机上の空旅(7) アートは手紙
アートって手紙だと思っている。
作者から受け手に、過去から未来に。何か伝えたいことがあって人が作り、それが誰かに伝わる/解釈されるという流れで手紙とアートはよく似ていて、だから私はどちらも好きなのだなぁと感じている。そんな私がアートの島である小豆島を訪れたのは偶然ではなく必然なのかもしれない。旅のお供には東野圭吾の「手紙」を選択。が、船旅でほぼ読めず。無念。
神戸から深夜に出ているフェリーに乗り、七時過ぎに小豆島の坂手港に到着した。慣れない船旅と低血圧で若干ふらつきながら下船し、流れるようにバスに乗り込んだ。ここから土庄港に向かい、レンタカーを借りたらいよいよ旅のスタートだ。
今回の旅のテーマは「アート」。小豆島とその周辺の豊島、男木島を巡り、現代アートを楽しみつつ美味しい物を頂くことにした。この旅を計画したとき、香川県本土を巡ることも考えたのだが、如何せんうどんと私のアレルギーの相性が悪すぎた。なので、今回は帰路にちょっと寄るぐらいにして、めいっぱい小豆島たちを楽しむことにした。
小豆島には二泊するのだが、実質観光できるのは今日一日だけ。小豆島には見どころが多くありすぎてどこに行こうかとても迷った。血の涙を流しながら選定したルートは以下の通り。
エンジェルロード(徒歩)
妖怪美術館
草壁しょうゆギャラリー
小豆島酒蔵
二十四の瞳映画村、岬の分教場
まめまめビール
小豆島現代美術館(MOCA OLIVE)
ホテル
いやほんと見どころが多すぎる!!! 本当ならMOCA HISIOとかGEORGESgalleryとか行きたかった!!! でも時間がないから仕方ない!!
エンジェルロードをちょっと散策し、ちょっと車を走らせること10分ほど。着いたのは妖怪美術館。小豆島に妖怪!? と最初は思ったが、MeiPAMという古民家を活用した文化活動の一環で作られた施設らしく、明治時代の呉服屋さんがあったところや米などの倉庫などを活用しているという。そういうの大好き。
01号館は懐中電灯を持ちながら巡るスタイルで、普通の美術館とは違った雰囲気が味わえる。立体造形の妖怪たちも一個一個丁寧に作られていてかなり迫力がある。この見せ方素晴らしすぎる。大きい妖怪たちと触れ合える02号館、POP YOKAI展やモノノケマンダラなど面白い展示が満載。直営のカフェ&バーなんてのもあって楽しすぎて気が付いたらもう11時になっていた。あああああああああああ帰りたくない!!ここの子になる!!!!お酒飲むのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
でも時間は有限である。涙を流しながら車に戻り、発進。これからまだまだ行くところがある。安全運転を心掛けながらフルスロットルで巡っていきたい。
次は草壁しょうゆギャラリー。行くぞーーーーーーーー!!!
<行ったつもりの日程>
2026/6/16~6/19
<持って行ったつもりの本>
東野圭吾『手紙』
兄が突然殺人犯になってしまった弟の人生を描いた作品。殺人犯の弟として苦しむ弟が様々な人々と出会い、自分の人生を歩いていく。ほろほろ泣いてしまった。弟が変わっていく様子もすごいけど、私が何よりも目を奪われたのは兄からの手紙の変化。細かな変化が散りばめられている。東野圭吾やっぱりすごい人だなぁ。むっちゃ良かったのでぜひ!!
<旅程>
1日目
01:00~7:30 神戸―坂手港(小豆島) フェリー
07:41~8:28 坂手港―土庄港
エンジェルロード、土庄港観光センター
09:30 レンタカー
妖怪美術館 ¥2900
草壁しょうゆギャラリー ¥800
小豆島酒蔵
二十四の瞳映画村、岬の分教場 共通入館券¥1040
まめまめビール
MOCA OLIVE ¥1200
17:00 天空ホテル 海廬
朝・夕付き 16,500
2日目
09:00 レンタカー返却
10:30~10:50 土庄港―豊島
豊島美術館 ¥1800
心臓音のアーカイブ ¥1570
針工場 ¥520
18:10~18:30 豊島―土庄港
天空ホテル 海廬(二泊目)
朝・夕付き 18,700
3日目
08:30 チェックアウト
09:25~10:25 土庄―高松
12:00~12:40 高松―男木島
男木島図書館
豊玉姫神社
男木島灯台
水仙郷
17:00~17:40 男木島―高松
19:00 ホテルエリアワン高松
朝食付き ¥7850
4日目
10:00 チェックアウト
15:30~18:50 高松―大阪
<金額>
フェリー(往路) ¥5130
レンタカー 1日¥9900
豊島・フェリー ¥490×2
レンタサイクル(豊島) 一日¥2000
高松・フェリー ¥700
男木島・フェリー(往復)¥1020
高速バス(復路)¥4410
諸々含めて¥77020
土産・飲食含めて¥90000ほどと予想