
打たれてなんぼ
タンスの角に足の人差し指をぶつけたとき、中指かと思ったんです。
なんでそんなふうに感じたんだろう。
そう思って足を見てみたら、人差し指がいちばん長いことに気づきました。
手も中指がいちばん長いので、頭が勝手にそう判断したのだと思います。
ここでふと、他の人はどうなんだろうと思いました。
調べてみたところ、足の形には大きく分けて三つのパターンがあるそうです。
エジプト型:親指がいちばん長い。
ギリシャ型:人差し指または中指がいちばん長い。
スクエア型:親指から薬指までの長さがほぼ同じ。
まさか型名まであるとは思ってもみませんでした。
自分は人差し指が長いギリシャ型だったため、人差し指をぶつけやすいのかもしれません。
エジプト型は親指がいかにも丈夫そうなので、ぶつけても人差し指ほどの痛みはないと思います。
スクエア型はどこも飛び出てないので、こちらもそんなに被害はないかと。
もちろん、実際どうかは知りません。
さて、この人は何が言いたいんだと思ったことでしょう。
ですが、もうひとつ例を挙げるのでちょっと待ってください。
シャワーの水が一本だけ違う方向に進んでいたことがありました。
そのとき、なんだこいつはと思いながら該当の穴をギュッと押さえました。
すると水は元に戻り、何事もなかったようにシャワーを終えました。
お待たせしました。
ここでまとめといきましょう。
隊列から飛び出ていた足の人差し指は、タンスの角にぶつかった。
一本だけ違う方向へ進んでいた水は、出口を押さえられて周りと同じ向きになった。
これらの出来事から「出る杭は打たれる」という言葉が頭に浮かびました。
他と違うものがちゃんと打たれていたからです。
でも、実際はどうでしょう。
人差し指だけ飛び出してるのって、なんかちょっとかっこよくないですか?
あ、自分の足を褒めてほしいわけじゃないですよ?
指を人に見立てた場合の話です。
人差し指が先頭になって、周りを引っ張ってるように見えませんか?
シャワーはどうでしょう。
一本だけ別の道に進むのって、我が道をゆく感じがしてかっこよくないですか?
たしかに出る杭は打たれるかもしれません。
ただ、それは誇りに思うべきです。
打たれるということは、それだけ他と違っているということですから。
打たれてなんぼ。
そう思えるほうが、ちょうどいいのかもしれません。
補足ですが、余計なことをしたときも出る杭になることはあります。
それは全然かっこよくないので、注意してください。