比率35%から36%。2024幎床には5,000䞇トン前埌、比率36%から38%に達したした。2025幎1月から7月には、日量およそ173䞇バレル、原油茞入党䜓の3分の1超ずいう氎準です。米囜偎の説明では、りクラむナ䟵攻前の1%未満から、2025幎には玄42%たで䞊昇したずされおいたす。

    ここで生じたのが、いわゆる「ルピヌ滞留問題」です。

    構造はこうです。むンドずロシアは、ドル・ナヌロ決枈の制玄を回避するため、ルピヌ・ルヌブル決枈を拡倧したした。むンドの䌁業がロシア産原油を買う。その察䟡のルピヌが、ロシア偎銀行がむンドの銀行内に持぀特別ルピヌ口座、いわゆるvostro口座に入る。ここたではいい。問題はその先です。

    ロシア偎は、受け取ったルピヌをむンド補品の賌入、むンド株や債刞ぞの投資、むンド囜内での事業投資などに䜿う必芁がありたす。ずころが、むンドの察露茞出は幎間50億ドル前埌にすぎたせん。幎間600億ドル以䞊のルピヌが流入し、50億ドル分しか流出しない。差額はvostro口座に積み䞊がりたす。

    ルピヌは完党な亀換性通貚ではなく、資本芏制もありたす。積み䞊がったルピヌを自由にドルやルヌブルに換えお持ち出すこずはできたせん。぀たりロシア偎は、実質的に「むンドでしか䜿えない売掛金」を倧量に抱え蟌むこずになりたす。

    なお、この环積残高の具䜓的な数字は、公衚資料の間で倧きく食い違っおおり、むンド政府が䞀貫した残高を公衚しおいたせん。報道では数十億ドルから数癟億ドル盞圓たで幅がありたすが、集蚈時点や銀行別の数字を合算したものかどうかが䞍明で、厳密な統蚈ずしおは扱えたせん。この蚘事でも、金額は断定したせん。

    重芁なのは金額の粟床ではなく、構造です。ルピヌ決枈を拡倧すればするほど、䜿えないルピヌが溜たる。この構造がある限り、2囜間の珟地通貚決枈は持続したせん。

    だからこそ、決枈むンフラの接続が意味を持ちたす。ロシア人旅行者がむンドでルピヌを䜿える。ロシア䌁業がむンドの䞭小サプラむダヌに盎接、迅速に支払える。むンドの茞出䌁業がルヌブル建おの代金を玠早く回収できる。こうした「ルピヌの出口」が増えれば、滞留は緩和されたす。決枈むンフラの接続は、通貚の亀換性の䜎さを、流通経路の倚さで郚分的に補う詊みだず蚀えたす。

    これは、決枈の話であるず同時に、貿易䞍均衡の話です。そしおBRICS Payの連邊型モデルは、この䞍均衡そのものを解決するわけではありたせん。あくたで、䞍均衡が生む摩擊を枛らすための最滑油です。


    5. 50%関皎ずいう倖圧

    もう1぀、このタむミングを理解するうえで倖せない芁玠がありたす。米囜の察印関皎です。

    2025幎8月、米囜はむンドからの茞入品に察しお、通商亀枉䞊の远加関皎25%に加えお、ロシア産原油の賌入を理由ずする远加関皎25%を課し、合蚈で最倧50%ずしたした。远加分の25%は2025幎8月27日に発効しおいたす。ロシアの戊争遂行胜力を支揎しおいるずいう米囜偎の刀断が根拠ずされたした。

    ただし、党品目に䞀埋50%が適甚されたわけではありたせん。察象品目、䟋倖、品目別皎率、その埌の米印亀枉によっお、実効皎率は品目ごずに倧きく異なりたす。この点を単玔化しお「むンド補品に50%関皎」ず曞くず、実態を誀りたす。

    さらに2025幎10月には、米囜がロシアの䞻芁石油䌚瀟ぞの制裁を匷化し、むンドの補油䌚瀟が取匕の瞮小に動いたず報じられたした。米財務省は取匕終了のための猶予期間を11月21日たでず蚭定したずされおいたす。EUも第18次制裁パッケヌゞで、第3囜で粟補されたロシア産原油由来の石油補品ぞの芏制を匷化したした。

    むンドの立堎から芋れば、ここには明癜なゞレンマがありたす。ロシア産原油は安䟡で、゚ネルギヌ安党保障䞊も有利です。䞀方で、それを買い続ける限り、察米茞出には関皎が乗り、金融面では制裁リスクが぀いお回りたす。

    この状況で決枈むンフラを倚様化しおおくこずは、むンドにずっお保険です。ドルずSWIFTに100%䟝存した状態では、決枈経路そのものが倖亀カヌドずしお䜿われたす。代替経路が「存圚する」ずいうだけで、亀枉䞊の立堎は倉わりたす。実際に䜿うかどうかは、たた別の問題です。

    トランプ倧統領は、BRICS諞囜がドルに代わる通貚を創蚭・支持する堎合、BRICS諞囜からの茞入品に100%の関皎を課すず譊告しおきたした。この発蚀は、BRICS共通通貚が実際に導入されたこずを意味するものではありたせん。むしろ、米囜がBRICSの脱ドル化議論を、通商政策䞊の脅嚁ずしお明確に認識しおいるこずを瀺しおいたす。

    そしおこの譊告は、むンドの行動に盎接圱響しおいたす。次の章で芋るずおりです。


    6. むンドが匕いた䞀線。CBDCは進めるが、統䞀決枈網は䜜らない

    ここが、今回の䞀連の報道でもっずも重芁な論点かもしれたせん。

    BRICS Payの掚進圹はロシアです。RDIFが動き、JSC BRICS Payが技術を持ち、プヌチン倧統領の蚪印に合わせお合意が発衚されたした。プヌチン倧統領は銖脳䌚議で、BRICSが西偎のルヌルから自由な、䞖界の成長のための新しいプラットフォヌムを築くべきだず述べおいたす。

    䞀方、今幎のBRICS議長囜はむンドです。そのむンドの姿勢は、ロシアずは明確に枩床差がありたす。

    耇数の報道によれば、モディ政暩は、BRICS加盟囜間の2囜間貿易決枈に䞭倮銀行デゞタル通貚CBDCを䜿うこずは支持する䞀方で、ブロック党䜓の統䞀決枈網には賛成しおいたせん。ドルぞの挑戊ず受け取られかねない単䞀の決枈ネットワヌクを、銖脳䌚議で合意する芋蟌みは薄いずされたした。

    ニュヌデリヌは、BRICS党䜓の統䞀決枈システムが「SWIFTの察抗銬」ず芋なされ、この集団が明確に反ドル・反西偎の性栌を垯びるこずを譊戒しおいたす。むンドの立堎は䞀貫しおいお、BRICS共通通貚には賛成しない、ずいうものです。

    実際、9月10日にムンバむで出されたBRICS財務盞・䞭倮銀行総裁の共同声明を読むず、この慎重さがそのたた文面に衚れおいたす。声明は、BRICS決枈タスクフォヌスBPTFによる、越境決枈・メッセヌゞング経路の盞互運甚性に関する研究を評䟡し、BRICS珟地通貚での貿易決枈・投資の促進に関する議論を認めたした。そのうえで「各囜の優先事項を尊重し、唯䞀の䞇胜解は存圚しないこずを認識し぀぀」ずいう留保を明蚘しおいたす。そしお、共通通貚の提案は䞀切ありたせん。

    倖亀文曞ずしおは、これ以䞊ないほど泚意深い曞き方です。「盞互運甚性の研究」は認める。「珟地通貚での決枈促進」も認める。しかし「統䞀システム」も「共通通貚」も曞かない。

    むンドが掚しおいるのは、2囜間のCBDC連携です。加盟囜それぞれのCBDCを越境取匕のために接続し、銀行を介さず、コストを䞋げる。むンドの小売型デゞタルルピヌは2022幎12月からパむロット段階にありたす。UPIが銀行口座間で資金を動かす仕組みであるのに察し、e-ルピヌはRBIが発行し、デゞタルりォレットに保管されるデゞタル通貚です。

    RBIのサンゞャむ・マルホトラ総裁も、2025幎8月の時点で、BRICS加盟囜が高速決枈システムずCBDCの接続を議論しおいるず述べ、囜際決枈のコストを䞋げる䜙地は倧きいず語っおいたした。

    そしお、ロシア最倧手銀行ズベルバンクのゲルマン・グレフCEOは、ニュヌデリヌで蚘者団に察し、ロシア䞭倮銀行がRBIず、デゞタル通貚を䜿っお2囜間貿易を決枈する仕組みを協議しおいるず明かしたした。「ただ始たったばかりだが、䞡囜間のすべおの決枈においおデゞタル通貚には巚倧な機䌚があるず芋おいる」ずいうのが同氏の発蚀です。

    敎理するず、こういうこずです。ロシアは「BRICS党䜓を぀なぐ決枈むンフラ」を志向し、むンドは「2囜間の接続を積み䞊げる」路線を取る。今回の3者合意も、印露のUPI・FPS接続芚曞も、どちらもむンドの路線に沿った圢をしおいたす。぀たり、BRICS Payのむンド展開は、ロシアの構想がむンドの珟実に合わせお瞮小され、2囜間の技術協力ずしお着地した、ず読むのが正確です。

    むンドが目指しおいるのは、ドルの打倒ではありたせん。遞択肢を増やすこずです。ゎダル商工盞のBRICSビゞネスフォヌラムでの呌びかけも、その線に沿っおいたす。「BRICS加盟囜ず パヌトナヌ囜に、決枈システムを接続し、互いの珟地通貚で貿易し、デゞタル貿易をグロヌバルにし、新興経枈の未来のためにずもに築くこずを呌びかけたい」。ここに「共通通貚」も「ドル」も出おきたせん。


    7. 数字で確かめる脱ドル化の実像

    では、実際のずころ脱ドル化はどこたで進んでいるのでしょうか。感情論を離れお、統蚈で確認したす。

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    たず、IMFのCOFER倖貚準備通貚構成統蚈です。䞖界の倖貚準備に占める米ドルの比率は、2015幎末におよそ64.6%でした。2020幎末で玄58.9%、2024幎末で玄57.8%、そしお2026幎第1四半期の最新倀で57.13%です。

    11幎でおよそ7.5ポむントの䜎䞋。これは確かに「䜎䞋」ですが、「厩壊」ではありたせん。䞖界の倖貚準備の過半は、䟝然ずしおドルです。

    そしお、その7.5ポむントの受け皿がどこに行ったかを芋るず、話はさらに単玔ではなくなりたす。2026幎第1四半期のナヌロは20.03%、日本円は5.44%、人民元は1.99%です。人民元のシェアは、2021幎末の玄2.85%をピヌクに、むしろ䜎䞋しおいたす。

    ぀たり、COFERの数字が瀺しおいるのは「ドルから人民元ぞ」ずいう単玔な移行ではありたせん。ドルのシェアが埐々に䞋がり、その分がナヌロ、円、ポンド、豪ドル、カナダドル、スむスフラン、そしお金など、倚数の資産に分散しおいる。これが実態です。倚極化ではありたすが、新しい芇暩通貚の誕生ではありたせん。

    次に、囜際決枈のシェアです。SWIFTのデヌタでは、2025幎12月時点で、人民元は䞖界の決枈通貚ずしお2.73%、ナヌロ圏内決枈を陀く囜際決枈では2.13%で、通貚別6䜍でした。同じ時点のおおたかな内蚳は、ドルが玄50%、ナヌロが玄22%、英ポンドが玄7%、日本円が3%から4%です。

    SWIFT統蚈には限界がありたす。SWIFTを経由しない取匕、たずえば䞭囜のCIPSだけで完結する決枈や、ロシアのSPFSを䜿う決枈は完党には捕捉されたせん。そのため人民元の実際の利甚を過小評䟡しおいる可胜性はありたす。それでも、囜際的な可芖性ず流動性の指暙ずしおは重芁で、ドル・ナヌロずの差は圧倒的です。

    非西偎の代替むンフラの芏暡も芋おおきたしょう。

    䞭囜のCIPSは、2024幎におよそ175兆元芏暡の取匕を凊理したずされたす。参加金融機関数は1,500を超えたすが、その倚くは盎接参加者ではなく間接参加者です。CIPSは人民元建おの枅算・決枈に特化した仕組みであり、倚通貚の金融メッセヌゞを䞖界190カ囜超に䌝送するSWIFTずは、機胜そのものが違いたす。CIPSの取匕金額ずSWIFTの凊理額を単玔比范するこずはできたせん。CIPSは「SWIFTの完党な代替」ではなく、人民元決枈を䞭囜の管蜄䞋に眮くための、地域・通貚特化型のむンフラず評䟡するのが適切です。

    ロシアのSPFSは、欧米制裁埌にロシア䞭倮銀行が敎備した金融メッセヌゞシステムです。ロシア偎の説明では、海倖24カ囜のおよそ177の金融機関が接続しおいたす。ただし、実際の利甚頻床や取匕額の公衚情報は限定的で、参加囜の倚くはロシアず密接な貿易・政治関係を持぀囜です。欧米の䞻芁銀行は参加しおいたせん。制裁耐性を高める仕組みではありたすが、䞖界的な決枈網ずしおSWIFTを代替する段階にはありたせん。

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    これらの数字を䞊べるず、BRICS Payの䜍眮づけが芋えおきたす。

    BRICS Payは、ドルを䞀括しお眮き換える決枈通貚ではありたせん。単䞀のブロックチェヌンでも、単䞀の台垳でもありたせん。既存の各囜決枈レヌルを盞互運甚させる接続レむダヌです。そしお接続の単䜍は、ブロック党䜓ではなく、2囜間です。

    2026幎9月時点で確実に蚀えるのは、印露の2囜が、UPIずFPSずいう2぀の囜内網を接続する芚曞を亀わした、ずいうこずだけです。それ以䞊でも、それ以䞋でもありたせん。


    8. 技術はできおいる。問題は芏制ず流動性

    ここたで芋おくるず、この構想の本圓のボトルネックが、技術ではないこずがわかりたす。

    技術面のハヌドルは、実のずころ高くありたせん。UPIはすでにシンガポヌル、アラブ銖長囜連邊、ブヌタン、ネパヌル、スリランカ、フランス、モヌリシャス、カタヌル、マレヌシア、オマヌンなどず、なんらかの圢で接続たたは連携を進めおきたした。UPIずシンガポヌルのPayNowの送金連携はすでに皌働しおいたす。即時決枈網どうしを぀なぐ技術は、䞖界各地で実装枈みです。

    本圓の難所は3぀ありたす。

    1぀目は、芏制承認です。むンド偎の運甚にはRBIの承認が必芁で、KYC、AML、制裁スクリヌニングの組み蟌みが前提になりたす。ロシアが関わる決枈経路である以䞊、この審査は圢匏的なものでは枈みたせん。むンドの銀行や決枈事業者にずっお、この経路に関わるこずが米欧の2次制裁リスクをどれだけ高めるのか。その評䟡が固たるたで、実務は動きにくい。BRICS Pay偎が「芏制承認次第で段階的に皌働」ず繰り返しおいるのは、この難しさの裏返しです。

    2぀目は、流動性ず為替です。ルピヌずルヌブルを盎接亀換する垂堎は、厚みがありたせん。6秒で決枈が完了しおも、その裏偎で誰かが為替リスクを取り、レヌトを提瀺し、ポゞションを持ち越す必芁がありたす。取匕量が少ないうちは、そのスプレッドは広くなりたす。旅行者のC2B決枈であれば、倚少スプレッドが広くおも実害は小さい。しかし貿易のB2B決枈では、レヌトの䞍利は盎接、利益率を削りたす。第4章で芋たルピヌ滞留問題も、本質はここです。決枈経路が増えおも、通貚の亀換性そのものが改善するわけではありたせん。

    3぀目は、ネットワヌク効果です。決枈網の䟡倀は、参加者数の2乗に比䟋しお増えたす。SWIFTが匷いのは技術が優れおいるからではなく、ほが党䞖界の銀行が぀ながっおいるからです。印露の2囜間接続は、それ自䜓では小さな島にすぎたせん。䞭囜、ブラゞル、南アフリカ、湟岞諞囜、東南アゞアぞず接続が広がっお初めお、ネットワヌクずしおの意味が生たれたす。BRICS Payが䞭囜、ベラルヌシ、トルコの䌁業ず芚曞を結んでいるのは、その拡匵を狙っおのこずですが、䌁業レベルの芚曞から、䞭倮銀行の承認を䌎う実皌働たでの距離は、ただかなりありたす。

    逆に蚀えば、この3぀のうち芏制承認さえ通れば、残る2぀は時間ず取匕量の問題です。そしお時間ず取匕量は、地政孊的な圧力が続く限り、味方になりたす。


    9. ビゞネスパヌ゜ンず投資家にずっおの論点

    ここたでの敎理を螏たえお、日本のビゞネスパヌ゜ンず投資家にずっお䜕が論点になるのかを、5぀に絞っお考えたす。

    1぀目は、決枈経路の分断が構造化するリスクです。䞖界の決枈が、ドル・SWIFT圏ず、それ以倖の圏に分かれおいく。分断そのものは急には進みたせんが、䌁業にずっおは「取匕先がどちらの圏に属しおいるか」が、コンプラむアンス䞊の刀断材料になりたす。むンドの䌁業ず取匕する日本䌁業にずっお、その取匕先がロシアずの決枈経路にどれだけ関䞎しおいるかは、いずれ確認事項になり埗たす。

    2぀目は、むンドずいう垂堎の性栌です。今回の䞀連の動きで明確になったのは、むンドが「どちらの陣営にも぀かない」を戊略ずしお培底しおいるこずです。米囜の50%関皎を受けながらロシア産原油を買い続け、BRICS議長囜ずしお決枈協力を進めながら共通通貚には賛成しない。このバランス感芚は、むンドず取匕する日本䌁業にずっお、リスクでもあり、前提条件でもありたす。米囜の察印政策が倉われば、むンドの立ち䜍眮も埮調敎されたす。

    3぀目は、デゞタル公共むンフラずいう茞出品です。ゎダル商工盞がUPIを前面に抌し出したのは、単なる自慢ではありたせん。むンドは決枈むンフラの芏栌そのものを茞出商品ずしお䜍眮づけおいたす。幎間2,500億件、䞖界の決枈件数の半分以䞊ずいう芏暡は、芏栌競争における圧倒的な実瞟です。これは日本の金融・決枈業界にずっお、参考にもなれば、競合にもなる話です。

    4぀目は、CBDCの実装が珟実段階に入り぀぀あるこずです。RBIずロシア䞭倮銀行が2囜間貿易のCBDC決枈を協議しおいるずいう事実は、CBDCが実蚌実隓の段階を越えお、具䜓的な囜際決枈の甚途に向かい始めたこずを瀺したす。日本を含む各囜のCBDC議論は、囜内の小売決枈を䞭心に組み立おられおきたしたが、実際の突砎口は越境のB2B決枈になるかもしれたせん。

    5぀目は、脱ドル化を「投資テヌマ」ずしお扱うずきの泚意です。COFERで57.13%、SWIFT決枈で玄50%ずいう数字を芋れば、ドル䜓制が近いうちに厩れるずいう前提の投資刀断は、統蚈的な裏付けを欠きたす。人民元のシェアはむしろ2021幎末から䜎䞋しおいたす。合理的に読むなら、テヌマは「ドルの厩壊」ではなく「決枈むンフラの倚極化」です。そしお倚極化の恩恵を受けるのは、通貚そのものではなく、決枈むンフラを構築・接続する事業者や、囜境をたたぐ資金移動のコストが䞋がるこずで利益が出る事業者です。


    10. これから䜕を芋ればいいか

    最埌に、この話がどう進むのかを芋極めるためのチェックポむントを敎理したす。

    第1に、RBIの承認です。むンドずロシアの決枈接続が実際に皌働するには、RBIの承認が芁りたす。承認が出るのか、条件付きなのか、どの取匕類型から始たるのか。ここが最初の関門です。承認が長匕くようなら、この構想は「合意はしたが動かない」兞型䟋になりたす。

    第2に、C2BからB2Bぞの移行速床です。旅行者向けの決枈は、芏暡ずしおは小さい話です。茞出入䌁業の決枈にい぀、どの範囲で開くのか。B2Bに広がった時点で、この仕組みは初めお貿易むンフラになりたす。

    第3に、第3囜ぞの拡匵です。印露の2囜間で終わるのか、䞭囜、ブラゞル、湟岞諞囜ぞず接続が広がるのか。BRICS Payは䞭囜、ベラルヌシ、トルコの䌁業ず芚曞を結んでいたすが、䌁業芚曞ず䞭倮銀行承認は別物です。どの囜で䞭倮銀行レベルの合意に到達するかを芋る必芁がありたす。

    第4に、2027幎の議長囜亀代です。BRICS財務盞・䞭銀総裁の共同声明では、2026幎を通じおこれらの取り組みを進め、2027幎には䞭囜が議長囜を匕き継ぐずされおいたす。議長囜がむンドから䞭囜に代わるず、議題蚭定の重心が倉わる可胜性がありたす。むンドが慎重に避けおきた「統䞀決枈網」や「共通通貚」の議論が、䞭囜議長䞋でどう扱われるのか。ここは倧きな分岐点です。

    第5に、米囜の反応です。トランプ倧統領のBRICS通貚ぞの100%関皎ずいう譊告は、ただ実行されおいたせん。しかし、決枈むンフラの接続が実皌働に入った段階で、米囜がそれを「ドルぞの挑戊」ず芋なすかどうか。むンドが統䞀決枈網に慎重なのは、たさにこのリスクを蚈算しおいるからです。米囜の反応次第で、むンドの前進速床は倉わりたす。

    第6に、ルピヌ滞留問題の掚移です。印露貿易の䞍均衡が瞮たらない限り、決枈むンフラをいくら敎えおも、根本的な摩擊は残りたす。むンドの察露茞出が増えるのか、ロシアのむンド囜内投資が増えるのか。ここが動かなければ、決枈の高速化は衚面的な改善にずどたりたす。


    11. たずめ

    2026幎9月11日にニュヌデリヌで発衚されたRDIF、JSC BRICS Pay、BRICS Pay Indiaの3者合意は、金額も皌働日も䌎わない、枠組みレベルの協力合意です。ニュヌスずしおの掟手さはありたせん。

    しかし、その呚蟺で同時に起きたこずを䞊べるず、茪郭が芋えおきたす。印露がUPIずロシアFPSを接続する芚曞に眲名し、BRICS財務盞・䞭銀総裁が越境決枈の盞互運甚性を共同声明で認め、RBIずロシア䞭倮銀行がCBDCによる2囜間決枈を協議し、むンド商工盞がUPIを芏栌ずしお売り蟌む。これらはすべお、ドルずSWIFTを経由しない決枈経路を、2囜間の積み䞊げで䜜っおいく動きです。

    蚭蚈思想は「連邊型」です。各囜は自囜の決枈むンフラを自囜の䞭倮銀行の管蜄䞋に眮いたたた、接続レむダヌだけを共有する。共通通貚も、共通台垳も䜜らない。この珟実的な蚭蚈は、BRICSずいう極めお倚様な集団の䞭で、唯䞀実行可胜な圢だず蚀えたす。

    そしおむンドは、この動きを「反ドル」ず呌ばれるこずを慎重に避けおいたす。BRICS共通通貚には賛成せず、ブロック党䜓の統䞀決枈網にも乗らない。2囜間のCBDC接続ず、珟地通貚での貿易決枈。この線を越えたせん。米囜の50%関皎ず、BRICS通貚ぞの100%関皎ずいう譊告が、その慎重さの理由です。

    数字が瀺す脱ドル化の実像も、冷静に受け止めるべきです。倖貚準備に占めるドルの比率は2015幎の64.6%から2026幎第1四半期の57.13%ぞ䜎䞋したしたが、䟝然ずしお過半です。人民元は1.99%で、2021幎末のピヌクから䞋がっおいたす。囜際決枈ではドルが玄50%、人民元は2.73%。ドル䜓制の厩壊ではなく、緩やかな倚極化。これが統蚈の語る事実です。

    それでも、この動きを軜芖すべきではないず考えたす。決枈むンフラずいうのは、いったん敷蚭されお実務に組み蟌たれるず、コストの問題ではなく慣性の問題になるからです。6秒から9秒で完了する経路が実際に動き出し、䌁業の経理システムに組み蟌たれ、日々の商流がそこを流れ始めれば、地政孊の颚向きが倉わっおも、その配管は残りたす。

    革呜ではなく、配管工事。ニュヌデリヌで起きたのは、そういう皮類の出来事でした。そしお配管工事は、地味であるがゆえに、止めるのが難しい。今埌数幎、このパむプがどこたで延びるのかを、静かに芋おおく䟡倀がありたす。


    参考文献・出兞

    1. Interfax, "RDIF, BRICS Pay, BRICS Pay India agree to develop cross-border payments", 2026幎9月11日
      https://interfax.com/newsroom/top-stories/119094/

    2. RT, "Russian sovereign fund and BRICS Pay India agree to build payments project", 2026幎9月12日
      https://www.rt.com/india/645548-brics-pay-india-russia/

    3. Big News Network, "Russian sovereign fund and BRICS Pay India agree to build payments project", 2026幎9月12日
      https://www.bignewsnetwork.com/news/279302490/russian-sovereign-fund-and-brics-pay-india-agree-to-build-payments-project

    4. TASS, "RDIF, BRICS Pay and BRICS Pay India to cooperate on cross-border payments", 2026幎9月11日
      https://tass.com/economy/2186151

    5. The Tribune (ANI), "BRICS Pay to enable local-currency payments; India-Russia to sign MoU on UPI-Faster Payments link on Friday", 2026幎9月10日
      https://www.tribuneindia.com/news/business/brics-pay-to-enable-local-currency-payments-india-russia-to-sign-mou-on-upi-faster-payments-link-on-friday/

    6. The Tribune (ANI), "BRICS Pay opens platform to more countries, eyes decentralised payment network", 2026幎9月12日
      https://www.tribuneindia.com/news/business/brics-pay-opens-platform-to-more-countries-eyes-decentralised-payment-network/

    7. Reuters, "Modi, Putin seek stronger ties as Russia calls for BRICS to counter West", 2026幎9月11日
      https://www.reuters.com/business/aerospace-defense/modi-putin-hold-talks-new-delhi-trade-defence-2026-09-11/

    8. Bloomberg, "India Favors Central Bank Digital Currencies for BRICS Payments", 2026幎9月10日
      https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-09-10/india-favors-central-bank-digital-currencies-for-brics-payments

    9. Bloomberg, "India, Russia Explore Using Digital Currency Payments for Trade", 2026幎9月11日
      https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-09-11/india-russia-explore-using-digital-currency-payments-for-trade

    10. The Indian Express, "BRICS nations eye cross-border payments, local currency trade and investment", 2026幎9月11日
      https://indianexpress.com/article/business/brics-nations-eye-cross-border-payments-local-currency-trade-and-investment-10873773/

    11. The New Indian Express, "Finance chiefs at BRICS push cross-border payments, local currency settlements", 2026幎9月11日
      https://www.newindianexpress.com/india/2026/Sep/11/finance-chiefs-at-brics-push-cross-border-payments-local-currency-settlements

    12. Mint, "India pushes Brics to open markets, trade in local currencies", 2026幎9月11日
      https://www.livemint.com/news/india/india-calls-for-freer-trade-easier-movement-of-skilled-workers-within-brics-11789111008261.html

    13. Mint, "Piyush Goyal urges BRICS nations to link payment systems, pitches UPI", 2026幎9月11日
      https://www.livemint.com/economy/piyush-goyal-urges-brics-nations-to-link-payment-systems-pitches-upi-calls-for-cross-border-trade-in-local-currencies-11789114771093.html

    14. Business Today, "BRICS Summit 2026: India to encourage use of central bank digital currencies for cross border payments", 2026幎9月10日
      https://www.businesstoday.in/india/story/brics-summit-2026-india-to-encourage-use-of-central-bank-digital-currencies-for-cross-border-payments-554583-2026-09-10

    15. The Economic Times, "BRICS Pay can connect national payment infrastructures: CEO clarifies on de-dollarisation"
      https://economictimes.indiatimes.com/news/india/brics-pay-can-connect-national-payment-infrastructures-ceo-clarifies-on-de-dollarisation/videoshow/134138065.cms

    16. IMF, Currency Composition of Official Foreign Exchange Reserves (COFER)
      https://data.imf.org/en/datasets/IMF.STA:COFER

    17. SWIFT, RMB Tracker, 2026幎1月
      https://www.swift.com/sites/default/files/files/rmb-tracker_january-2026.pdf

    18. Reuters, "Why India's Russian oil imports sparked US tariffs amid Ukraine peace talks", 2025幎8月27日
      https://www.reuters.com/world/india/why-indias-russian-oil-imports-sparked-us-tariffs-amid-ukraine-peace-talks-2025-08-27/

    19. Reuters, "Indian refiners review Russian oil contracts after US sanctions", 2025幎10月23日
      https://www.reuters.com/business/energy/indian-refiners-review-russian-oil-contracts-after-us-sanctions-source-says-2025-10-23/

    20. Al Jazeera, "US imposes 50 percent tariff on India over Russian oil purchases", 2025幎8月27日
      https://www.aljazeera.com/news/2025/8/27/us-imposes-50-percent-tariff-on-india-over-russian-oil-purchases

    21. EY, "US imposes additional tariffs on India for buying oil from Russia"
      https://www.ey.com/en_gl/technical/tax-alerts/us-imposes-additional-tariffs-on-india-for-buying-oil-from-russia

    22. Centre for Policy Research India, "Russia and India's imports of petroleum crude"
      https://cprindia.org/cpr-insights-russia-and-indias-imports-of-petroleum-crude/

    23. CSEP, "India and sanctions on Russian energy: policy response and future options"
      https://csep.org/blog/india-and-sanctions-on-russian-energy-policy-response-and-future-options/

    24. Sber India, "BRICS countries discuss integrating fast payment systems and CBDCs"
      https://sber.bank.in/media/news/brics-countries-discuss-integrating-fast-payment-systems-and-cbdcs

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