
どれだけ緑に愛されているのか調査してみた
本レポートは、平葉与雨(以下、平葉)と「緑」の関係性を調査したものである。
まず、原初である誕生から。
平葉は5月に生まれた。
5月の誕生石はエメラルド。
いきなり緑の王様が登場した。
月では範囲が広いと思う人もいるだろう。
だが、平葉が生まれた日は木曜日なのだ。
木曜日には「木」が含まれている。
つまり緑だ。
これだけでもわかるとおり、平葉は生まれながらにして緑に愛されている。
すでに証拠としては十分だが、まだ足りないという人のためにいくつか補足を残しておく。
就活中に適職診断をやったことは誰でもあるだろう。
平葉は何度も試したが、いつも自然系の仕事が出た。
世の中には数えきれないほどの職種があるにもかかわらずだ。
そして、自然といえばやはり緑が思い浮かぶ。
緑から熱烈なアプローチを受けているとしか思えない。
失礼。
生まれがどこなのかを伝えていなかった。
個人情報のため詳細は省かせていただくが、平葉は東日本で生まれた。
東日本といえばJR東日本。
JR東日本といえばSuica。
ではSuicaといえば?
……緑だ。
好きな果物はバナナ。
バナナといえば黄色を思い浮かべるだろう。
だが、日本に輸入される時点ではどうか。
そう……緑だ。
これには法的な理由がかかわっているが、本筋ではないため省略する。
ここで重要なのは、もともと緑であること。
最初は味が好きだからだと思っていたが、調査を進めるなかで緑に惹かれた可能性が浮上した。
好きなパスタはジェノベーゼ。
ソースの色は……緑だ。
実をいうと、その存在を知ったのは半年くらい前のことである。
それまではカルボナーラがいちばん好きだった。
しかし、初めてジェノベーゼを食べたときに心が変わった。
これも緑が関係しているに違いない。
初めて買ったポケモンはリーフグリーン。
選んだ相棒はフシギダネ。
ここまで来ると不思議だね。
さらに気づいたことがある。
出先のトイレにある液体石鹸は、どこへ行っても緑なのだ。
むしろ緑があるトイレに引き寄せられているとさえ思う。
さて、ここまでで平葉が緑に愛されていることは事実と言えよう。
だが、この運命的とも言える関係には例外があることがわかった。
それは……緑の棒だ。
アスパラガスやインゲン、ニンニクの芽などが該当する。
平葉はそれを受け付けていない。
食べられなくはないが、食べたいと思えないのだ。
これに関しては、緑からの気持ちも薄らいでいるように感じる。
以上により、平葉はまず間違いなく緑に愛されていることがわかった。
しかし、そんな驚異的な事象の中にも「緑の棒」という例外が認められた。
なお、先述した棒たちとの関係には今も改善傾向は見られず、今後も継続的に調査をしていく所存である。