メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bysskhras

番外編⑤ 「誠実の無駄打ち」をやめた私の、5ヶ月目の生存戦略。

    なんだかんだ復職してから5ヶ月が過ぎて、フルタイム勤務も1ヶ月やり遂げられそうだ。来月から完全復帰として頑張ろうと思う。
    この5ヶ月はここでも沢山の記事を通して語ってきた。プラスに思えたことやマイナスにしか思えないこと。沢山のことがあった。

    休職したことを心の中で「しなきゃもっと違ったのかな…」とか葛藤だらけの5ヶ月だった。休職前の時の自分、休職中の自分、復職してからの自分…その時々で苦しく感じることが多かった。けれど、苦しんだからこそ感じることができた、気がつくことができた、知ることができた。この事は今後の人生において大事になると思う。
    私はひたすら相手や環境に対して「誠実」に向き合い過ぎていた。そして相手が「いつか分かってくれるだろう」と思いながら、必死に関わっていた。今の私はもうそんな事はしない。私とその人の価値基準が違う、価値観が違う、そもそも人が違う。だから分かるわけがない。だから、一度水を向けるが駄目ならもう期待しない。周囲の人間は全員自分自身を守るのに必死で保身に走っているだけ。ならば私も同様に保身に走ろう。できる事はやるけど、それ以外はやらないし、自分自身を守る事だけを考えようと…。そこに気がつくことができた事で、職場の人は特にだけれど皆保身に走っていた。上司も矢面に立とうとしない。尻ぬぐいはしない。面倒くさい事や小さい仕事はしたがらない。たくさん見えてきた。その割に給与は高い金額をもらっている。「あ〜、なるほど」と思いつつ、私は私がやれば良い事だけをして過ごしている。

    プライベートでも相手を変えようとしていた自分自身を変えようと意識して、自分自身の気持ちを素直に伝えた上で理解されないのならそれまでだ。と見切りをつけている。人は経験しなければ本当の意味では理解されないし、皆保身に走っているのだから、相手の状態を推し量るまでの余裕なんて無いのだろう。そう思うことにして期待しない。

    私は今まで相手を尊重して生きてきたがそれも頻度を少なくして、自分自身を優先されるマインドに変えた。相手へ優しくすれば良い。それは相手も私を大切にしていて初めて成立する。相手からの優しさや大切にされている感を感じられて初めてこちらも優しさを差し出す。世の中ではギブアンドテイク。最初に与える事が美徳とされているが、それは理想な気がする。世の中には搾取ばかりして、いっこうにテイクしないやつばかりだから。よって、テイクされてそのテイクにおいてギブをする。あとは相手の意識と気持ち、そして自分自身の気持ちと意識において、互いに尊重や配慮していく構造が確立して初めてギブアンドテイクは完成する。

    そのあたりに気がつけたことはプラスだったと思う。これ以上、自分自身の「誠実」や「優しさ」を無駄打ちしなくて良いから。人と環境を俯瞰してみて、それからギブの程度を判断していくのが一番コスパも良いと思う。
    今の私はこの今までの人生において、沢山の搾取に沢山の物を奪われた。だからもう自分自身の気持ちに正直に生きていこうと思っている。そして過去の自分自身をとても労ってあげている。
    もう自己犠牲や尽くす事は辞めて、俺は俺の考え方を貫いて行こうと思う。

    ここまで5ヶ月もの間、精神的にも「なんでこうなるの?」と思うような事だったり今まで本当に報われたい気持ちで、何クソという負けまいという心でずっとやってきた。何をしても求める結果が来ないって精神的に辛いんだよな。仕事にしてもプライベートにしても…。本当に相手が言うことばかりが正義だったから。これからは俺の価値基準で生きていき、それを理解するかしないかは相手次第だし、違うならさよなら。というくらい淡白でありたい。
    本当に分かってもらいたい人にだけ伝えればいいのかな。とも思う。

    自己肯定感も自己有用感すらも低下することばかりの人生で、何度も悔しい思いもして、泣きたくなる日すらあった。俺だけ怒られたり、嫌な思いをする事ばかり。これからは自分自身で楽しいと思える人生として、俺を大切にしてくれる人だけを見て生きていきたい。そう思う。

    これまでの期間できっと山積みなほどの紙が積み上がり、今ではきっとその全てが糧となってこれからの味方となってくれるだろう。紙1枚分の努力をそしてそれだけの経験と学びを誇りにこれからを一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

    ​#創作大賞2026 #エッセイ部門

     
     
    ​「心だけは腐らせない」と決めた教員の記録。 度重なる逆境の中で見つけた、光と影を綴ります。 ​どん底を知ったからこそ書ける言葉がある。 誰かの孤独に寄り添う、そんなnoteを目指しています。

    あなたへのおすすめ